
2022.10.29-30
「クラブウィザム・オータムツーリング2022」
開催レポート
10月29~30日、久々のオータムツーリングを開催いたしました。2019年は台風により日帰りとなり、2020・2021年はコロナで開催できず・・・1泊での秋のツーリングは実に4年ぶりとなります。
DAY1
スタッフは4時半にファクトリーに集合し、出発。天気予報は一日快晴!しかし気温は低め。サイドスクリーンを取り付け、ヒーターを効かせて中央道で集合場所を目指します。
集合:双葉SA
時刻は7時30分。集合場所の中央自動車道の双葉SA(下り)は多くの車であふれる中、続々と集まるブリティッシュ・ライトウェイト・スポーツカーたちは注目を集めていました。
今回はELISE Mk1からEXIGE SPORT410までのロータス15台、SEVEN160からSEVEN620Rまでのケータハム11台、PLUS SIXと4/4のモーガン2台の合計28台の英国車が集結!弊社からは篠原がELISE SPORT240 Final Edition、榊原・絹川がMORGAN 4/4にて参加いたしました。
目的地は、白樺湖方面。今回のルート・プロデュースは原田が担当しています。事前に試走を重ね、直前までルートを検証。たっぷりのワインディングと紅葉を楽しめるルートを設定いたしました。
ほぼ全員揃った段階でブリーフィングを開始します。スタッフを代表して篠原よりご挨拶とルートの説明。単独での参加者も多いため、ナビゲーターが必要なコマ図ではなく、一般的なマップをお渡ししてのツーリングとなりました。
ご夫婦や親子でご参加いただいている方も多く、スタッフの車両を含めると延べ28台・総勢35名がご参加くださいました。
双葉SAが混み合っているため、少し時間を繰り上げてオータムツーリングスタート。榊原のドライブするMORGANの助手席から参加者の走行する姿をカメラに収めるために、サイドスクリーンを外し、フロントスクリーンを倒して走り始めます。
スタート~みずがき湖
中央自動車道を少し走って韮崎ICへ。本線へ出るとダイレクトに前から吹き付ける風が冷たい!!陽射しの暖かさがありがたいです。韮崎ICを下り、一般道へ。まず最初の集合ポイントはみずがき湖です。
紅葉シーズンの土曜日ということもあり、車が多いことを心配していましたが、高速を降りてからの県道23号は交通量が少なく、気持ちのいいペースで快走出来ます。
9時前にみずがき湖に到着!秋晴れの空の下、湖畔で紅葉を眺めながらしばし車談義に花を咲かせます。これだけ英国車オーナーが集えば、自然と車談議で盛り上がります。ロータスオーナーはケータハムやモーガンが気になりますし、逆もまた同様です。
こういったオーナー同士の交流も、ツーリング・イベントの醍醐味の一つですね。クラブウィザムのイベント初参加の方も少なくなかったのですが、同じ英国車に乗る者同士、すぐに打ち解けていたようです。
榊原と絹川は撮影班として、早めにみずがき湖を後にして、昼食ポイントを目指します。そのままレストランを目指すとあっという間に着いてしまい物足りないので、ぐるりと遠回りしてワインディングを堪能できるようなルートを設定しました。
みずがき湖~メルヘン街道~小海リエックスホテル
しばらく道なりに北上し、佐久穂町から国道299号 メルヘン街道へと入ります。メルヘンとは名前からイメージに反するようなタイトなワインディングが続く国道299号。ライトウェイトスポーツカーを楽しむにはもってこいの道です。各々のペースでワインディングを楽しんで頂きました。
ランチ
メルヘン街道を外れ、八ヶ岳ビューロードを少し走るとランチポイントの小海リエックスホテルに到着です。
ワインディングで心地よい疲れを感じながら、ビュッフェ形式でのランチを楽しんで頂きました。今日の夕食まで我慢が出来ず、ノンアルコールビールで乾杯しているオーナー達も。初めて同席となるオーナー同士でも時間の経過と共に、笑顔が増え会話も弾んでました。
午前中のワインディングで既にお腹がいっぱいという声もありましたが、午後もまだまだ走ります!
ランチ~299~八ヶ岳エコーライン~原村自由農園
ランチの後はホテルの駐車場にて集合写真を撮影!
小海リエックスホテルを出たら国道299へ戻り、標高2,120mの麦草峠を目指します。国道では渋峠に次いで2番目に標高が高い峠です。
峠付近はタイトなヘアピンが続きますが、交通量は少なく、ライトウェイトスポーツカーのオーナー達には楽しんで頂けたかと思います。国道299号のダウンヒルを楽しみながら、次の休憩ポイントたてしな自由農園へと向かいます。
原村自由農園~ビーナスライン~スカイパークホテル
新鮮な直産物が購入できるたてしな自由農園は駐車スペースも広く、地元の方達も利用している様子で、多くの人たちで賑わっていました。隣の808カフェレストランでは、お茶を飲みながらゆったりと一休み出来るだけでなく、自家製ソーセージなどのお土産を買うことも出来ます。ここで一休みしてから、宿泊地のスカイパークホテルへ向かいます。
日が落ち始める頃にビーナスラインに入ります。夕日で黄金色に輝く一面のススキを楽しみながら1日目のゴールを迎えました。
ビーナスラインを白樺湖から霧ヶ峰へ向かう途中に位置する車山高原スカイパークホテルが今回の宿です。標高1500mの丘の上に立ち、信州の山々を一望できる絶好のロケーション!ロビーからの眺望の素晴らしく、眺めていると一日の疲れも癒される思いです。
ホテルでの夕食は皆さんドライブの疲れが見えるなかでも、各テーブルごとに大変に盛り上がっていました。各テーブルにスタッフがお邪魔した際には、ライトウェイトスポーツに乗り始めた背景を熱く語って頂いたり、それぞれお乗り頂いているクルマのフィーリングや感想を頂きました。みなさん話が尽きることがないようでしたが、明日に備えて少し早めにお開きとさせていただきました。
DAY2
2日目スタート
2日目は雨が降ると言われるWitham Carsの秋のツーリングですが、今回は二日目も絶好の秋晴れ!冷たい空気の中、ホテルから望む朝の景色は本当に見事でした。
早起きして朝食前に早速ビーナスラインを走りにいったオーナーもいらしたようですね。朝食をしっかり食べてエネルギーを蓄えた後は、出発の準備とブリーフィングです。
2日目の朝はビーナスライン~蓼科スカイラインを楽しみながら佐久方面を目指します。蓼科山をバックに森の中を走るルートに飽きることはありません。途中、大河原峠までは落石が所々見られたものの、交通量も少なく、標高2,090mまで一気に駆け上がります。
標高を上げるほどに気温は低く、霧が濃くなって来ました。大河原峠では道路や木々が霜で白くなっており、場所によっては路肩に雪が残っています。もう少し時期が遅かったら危なかったかもしれませんね。
蓼科スカイライン~JAXA
大河原峠を下ると突如現れるのがJAXA美笹深宇宙探査用地上局のパラボラアンテナ!直径54mのアンテナで 200 万キロメートル以上離れた深宇宙を調査しているそうです。他に人工物がない山の中に巨大アンテナがたたずむ非日常的な風景にしばし見入ってしまいました。
蓼科スカイライン~ヘルシーテラス佐久南
最初の休憩ポイントはヘルシーテラス佐久南。秋の味覚や名産品が並ぶ産直コーナーは大賑わい。思い思いに買い物を楽しんだ後は、ソフトクリームを頬張ってひとやすみ。冷たさと甘さが疲れた体に染みますね。
ヘルシーテラス~254~おかた茶屋ランチ~道の駅しもにた
ヘルシーテラス佐久南から国道254コスモス街道を東へ。下仁田の山間部を抜けると、2日目のランチに設定したおかた茶屋さんに到着です。ツーリングやクルマの話題で盛り上がりながら名物の味噌こんにゃくやもつ煮に舌鼓をうち、お腹を満たしました。そして最終ゴールの道の駅しもにたへ。2日目ルートは任意参加でスタートもバラバラだったこともあり、最終ポイントの道の駅しもにたでお会いできたのは1台でしたが、最後までご参加いただき、ありがとうございました。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。久しぶりに開催したClub Witham オータムツーリング、如何だったでしょうか?また、今回ご予定が合わずに参加できなかった方も次回は是非ご参加頂ければと思います。今後も走行会、ツーリングなど企画してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!