2010年から2011年までのたった1年間しか生産されなかった、非常に珍しい後期型 Mk.2 LOTUS EXIGE Sをベースに、ワンメイクレース『LOTUS CUP JAPAN』のレギュレーションに沿って作られた特別な車両が入庫しました。
公道走行を可能としながら、本格的なサーキット走行を想定し、ベース車両とは一線を画すパフォーマンスを秘めております。
後期型の特徴は、アグレッシブなデザインとともに、空力性能も向上したフロントエンドと大型リアウィングの追加が挙げられます。リアクラムシェルと一体型のようなリアウイングは、2007年のジュネーブショーで公開されたGT3コンセプトを彷彿とさせ、まさにレースカーのためのデザインといえます。
パワーユニットは可変バルブタイミング・バルブリフト機構を備えた2ZZ-GEエンジンにスーパーチャージャーとインタークーラーを搭載し、最高出力220ps/8,000rpm、最大トルク210Nm/5,000rpmを発揮。930kgというその軽量さも相まって、カタログ値では0-100km/hが4.3秒、0-160km/hが9.98秒、最高速は256km/hに達します。
ベース車両の時点で既に高いポテンシャルを秘めているEXIGEですが、さらに本格的なレース用エキップメントを実装した当車両は、奥底に眠る真のパフォーマンスが解き放たれた一台といえるでしょう。
今回ご紹介の車両はLOTUS CUP JAPANへの参戦は1度のみで、その後はツーリングをメインとし、下記にてご案内する
リフレッシュ作業を継続的に行い仕上げて参りました。
オーナー様の元に仕上げてきた車両はLCJレギュレーションに沿うメンテナンス&モディファイが行われて来た為、チューニングカーとは違ったレースカー然とした風貌となります。
現状で即スポーツ走行やサーキット走行をお楽しみいただけるコンディションとなりますが、ご希望により更に追加モディファイ等を施しご納車する事も可能です。
大変貴重な後期型2ZZ搭載EXIGE-Sを、時間をかけて仕上げた1台となります。