ウィザムカーズの小澤です。
本日は『CATERHAM SEVEN480』にスポットを当てたいと思います。
SEVEN480は、NAモデルとしては数あるセブンシリーズ中「最強」と目されているモデルです。
ドライサンプオイルシステムを採用したFord Duratecエンジン(2.0L)を搭載し、最高出力240ps、最高速度225km/h、0-100km/h加速は何と3.4秒。
スペックだけを見ればSuperLight R500の方が上の部分もありますが、最大トルクの発生回転数が1000rpmほど低くなり、パワーデリバリーがより扱いやすい回転域にシフトした事により、ほとんどのフィールドでR500以上に乗りやすく、タイムも出しやすいクルマに仕上がっています。
クロスレシオ化された6速ミッションは、ギア選択しやすく、操作するだけで楽しくなってきます♪
特筆すべきポイントとしては、スポーツ派には堪らないローラーバレル式4連スロットルボディを採用している点です。
こちらは一般的なバタフライ式スロットルですが、真ん中のシャフトを中心にスロットルプレートが回転して開閉する仕組みとなっています。
しかし、この構造だとスロットルを全開にした時に、中心のシャフトが障害物となってしまうため、若干の抵抗が発生してしまいます。
対してローラーバレル式スロットルは、その名の通り円筒形の筒をバレル内で回転させスロットルを開閉する仕組みとなっています。
ご覧のようにスロットルを全開にした時でもバレル内に抵抗となってしまうものは一切残りません。
図にするとこのような感じです。
抵抗が無いことにより、スロットル全開時に、エンジンに対してよりダイレクトに大量の空気を送り込むことが可能で、これが非常に効率の良い構造と言われる所以です。
通常は本格的なレーシングカーでしか採用されないようなパーツなのですが、惜しみなくロードカーに採用してしまうあたり、ケータハムのこだわりの深さを感じられますね♪
より加速感やパワーを求めて従来モデルからのお乗り換えをご検討されている方には、おすすめの一台ですよ。只今、新車オーダー受付中です!