クラブウィザム ドライビングアカデミー

2017.01.28
Club Witham Driving Academy 開催レポート
in TC2000


 1月28日に筑波サーキットにて「Club Witham Driving Academy」を開催いたしました! 一度に30台程度までは走行できるTC2000ですが、走り易さを重視して一回の走行を20台以下に絞っています。今回はサーキット初心者からレースで表彰台を獲得するベテランまで、LOTUS勢はELISE Mk1からEXIGE-S V6まで新旧15台が、CATERHAM勢は160からCSR350・620Rまでの7台がご参加くださいました。
  今回の走行会はウィザムカーズ代表 篠原がインストラクターとして同行し、ドライビングレクチャーを行います。レクチャーとは言ってもいいタイムを出すことだけではなく、「愛車を思い通り操る人馬一体の歓び」を1人でも多くの方に味わっていただくことが目的です。また、サーキットで愛車の限界を知ることで、公道でも余裕あるドライブが可能になり、結果的に安全に車を楽しんでいただけます。

 1週間前の天気予報では傘マークが表示されており心配していたのですが、当時はご覧の通り雲一つない快晴!気温は低いものの、澄み切った空気の中を走る冬ならではの気持ち良さがあります。スタッフは参加者よりも一足先に現地入りし、テントを設営したりテーブルと椅子を設置して、Club Withamブースの準備です。体力を使うスポーツ走行の合間にしっかりと身体を休めていただけるよう、ドリンクなどをご用意させていただきました。

 クラブウィザムのブリーフィングで当日の流れや注意点などをご説明したあとは、全員が集まってのドライバーズブリーフィング。サーキット側スタッフはとても丁寧にフラッグの見方や注意点などを時間をかけて説明してくださり、初サーキットの方にも分かり易いブリーフィングでした。
 走行前の準備は手慣れた様子のベテラン参加者が多く、初参加の方にもアドバイスをしながらテキパキと進みます。メカニック内藤はタイヤのエアチェックや、ホイールボルトのトルクチェックの他、チューニングのご相談を受けたりと大忙し。1人で走行会に参加するとなかなか手が回らないエアチェックなども、クラブウィザムの走行会ではメカニックにおまかせください。万が一の故障などにもすぐに対応できるよう、走行中もメカニックは常にピットに待機しています。走行会前のメンテナンスやチューニングと合わせてしっかりとサポートいたしますので、 参加者は安心してアクセルを踏んでください(^^

 待ちに待ったコースイン!Wako's 2Elevenをドライブする篠原が参加者と共にコースを周回してそれぞれの走りを観察しながら、クセやウィークポイントをチェックします。
 筑波サーキット コース2000はいつも少人数制の走行会を開催している本庄サーキットよりも規模が大きな分、ハイパワーな車の参加者ものびのび走っていただけたのではないでしょうか。メインストレートとバックストレッチを大小の複雑なコーナーで結んだ日本有数のテクニカルなコースとして知られるTC2000は、パワーによる差が出にくく、車を操る歓びを存分に味わえるコースレイアウトがロータスやケータハムに持って来いです。

 走行の合間はインストラクターによるドライビングレクチャーや質疑応答の時間です。走行直後で疲れているにも関わらず、みなさん熱が入っていました。いつもご参加いただいている方は技術もレベルアップしており、より踏み込んだ内容の質問がバンバン飛んできます。レース参戦経験が豊富な参加者には、より実践的なレクチャーも出来た様子です。

  一方ではライン取りやコーナーのアプローチ、チューニングやパーツなど、参加者同士での議論も白熱していました。初参加のオーナーもクルマ談義に花を咲かせて、あっという間に溶け込んでいます。こういったひとときも、仲間同士で参加する走行会の楽しみの一つですよね(^^

 2本目からはレクチャーや質疑応答の内容を踏まえて、それぞれに試行錯誤を繰り返しながらスポーツ走行に望みます。短い時間に集中して走行するため、反復練習には最高です。

 参加者には確かな手応えを感じていただけたようで、レクチャー後は参加者の車の動きが目に見えて違います。コーナーの脱出速度が明らかに上がった方もいて、篠原もみなさんの上達ぶりには驚いていました(^^

 参加者のみなさま、ありがとうございました!今回はご予定が合わなかった方も次回は是非ご参加下さい。ウィザムカーズはロータス・ケータハムのオーナーになっていただいてからも充実したカーライフをお送りいただけるように、様々なイベントをご用意しています。レースへの参戦をお考えの方には、マシン作りから表彰台に上がるまでのサポートも行っています。ツーリング派もサーキット派も、ブリティッシュ・ライトウェイトスポーツカーのことならば、ウィザムカーズにおまかせ下さい!