初めてのSEVEN選び

ウィザムカーズではクラシックなセブンから、インジェクション世代のセブンまで 各世代のユーズドカーを取り揃えております。

「SEVENに興味があるんだけれど、どれを選んだらいいの?」というご質問をしばしばいただきます。大きく分けると搭載しているエンジンの違いによってキャラクターが決まるため、主要なエンジンをご紹介いたします。

用途やお好みによってオススメの車種が変わってまいりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。自身もSEVENに乗るスタッフがじっくりとご相談に乗らせていただきます。

Caterham Seven Engines History

 1968年から30年以上に渡りセブンの主力エンジンであり続けたFord 225E、通称「ケント」。優れた設計と耐久性の高さを持ち、ショートストロークで高回転までよく回るエンジンでありながら、低回転のトルクも十分。CATERHAMでは90年台まで採用されていました。パーツの入手性がよく、キャブレター世代の入門用としても最適です。

1993 1700GTS


 FORDエンジンの腰下部分を使い、LOTUSが独自に開発したDOHC2バルブヘッドを装着したモデルです。ベースとなったKENTエンジンと比べ、更なるパワーと高回転化を実現しました。ショートコックピット、リジットアクスルのクラシック世代に最もふさわしいエンジンです。

 熱狂的ファンが多い事で有名な、コスワースエンジンを搭載したこのモデル。 こちらもベースはKENTですが、コスワース製4V・ツインカムへッドにより圧倒的な高出力とレスポンスを実現。 1600ccと1700ccがあり、どちらもクラシック世代では最もカリスマ性の強いエンジンです。レーシングカーさながらの迫力あるエキゾーストノートは全モデルの中でもベストと評されます。

1988 BDR


 COSWORTHがGMの為に開発したTWINCAMヘッドを搭載した、キャブレター世代最後で最強のモデルがヴォグゾールになります。2000ccの排気量はトルクフルで低回転から高回転までとても扱い易いエンジンです。エンジン本体の信頼性も高く、キャブレターモデルでありながらパワフルな車両をお探しなら、このモデルとなります。

Vauxhall Racing


 インジェクション世代で最も多くのバリエーションが用意されたのがROVER Kシリーズです。CATERHAMでは1400cc、1600cc、1800ccの排気量があり、さらに様々なチューニングが施されたモデルが存在します。LOTUS ELISEでも採用されたKシリーズの特長は、シンプルで軽量!と言う点です。インジェクションの採用によりメンテナンス性や始動性も大きく向上し、スーパーセブンがさらに身近なクルマになりました。

1400 SuperSport


 新世代のインジェクションモデルが1600ccのSIGMAになります。非常に軽量且つトルクフルな特性で、軽量なSuper7にはピッタリなエンジンです。  信頼性が大幅に向上し、専用のECMにより完全に制御されたエンジンは、新世代の環境問題もクリアーする懐の深さを持っています。現時点では維持、メンテナンスの点においても最も優れたエンジンと言えるモデルです。

2008 Roadsport 200


 新世代のインジェクションモデルのうち、よりハイパワーなSEVENに搭載されるのが2000ccのDURATECです。NA 170馬力からスーパーチャージャー付 310馬力まで、多くのバリエーションが存在します (一部モデルで2300ccモデルもあり)。こちらもSIGMA同様に信頼性が大幅に向上しています。

現行モデル 480/620


 唯一軽規格のSEVENである 160に搭載されているのが、SUZUKI K6A(660ccターボ)です。シリーズ最軽量(490kg)の車体と80馬力のエンジンの組み合わせは法定速度内でもエキサイティング。維持費・メンテナンス・信頼性・環境性能の全ての点で最も優れていると言えるモデルです。

160