ウィザムカーズの新井です。先日BS朝日にて放送された『ELISE SPORT220-II』の登場回を改めて視聴しました。
冒頭では従来に比べて圧倒的に改善されたサスペンションの事が話題に。従来より格段に良くなった乗り心地に加え、路面に吸い付くような追従性と常にフラットな姿勢を保つロータスの絶妙な足廻りのセッティングを絶賛。今回の『SPORT220-II』ですが、確かに硬くもなく柔らかくも無く、なんとも言葉で表現できない良さがあります。路面の継ぎ目などから伝わるショックも低減しています。
忍者のような脚、ライトウェイトスポーツ界のロールスロイスと形容するほど絶賛のドライビングフィール。スペックの記載では以前と同じですが、ダンパー及びスプリングレートが変更された進化版『SPORT』サスペンション。しかし、決してコンフォートではないところが
エリーゼのダイレクトな乗り味はリアルスポーツカーとしての成り立ちゆえの魅力でもありますが、ドライバー側に忍耐が求められる部分も少なからずありました。しかし、今回の『SPORT220-II』は乗り心地の面でも大きく改善されましたので、その点で諦めていた方にも是非トライしていただきたいです。
その他にも改善された部分は多岐にわたります。エンジンもまるでエリーゼ専用設計かのように思わせます。
放送内容を通して見てあらためて感じたのが、 ロータスの場合多くのサプライヤーからパーツ供給を受けていますので、それが逆に強みなのかなと。年々品質のあがるパーツに合わせてベース水準もあがる。 シリーズ1の登場から四半世紀にわたり基本設計を変えず、ライトウェイトスポーツのベンチマークとして不動の地位を確立し続けている理由はそこにあるのかもしれません。やっぱりレーシングカーのような一台ですね(新井)