Parts, Modify&Repair
2015.06.07 UPDATE
シートベルトバー&スピーカーマウント
ウィザムカーズではエキシージ及びエリーゼに
適合するシートベルトバーとリアスピーカー移設
マウントを発売致します。
■シートベルトバー
素材: クロームモリブデン鋼 or スチール
直径: 38mm
ブラック塗装仕上げ
純正ロールバー後方への固定により、衝突時のバーの動きを防止する構造です。
■スピーカーマウント
素材: FRP
色: ブラック
バー取付時のインテリアパーツの加工面積を最小限度に止めて、リアスピーカーの使用を継続することが可能です。

Witham Cars Original
Seat belt Bar & Speaker Mount
価格(税別/工賃別):
・クロモリ製シートベルトバー ¥49,000
・スチール製シートベルトバー ¥39,000
・スピーカーマウント(左右) ¥29,000
適合車種: ELISE(1ZR、2ZR)、EXIGE-S V6
ELISE、EXIGEでサーキット走行やレースを行う際の必需品が、4点式や6点式のシートベルトです。
そしてその
シートベルトを車体に強固に固定する為に必要となるのが、シートベルトバーというパーツです。
ロータス用として
従来から様々なものが販売されてきました。今までは車体に無加工で簡単に装着できる点を最優先に製作された
商品が一般的に普及しており、安全面を優先して開発されたものは、なかなか入手が困難な状況にありました。
しかし、LOTUS史上かつてない程のパフォーマンスを発揮するEXIGE-S V6の登場により、オプションパーツの安全性が今まで以上に注目されるようになり、シートベルトバーに関しても従来の仕様ではなく更に安全性を重視したパーツを希望する声が多くなりました。
そこでウィザムカーズでは、安全面を最優先した構造を採用しスマートなフィッティングも可能としたオリジナルシートベルトバー&スピーカーマウントを開発致しました。
シートベルトバーの形状は衝撃に最も強い単純な直線形状とし、素材は軽量で高剛性なクロモリ鋼を採用、 英国LOTUSのワークス部門であるLOTUS SPORT社がレーシングカーに使用している部品と同レベルの 性能と品質を実現しています。同時に、価格を抑えたスチール製もご用意いたしました。
弊社の新しいシートベルトバーは、ELISE系シャシーに標準で採用されているロールバー(正式名称はシートベルトマウンティングフレーム)に直接ボルトで固定する方式です。
そしてシートベルトバーの固定方向は、ロールバーの後方から車両の進行方向にボルトを挿入するカタチです。
もっともシートベルトに負荷がかかる車両前面の衝突が発生した際にも、シートベルトバーへの衝撃をロールバー全体が受け止めるので、シートベルトバー自体が前方に動いてしまう危険な現象が発生しない理想的な取付方法と言えます。
上記イラストは弊社のシートベルトバーと従来品との取付方法の違いと、強い衝撃が加わった際に発生してしまうバーの動きを想定したアニメーションです。
前述のように正面から衝撃が加わった際、弊社シートベルトバーはシャシーと直結したロールバー全体がストレスを受け止めるため、危険な動きが発生せずシートベルトが安全にドライバーの身体を保持し続けます。
一般的なシートベルトバーでは、正面からの衝撃を受けた際、取付方法と位置・方向が原因となり完全に衝撃を受け止める事ができず、前方に動いてしまう可能性があります。「ほんの少しぐらい動いても大丈夫!」とお考えの方も多いと思いますが、そのわずか数cmの動きがモータースポーツの現場では致命的な差になります。
モータースポーツ用シートベルトは、衝撃が加わった際にドライバーを守る為若干伸びるように作られています。
この伸びにシートベルトバー自体の動きが加算されてしまうと、せっかくのシートベルトが本来の機能を発揮できず、安全を確保できない状況に陥ってしまいます。
LOTUS SPORT社も採用している理想的なこの方式のシートベルトバーが一般的に使われなかった理由は、安全性を優先してシートベルトバーを設計すると、最も強度を維持できるストレート形状の採用が不可欠となり、リヤスピーカーの撤去や内装の切開加工が避けられないことになってしまうからです。そこで弊社が今回開発したシートベルトバーは、強度を重視してストレート形状を採用し、スピーカーの撤去を避けるためのスピーカー移設用マウントも同時に製作致しました。このパーツの組合せにより安全性を最大限に確保しながら、インテリアパーツの加工を最小限に止めて、リアスピーカーも使用し続けることが可能となりました。
現在サーキットで4点式や6点式シートベルトを使用中のオーナー様や、今後サーキット走行のため4点式シートベルト装着をご検討の方は、是非一度その安全性の確保についてもお考えください。