CATERHAM 1600GT 納車整備

ご成約いただいたCATERHAM SEVEN 1600GTの納車整備が進んでいます。

通常の沢山の納車整備に加えて、沢山のオプションをご注文いただきました。まずはLSDの装着から、進めていきます。

ブレーキ系統、ドライブシャフトをホーシングから外し、軽くしてからフレームより抜き出します。デフケースも外すと、ホーシング自体意外と軽いことに気が付きます。画像には写っていませんが、裏側に補強のためのプレートが溶接されています。補強がないSEVENではホーシングが折れた例もありましたが、この対策のお蔭でホーシングがその心配はありません。

LSDは、QUAIFEのヘリカルタイプを。マリーナデフ用のLSDもまだ新品で入手が可能です。

オイルの滲みがあり、ベアリングもやや引っかかりがみられたので、オイルシールとベアリングも交換いたしました。


デフケースに組みつけ、ホーシングを車体に戻して作業は完了です。

ステアリングはMountneyのままクイックリリース化しました。変換アダプターを介してCATERHAM純正のボスにステアリングを装着。そのままではMountneyのセンターキャップが使用できないため、アルミのスペーサーを製作しました。

CATERHAM純正のクイックリリースボスは車検対応で脱着がしやすく、お勧めのオプションです。

長期間乗れないときのバッテリー上がり防止のためにバッテリーカットオフスイッチを増設。赤いノブはOFFの状態で取り外しが出来るため、駐車時の防犯にも役立ちます。

 ハーフサイドスクリーンはボタンで脱着するウィンドウのないドアですが、風の巻き込みが減り、あるとないとでは冬のドライブでも暖かさが全く異なります。


その他の作業も年内に納車出来るように進めておりますので、楽しみにお待ち下さい(^^