Maintenance Record



GINETTA G4
メンテナンス

GINETTA G4の点検・整備作業を一部ご紹介致します。
今回ウィザムカーズ・クオリティーのUSED CARとする為の作業を中心に、1000mile前に行った集中メンテナンス及びモディファイの画像となります。
エンジン関係はもとより、サスペンションアームメッキ処理、フルブッシュ交換、エキゾーストパーツ製作、その他インテリア関係、、、、等、隅々まで行き届いたメンテナンス内容をご覧下さい。


GINETTA G4が持つポテンシャルを発揮出来るように、ブレーキ、サスペンション周辺から作業を始めます。
ブレーキパッドの残量測定から始まり、ローターチェックや、フルードの交換等を行います。


足回りは1度分解し、ブッシュ交換を行います。ブッシュ交換によりGINETTA G4本来の動きを取り戻します。
サスペンションアームにメッキ処理を施すことで防錆は勿論、サスペンションアーム1本1本が強調され大変美しくなりました。


エンジン周辺はキャブレターの調整から始まり、ZETECエンジンの性能を完全に引き出す為のメンテナンスを行いました。
消耗品のタイミングベルトを交換する際にオイルポンププーリーの磨耗を発見しました。今回はブッシュ圧入+切削加工によりノーマル以上の耐久性を確保する方法を選びました。
タイミングベルトに若干の伸びや劣化があるだけでも、重大なトラブルの原因となります。今回のキャブレター調整やベルト交換等の作業により本来レスポンスを取り戻す事が出来ました。


ラジエターをオーバーホールします。コアを高効率の物に交換。同時にラジエターシェラウド廃止、電動ファンを直付けしました。これにより大幅な冷却性能がUPし、真夏でも安心してドライブを楽しむ事が出来ます。
フューエルフィルターを新設しました。基本的な事ですが、このパーツによりキャブの詰まりを事前に防いでくれます。


エンジン周辺では、オイルキャッチタンクの装着です。
設備場所を決め、取り付けのブラケットをワンオフで製作しキャッチタンクを取付しました。
今回取り付け場所は掃気の為、リヤバルグヘッドに装着しました。


エキゾーストパーツのリニューアルです。エキゾーストマニホールドをリフレッシュ(ポリッシュ)してエンジンルームに輝きが出て来ました。
サイレンサーはエミッション問題を考慮して触媒入りのマフラーをワンオフで新たに製作しました。(環境問題を考えクリーンな仕様となっています。)
バッテリーは軽量タイプのドライセルバッテリーを装着。


インテリア関係も手抜き無く作業を行います。
まずはステアリングシャフトを一度分解し、ガタツキを無くします。これで気持ち良く、ドライブして頂けます。
メーターパネルに操作し易い様にスイッチを移動、カットオフスイッチは前オーナー様により増設済みです。

シートもレザーを張替え一新し、ロールバーやウィンドウ等細部にコダワリのパーツを装着していきます。
画像では確認し難いですが、ウィンドウには脱落防止ステーを追加。
最後にアライメントをチェックして今回のメンテナンスは終了です。