CATERHAM SEVEN 270R ナイトロン 3Wayサスペンション

ご注文のSEVEN 270R用Nitronサスペンションが出来上がり、早速車両をお預かりして取り付け作業をいたしました。

270Rは標準でビルシュタインの車高調整式サスペンションが装着されているのですが、サーキット走行をより楽しめるSEVENに仕上げるためにご提案させていただいたのが、Nitronの3Wayサスペンションです。


フロント側のサブタンクはマウンティングプレートを製作してフレームに固定。この位置ならばボンネットを外すだけでコンプレッションのHigh/Lowダイヤルに手が届きます。


リアはトランクのフロアボードを加工してサブタンクのホースを通し、バックパネル裏に走るフレームのパイプにサブタンクを固定。


FACTORY周辺を試走しただけでも、純正よりもしなやかな足の動きを感じ取ることが出来ます。前後ともに車高が下がった270Rは見た目の印象も精悍です。

3Wayダンパーは幅広いセッティングが可能な分、やみくもに弄ると迷路に迷い込んでしまいがちですが、Witham Carsでは取り付けた後もしっかりサポートさせていただきますのでご安心ください。

エントリーいただいている7月5日のJCCAの走行会にはメカニックが同行し、現地でオーナーの走りとお好みに合わせてセッティングのお手伝いをいたします。

CATERHAM BDR コンプリートメンテナンス – キャブレター O/H –

エンジンや足回りと並行して進められていたキャブレターオーバーホール。

・WEBER DCOE キャブレターオーバーホール
※ペーパーガスケット・Oリング・ニードルバルブ
・フィルター・リターンスプリング交換
・ミサブインシュレーター交換
・キャブレターマウントグロメット交換

車体から取り外したWEBER 40DCOE。

Weber 1機分のオーバーホールキット。ガスケットやOリング等の消耗品を一式交換します。


ミサブインシュレーターとマウントグロメットを交換。劣化してゴムがつぶれてくると二次エアを吸う原因にもなります。

キャブレターのオーバーホールと調整を終えたBDRは絶好調!!試走が楽しみです。

CATERHAMの歴代のSEVENの中でも特別な1台として語られるBDRですが、全ての車両が本来の性能を維持出来ているわけではなく、調子を崩しかけた車両も少なくありません。

BDRを所有するならば、ぜひ本当パフォーマンスとフィーリングを味わっていただきたいと思います。間もなく仕上がる予定ですので、お楽しみに!

CATERHAM BDR コンプリートメンテナンス – エンジン積み込み –

点検・整備が終わったエンジンをいよいよ積み込みます。今回のメニューは・・・

・エンジンマウントブッシュ交換
・エキゾーストマニホールドガスケット交換
・ラジエターアッパーホース交換(シリコンホース)
・ラジエターロアホース交換(シリコンホース)
・ラジエターロアホース中間パイプ製作・交換

SEVENの消耗品の一つ、エンジンマウントブッシュ。エンジンブラケットとこの大きなゴムブッシュを介してエンジンはフレームにマウントされています。ひどいヒビ割れは見られなかったものの、いつ交換されたものか不明のため2個とも新品に交換しました。

新品のエンジンマウントはゴムの表面にしっとりした艶がありますね。このマウントはSEVEN160を含む新しいSEVENにも同じものが使われていますので、定期的に交換をしましょう。

エンジンの積み込み。


シャシーに乗せたら、ホースやエキマニを取り付けていきます。

上はもともと取り付けられていたラジエターホース。ゴムはすっかり硬化し、途中のパイプは真っ赤にサビた状態でした。ラジエターホースはアッパー・ロア共にシリコンホースに交換。ロアホース中間の接続パイプも新たに製作しました。

エキゾーストマニホールドガスケットは交換。

エキゾーストマニホールドを取り付け。複雑に曲がったエキマニを慎重にサイドパネルに通し、ヘッドに固定します。ここまでくればもう一息です。

今回の作業と並行してキャブレターのオーバーホールも行っていますので、そちらは後日ご紹介いたします。

CATERHAM BDR コンプリートメンテナンス – 足回り2 –

塗装に出していたBDRのサスペンションアームが戻ってきました。下記が今回のメニューです。

・サスペンションアーム 塗装
・フロントフェンダーステー 塗装
・サスペンションアームアッパー ブッシュ交換
・サスペンションアームロア ブッシュ交換
・スタビライザー ブッシュ交換


半艶のブラックで美しく仕上がりました。
消耗品であるブッシュは新品に交換。SEVENは車重が軽く足回りへの負担が少ないこともあり、ブッシュがへたっていることに気が付かないまま乗り続けられている車両は少なくありません。硬化したりひび割れたブッシュを交換してやると本来のフィーリングを取り戻すことが出来ますので、やはり定期的に交換をしたいパーツです。

真新しい塗装に傷をつけない様、慎重にブッシュを圧入します。

塗装前のサスペンションアームはこのような状態でした。メッキに錆が浮いている状態でした。見た目の上でも足回りが綺麗になると印象は全く異なりますので、完成をどうぞお楽しみに。

マウントニーステアリング+クイックリリースボス

CATERHAM 1600GTにステアリングクイックリリースボスの取り付けを行いました。

当時の純正はマウントニーの革巻きステアリング。現行のSEVENはモトリタやモモが標準ですね。モモ・モトリタにはそれぞれクイックリリースボスが発売されていますが、マウントニーは穴数が異なるため、そのままでは使用できません。

ステアリングをモトリタに交換すれば簡単ですが、今回は純正のマウントニーを生かしたいとのご希望です。

そこで登場するのが変換アダプター。CATERHAM純正のクイックリリースボスにマウントニーを取り付けることが出来ます。

マウントニーのセンターキャップはサイズが合わないため、モトリタ用を取り寄せました。しかし変換アダプターは少し厚みがあり、キャップが浮いてしまいます。実用上問題がないとはいえ、あまり気持ちがよくないものです。

そこで旋盤でアダプターを数mm切削します。
切削後はセンターキャップがステアリングの内側に収まるようになりました。


CATERHAM純正のモトリタ用クイックリリースボスは脱着しやすい上に、ガタが出にくい非常によくできた構造です。取り付けの際は角度を気にすることなく、ボスに差し込んでステアリングを回せば適正な位置でロックされます。

乗り降りがしやすいのはもちろんですが、ステアリングを取り外しておくことによる防犯性を期待して取り付けている方もいらっしゃいます。

クイックリリースボスはSEVENのお勧めモディファイのひとつです。

CATERHAM BDR コンプリートメンテナンス ‐ 足回り1 ‐

引き続きBDRのコンプリートメンテナンスが行われており、エンジンに続いて足回りの整備も進行しています。今回のメニューは以下の通り。

・フロント足回り分解・点検
・ステアリングラック点検
・フロントハブ インナー・アウターベアリング交換
・トラニオン ラバーシール・スリーブ・ブッシュ・ワッシャー交換

足回りを完全にバラして点検・整備を進めていきます。ブッシュなどの消耗品が長いこと交換されていない様子ですね。
サスペンションアーム類はサビこそあるものの、状態は良さそうです。

ステアリングラック 点検。異常なし。

左フロントハブベアリングにガタが出ていました。右側のベアリングはまだガタはありませんでしたが、左右同時に新品に交換します。

新品のハブベアリング。

プーラーで古いベアリングを抜き取り、新品のベアリングを圧入。

新品のベアリングに交換すると気分的にも気持ちがいいものです。

トラニオンはラバーシールが傷んでいる状態だったため、分解・点検の上、スリーブ・ワッシャー・ラバーシールを新品に交換しました。

サスペンションアームブッシュも交換予定。追ってご紹介いたします。

ELISE ステアリング交換でリフレッシュ。

ELISEのステアリング交換をご依頼をいただきました。写真はLOTUS純正のMOMOステアリング。レザー表面に少し剥げ始めている部分があります。「いつも握る部分だし必ず視界に入る部分だから、新品に交換してリフレッシュしたい!」というご希望です。
純正ステアリングの取外し。

ステアリングボスの取り付け。

ボスにスペーサーを装着します。このスペーサーの長さを変更することでステアリングのポジションを変更することが可能です。今回はボス+スペーサー合わせて55mm厚となる組み合わせで使用しています。
今回お選びいただいたMOMO RACEは発売から25年以上経つロングセラーのモデル。装飾のないデザインはシンプルなELISEのコックピットにもよく馴染みます。直径はφ320mm。

付属の”MOMO”のロゴ入りホーンプッシュは使用せず、LOTUSロゴのものを。イエローがアクセントとなり、ステアリング回りをグッと引き締めてくれます。

交換後は「ステアリングが綺麗だとやっぱり気持ちいいね~!」と大変ご満足いただけました(^^

純正のMOMOステアリングはセンターのエアバッグのカバー表面が加水分解で傷んでくることがありますので、気になる方はステアリング交換を検討されてみてはいかがでしょうか。

CATERHAM BDR コンプリートメンテナンス – エンジン –

今回は車体から降ろしたエンジンの点検・整備を進めます。今回実施したメニューは以下の通り。

・タイミングベルト交換
・ウォーターポンプ・ガスケット交換
・各プーリー及びベアリング点検
・各部ガスケット・オイルシール点検
・オルタネーターベルト交換
・オイルポンプ脱着点検
・クラッチ周り分解点検

タイミングベルトを取り外して各プーリーおよびベアリングの点検。プーリーに異常な摩耗や損傷は見受けられず、回転もガタつきなくスムーズ。ベアリングも問題ないようです。

古いウォーターポンプも異音や水漏れはなさそうですが、新品に交換しましょう。

こちらは新品のウォーターポンプ。もちろんオルタネーターベルトも新品にします。

新品のオイルポンプのフランジにはプーリーの位置決めのリップがなかったため、旋盤で削り出しました。

タイミングベルト交換。テンション調整。

クラッチ周りの分解・点検。クラッチカバー・フリクションプレート・クラッチレリーズベアリングは状態が良く、異常は見られませんでした。
センターを出して慎重に組付けて完了です。

 

CATERHAM BDR今ならお好みのモディファイも間に合います

昨日からコンプリートメンテナンスが始まったBDR。本日はエンジン降ろしの作業です。これからエンジン・クラッチ等各部の状態をチェックし、必要な部品を交換していきます。

このBDRを理想の1台に仕立てるお手伝いもいたしますので、ご検討中の方はお早めにご相談ください。軽量フライホイール等、エンジンを降ろさなければ不可能なチューニングも今からならまだ間に合います!


 



CATERHAM BDR コンプリートメンテナンス スタート!

ファクトリーではWitham Cars SAITAMAに展示中のUsed CarsのCATERHAM BDRのコンプリートメンテナンスが始まりました。

先日ボディを磨いてリフレッシュしたばかりのBDRですが、まだ見ぬ新たなオーナーにBDR本来のパフォーマンスを体感していただくべく、機関面においてもリフレッシュを行っていきます。

メンテナンスの様子は随時ブログでご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに。そしてこの車両にピンときた方は、お早めにお問合せください!