3 Wheeler(スリーホイラー)はその名の通り3輪仕様のスポーツカーで、100年以上の歴史を持つモーガン社の原点となるモデルです。製造中止から半世紀以上経った2011年に現代のコンポーネントで蘇らせたこのモデルは、そのアイコニックなフォルムはそのままに、1983ccの「Vツイン」燃料噴射式エンジンとマツダ製5速MTギアボックスが搭載され、同価格帯で他を圧倒するパワーウェイトレシオを誇ります。車でひたすら走ることが「冒険」そのものだったあの頃。3 Wheelerに乗れば、当時感じた楽しさや情熱がよみがえります。
3 Wheelerは、あくまでも走ることを楽しむための車です。航空機を思わせる計器盤を装備した革張りのコックピットに座れば、道路を飛ぶかのような気分を味わえます。打てば響くようなレスポンスも備えています。S &S製エンジンは、トルクが大きいため、低い回転数で高い出力を発揮。2.0リッターながらパワフルなこのエンジンを、585kgという超軽量ボディと組み合わせた21世紀の3 Wheelerは、これまでの概念を覆す加速性能、走行性能、経済性を兼ね備えたモデルです。
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モーガン社は、創業者ヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガンが1908年に自分用に製作したシングルシーターのスリーホイーラーから始まります。その後、1910年のモーターショーで展示されたスリーホイーラーの成功が現在の礎となっており、モーガン社にとって強い思い入れのある車両です。1911~1952年まで作られたスリーホイーラーを、現代のコンポーネントで蘇らせたのが2011年に発表された現行のスリーホイーラーで、スチールのラダーフレームにボディパネルを支える木の骨格という基本的な構造は他のモデルと同様ですが、乾燥重量585kgと言う圧倒的な軽さがその大きな特徴の1つです。クラシカルでありながら力強いスタイリングも、一度見たら忘れられない個性があります。個性的なのはスタイリングだけではありません。ノーズ部分に搭載されるのは、2,500rpmで最大トルクを発生するS&S製の2.0L Vツインエンジン。レシプロエンジンの古い飛行機のようなコックピットに座り、Vツインの鼓動とサウンドを感じながらカントリーロードをクルーズしたら、最高の気分が味わえそうです。
全長 | 3,290mm | |
全幅 | 1,740mm | |
全高 | 1,105mm | |
ホイールベース | 2,390mm | |
トレッド 前/後 | ||
最低地上高 | ||
車両重量(乾燥重量) | 585kg | |
エンジンの種類 | S&S 1,979cc V twin | |
排気量 | 1,979cc | |
ボア×ストローク | 108.0 x 108.0 | |
使用燃料 | 95 + RON | |
燃料タンク容量 | 42L | |
最高出力 | 51kw(69PS)/5,200rpm | |
最大トルク | 129Nm(13.2kgf/m)/2500rpm | |
最高速 | 185km/h | |
0-100km加速 | 7.0s | |
トランスミッション | 5速MT | |
サスペンション形式 | ダブルウィッシュボーン/コイル | |
カンチレバー/コイル | ||
ブレーキ形式 | ベンチレーテッドディスク | |
ドラム | ||
タイヤサイズ(標準仕様) | 4.00/19 | |
175/65/15 | ||
ホイールサイズ(標準仕様) | ワイヤーホイール 3.5J x 19 | |
ワイヤーホイール 6J x 15 |
MORGAN 3WHEELER SPEC & PRICE LIST
ACCESSIRUES
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