クラブウィザム 本庄サーキット走行会

2016.07.16
「第2回 Enjoy Circuit Run」開催レポート
in 本庄サーキット


  気軽に参加出来る走行会がコンセプトの「Enjoy! Circuit Run」を開催いたしました! 今回は車を愛してやまない若手メカニック 内藤による企画。クラブウィザムの走行会では初となる本庄サーキットでの開催です。
 サーキットでの走行ではブレーキ・スロットル・ハンドルによる車体のコントロール、公道では体感不可能な高速からのフルブレーキングによって、愛車の限界を知ることが出来、万が一の場合に一般道での危険回避や余裕を持ったドライブが可能になります。スポーツカーをお乗りの方ならば、一度体験していただきたいのがサーキット走行です。なんと言っても思い通りに愛車をコントロール出来たときの気持ちよさ、それがタイムに反映された時の嬉しさは堪えられないものがありますよ(^^

 エリーゼ・エキシージS V6・セブン合わせて12台が参加してくださいました!初サーキット走行のオーナー3人のほか、見学をご希望のオーナーもサーキットにいらしてくださいました。店長原田も270Rでの参加です。梅雨明け前で不安定な天気が続く毎日に、当日の天候も不安があったものの、雨に振られることもなく曇りの一日となりました。青空の下、サーキットを走るのは気持ちが良いものですが、この時期は強烈な日差しに体力を奪われてしまいますから、雲が太陽を遮ってくれる日はサーキット走行に絶好の日なんです。

 まずはドライバーズブリーフィング。サーキット側スタッフが注意点などを時間をかけて説明してくださったため、初参加の方にもわかりやすいブリーフィングでした。走行がスタートするまではサーキットウォークの時間に充てられています。ぐるりとサーキットを自分の足で歩きながら、路面の状態やコースレイアウトを把握します。スタッフの方が、コーナー毎のポイント・攻め方などを説明してくださいました。車に乗ったままではわからないような細かな路面状況まで把握することが可能です。

 ブリーフィング後はゼッケンを貼り付けたり、計測器を取り付けたり、エアチェックをしたりと準備を進めながら、集中力を高める時間です。初めての場合は何かと戸惑うことがあるかもしれませんが、同行のメカニックにお気軽にご相談ください。ゼッケンの貼り付け方からタイヤのエアチェックやホイールボルトのトルクチェックなど、可能な限りしっかりとサポートさせて頂きます。工具をお持ちでなくても大丈夫ですよ!

 コースイン。1本目は完熟走行で、まずはコースの感触を確かめながらタイヤを温めます。本庄サーキットは回転半径の小さなコーナーが多い、ストップ&ゴーと呼ばれるサーキットですから、ロータスやケータハムのようなライトウェイトスポーツカーの挙動を知るにはもってこいです。この日は10分の走行 x 6本。10分の走行枠を走り終えると汗だくでへとへとになり、サーキット走行はスポーツだということを実感します。

 走行の合間にはみなさん熱心にコースの攻め方・ライン取りなどを議論していました。同じ車に載ってる方同士、議論にも熱が入ります。午前中に3本の走行を終え、汗を流したあとはランチタイム。おいしいものを食べておなかいっぱいになったあとは午前中のリザルトを見ながら一喜一憂したり、午後の走行に向けてイメージトレーリングをしたり。内藤メカはバケットシートやサスペンションなど、モディファイの相談を受けていました。

 一番台数の多かったエリーゼ。ELISE 1.6、ELISE Club Racer、ELISE-S、ELISE-S Club Racer、そしてELISE CUPと、Mk-3世代のエリーゼが勢揃い。

 そしてEIXIGE-SとEXIGE-S Roadster。EXIGE-Sのオーナーは初サーキットにも関わらず、V6の350馬力を生かして豪快な走りを楽しんでいらっしゃいました。コーナーの立ち上がりからの加速はやはりV6は圧倒的ですね。

 そしてSEVEN 160、BDR、SEVEN 270R。参加車両の中でもっとも軽量なSEVENは、コンパクトな本庄サーキットのコーナーを水を得た魚のように駆け抜けていきます。

 ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!今回参加出来なかったオーナーからも、早くも次回走行会のリクエストをいただいております。全く初めての方でもブリティッシュライトウェイトスポーツで楽しんでいただけるような壮行会を企画してまいります。今後ともウィザムカーズをよろしくお願いいたします。