”似て非なる” 4/4 と +4

今春より取り扱いが開始され、実車に触れる機会も多くなり、ますますMORGANの魅力に引き込まれている新井です。

おかげ様で早くも全国から沢山のお問い合わせや、ありがたい事にご成約までいただいております。

弊社にとって、新しい風となるMORGANですが、まずはより多くの方にその素晴らしさを知ってもらう事が私達の使命だと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さて、今回は先日『4/4』と『+4』の違いがいまいちよくわからないというお問い合わせをいただきましたので、簡単に触れてみたいと思います。

ご覧いただくとお分かりの通り、それもそのはずで特徴的なクラムシェルウイングのシルエットをはじめ、ぱっと見の印象がほとんど変わらないのです。

現行モデルでいえば見た目と簡単なスペックで判別できるのは
・全幅
・排気量
・タイヤサイズ
といったところでしょうか。

ただ、面白い事にこの差だけでも車の性格がここまで変わるのか!と思えるほど違いが感じられ、改めてMORGANの奥深さを感じる事が出来ます。

まず、『+4』に関して言えば基本、『4/4』のハイパワー版という位置づけになりますが、個人的には単純にスポーツ性でいえば『4/4』のほうが上で、『+4』はよりGT的な味付けのクルマに仕上がっていると思います。特に『+4』はハンドルの手ごたえもなかなかのものです。

細いタイヤに、軽い車体でキビキビと走るには『4/4』

豊かなトルク感、ロングクルージングを楽しみたいのであれば『+4』
(ワイヤホイールのリムもディープです。)

特に+4』は現行モデルではエアコンもメーカー純正オプションとして用意されています。どちらが答えというわけでは無く、好みやライフスタイルでお選びいただくのがよろしいかと思います。

以上2台の代表的なクラシックモデルレンジの簡単な紹介でしたが、よりハイパワーな『+8』の後継モデル『Roadster』やMORGANの原点『3wheeler』もございます。

 伝統的な歴史に裏付けされた本物志向の方が選ぶ車のためか、一般的にはMORGANは高年齢層が乗るイメージというのが定着してしまっているように感じます。しかしカラーリングや装備品によってイメージもガラリと変わりますので、あえて定番を外したカラーリングのMORGANに若い方が乗るのも粋ではないでしょうか。

現在弊社で用意している『4/4』の試乗車はブラックペイントホイールにスペアタイヤレスとなっており、このような仕様であればクラシック感も少し薄れ幅広い年齢層の方に受け入れやすいと思います。走る事だけではなく、所有する事の喜びからライフスタイルまで楽しめるのがMORGANです。

これからご検討される方も是非お気軽にご相談ください。(新井)