シリーズ3のロータス・エラン(1967y / 87,100mile)が入荷しました。
エランはシリーズ1から4、スプリントと世代によって少しずつ各部に違いがありますが、シリーズ3はトランクリッドの形状やサイドウィンドウのサッシ等が見分けるポイントです。
エランの各世代はそれぞれの魅力があり、エンスージアストの間では議論が尽きないテーマですが、シリーズ3は耐候性が大きく向上していることが特長で、ヒストリックカーは未経験という方にもおすすめのモデルです。
大きな変更点としては、DHCフードのデザインを更新し、カバーを一体化して本体に恒久的に固定している点。
そして対候性改善のためDHCにウインドウサッシュが取り付けられるなど、「基本的にはオープンで、緊急用に幌を持つ車」から「より本格的なコンバーチブルモデル」という色が濃くなっています。
また、パワーウィンドウの機能も追加、遮音性とカーペットを改善し、ホイールはセンターロックとなっています。
スペックシートに数値として現れることのない、エランのハンドリングと楽しさにはステアリングを握る度に驚かされます。
同世代のセブンには決して搭載されることのなかったツインカムエンジンと、軽量でハンドリング性能が高いシャシーは各世代共通であり、運転の楽しさをここまでダイレクトに感じさせてくれるスポーツカーはほかにはありません。
LOTUSの魅力を体感したい方にぜひお乗りいただきたいモデルです。