Maintenance Record



CATERHAM SEVEN620R
オールペイント

CATERHAM SEVEN 620Rのオールペイントのご依頼をいただきました。

元々は、SEVENの定番カラーである無塗装アルミパネルにグリーンのノーズコーンの組み合わせでしたが、オーナーのご希望でオールブラックにお化粧直しです。

足回り他、塗装の際に邪魔となるパーツを全て取り外し、塗装ブースへ搬入された620R。
丹念にマスキングされ、サフェーサーが吹かれた状態です。このあと熟練の職人により、塗装が施されていきます。

塗装から戻ってきたエンジンフードです。
アルミヘアラインだったエンジンフードも、つややかなブラックに塗り上がりました。

塗り上がった620Rはマスキングテープ等で入念に保護をした上で、各パーツを元通りに組付けて行きます。
塗り上がったばかりの車両はいつも以上に慎重な作業が求められるため、新旧数多のSEVENを手がけてきたメカニックも険しい顔つきです。

塗装の表面はどこまでも滑らかで顔が映込むほど。どこにも負けない最高の仕上がりとなりました。

ブラックのボディにカーボンフェンダー&レーシングスクリーンの組み合わせと言うと一見地味にも思えますが、仕上がってきた実車を見ると、威圧感すら感じるほどの存在感を放っています。
アルミ/グリーンとは正反対のスパルタンなSEVENへと見事に変身を遂げました。