クーラー取付がひと段落し、ほぼ同時期にスタートしていたプロジェクトがエンジン編です。
前回の番外編でノーマルのエンジンが調子を崩し、急遽修理が必要となった事をご案内致しましたが、今回は遂にチューニングエンジン編となります。
ESCORTエステートのノーマルスペックでは一般道の流れに乗るのが精いっぱいの馬力だった為、もう少し速くしたい!と思い新たなスペックのエンジンを製作する事にしました。
幸か不幸かエステートはベースがX-FLOWエンジン(通称ケント)だったので、パーツは豊富にあるのが助かります。
エンジンのSpecとしては、日常の足として使える車に仕上げて行きたい為、過度な改造はしない事にします。予算の都合もあるので一番コストパフォーマンスに優れた仕様を模索した結果、、、
・ブロックは711M BAブロックを使用
・ピストンは +0.090″のオーバーサイズ
・カムシャフトはKENT CAMの234カム
・ヘッドは予算的に今回見送り。バルブサイズはFORDのGTスペック
詳しい方なら既にお気づきかと思いますが、CATERHAMの初期1700シリーズのそのままスペックとしました(笑)
1600㏄のX-FLOWに乗っているSEVENオーナーもこの仕様なら比較的安価で製作出来、効果も納得の仕様なのでおススメします。
ヘッドは計測した感じだと少しバルブガイド等にガタが出ていましたが、まだ何とか使用出来そうなので、組んでみて調子が出なかったら後日O/H致します。ヘッドを降ろすのが楽なのはOHVの良い所ですね。
馬力などの目標は定めていませんが、低回転はトルクフルで乗り易く、アクセルを踏めばカムに乗って走る気持ち良い仕様になってくれれば良いな思っています。
さて、組み合わせるキャブレターを決めるのが悩ましくなってきました。
やはりDCOEツインでスポーティーにするか。。。悩みは尽きません。