Superlight R500 モディファイ1:ノーズコーン&ヘッドライト

本日はCATERHAM Superlight R500のモディファイのご紹介。

同じように見えても、モデルにより形状・素材が異なるSEVENのノーズコーン。今回はRover世代のR500をDuratec世代のノーズコーンに換装します。合わせてヘッドライトも7インチから5.75インチ(現行サイズ)へとサイズダウン。

7インチと5.75インチのヘッドライトは取付位置もステーも異なります。5.75インチサイズはサスペンションアームのブラケットからステーが伸びる構造です。

フレーム側のブラケットにハーネスを通すための穴あけを行います。ウィンカーマウントコーンもそのままではステーに干渉するため、一部を加工する必要がありました。

ノーズコーンは削っては合わせ、合わせては削り・・・を繰り返し、ようやく違和感なく車体に組み付けることが出来ました。ラジエターグリルもファンに合わせて取付位置を前方へずらしています。

Duratec世代のノーズコーンは上部に大きなエアアウトレットが設けられており、ラジエターの熱を効率よく排熱出来そうです。低くマウントされた小径のヘッドライトと合わせて、より精悍な印象の1台となりました。

SEVEN 160にドライバッテリー搭載

先日のブログでご紹介をしてから、早速ドライバッテリーのご注文をいただきました。ありがとうございます。

今回はSEVEN 160への取付を行いました。SEVEN 160はバッテリーの前にECUがあり、そのままでは搭載出来ません。

ECUにスペーサーを噛ませて位置をズラす方法も考えましたが、今回はバッテリー後ろ側にストッパーを切断し、新たなストッパーを製作。万が一の場合も、入手しやすいノーマルバッテリーに簡単に戻せる仕様としました。

イモビライザーによる電力消費を考慮して、LB925をチョイス。ECUとヒーターコアの間にすっぽり収まりました。イモビ等のないキャブ世代車両であれば、もっと小さなサイズでも良いかもしれませんね。バッテリーを上から押さえるステーも新たに製作しました。

今までLOTUS/CATERHAM/GINETTAと様々な車に取り付けて来ましたが、通常の液式バッテリーに比べると寿命が長く、安定性した性能と取り扱いの容易さで万人にお勧めできるバッテリーだと思います(^^

内藤とセブンの記録簿 29ページ目

ファクトリーメカニックの内藤です。

今回は3点ロールバー用にダイアゴナルバーを取り付けます。筑波サーキットの走行会前に3点式ロールバーのみ取付けを行いましたが、ダイアゴナルバーが付属していなかったため、新たに製作することにしました。

使用したのはロールケージなどに使われる冷間引き抜き鋼管φ33。コの字型の金具は取付ブラケットに使用します。

まずは室内側の受けの製作です。カットしたパイプに金具を溶接。

インテリアパネルの内側に隠れているフレームのボルト穴を探りながら、室内側の受けを固定する穴を開けます。全ての車両で同じ位置にボルト穴があるわけではありませんので、少しコツのいる部分ですね。

ロールバー側はコの字型のブラケットを使って接続します。室内側の取り付け位置に合わせて角度が合うように慎重にパイプを削り、位置決めのため点付け溶接して仮付けしました。

問題がないことを確認して全周溶接を行い、取り付けたのが上の写真です。最後に塗装して完成!

今回は剛性や安全性よりも、レーシーなスタイルを求めて取り付けを行いました。シングルシーター用のロールバーと助手席側に伸びるダイアゴナルバーはVXレーシングを彷彿させてとてもかっこいいですね!

車検に合わせてSEVENをモディファイ

昨年の12ヶ月点検の際にカーボンレーシングスクリーンを取り付けさせていただいたSEVEN Superlight R300。 車検整備でのご入庫に合わせて今年もモディファイをご依頼いただきました。

まずはフロントノーズコーンにカーボンカナードの取り付け。このカナードはCATERHAMの純正パーツです。

そしてサイドスクリーンの装着。カナード・フロントウィング・ウィングプロテクター・ミラーに合わせてサイドカーテンもカーボン製をセレクト。ミリタリーグレイでペイントされたボディにカーボンの織目は実によく似合います。

付属のボルトが通常のボタンキャップだったため、このSEVENの雰囲気に合うようにボルトの頭を旋盤で少し切削してシャープに仕上げました。パッと見ただけでは気が付かないような部分ではありますが、Witham Carsのこだわりです。

そしてステアリングは純正からMOMOのDシェイプへ換装。直径は純正と1-2cmしか変わらないのですが、形状のせいか非常にコンパクトに見えます。コックピットがさらにレーシーになりましたね。

少しずつ理想の形に仕上げていくのも、SEVENの楽しみ方の一つですね。さて、次は足回りのモディファイでしょうか。(^^  またご相談お待ちしております。

CATERHAM リアウィングプロテクター交換

Roadsport 200のストーンガード(CATERHAMでは「リアウィングプロテクター」と呼びます)を、ステンレス製からカーボン製へと交換いたしました。フロントタイヤが巻き上げた小石からリアフェンダーを守るパーツです。

古いストーンガードはリベットをドリルでもんで取り外します。新品のストーンガードにも穴は開けられているのですが、リアフェンダーの穴位置とは合わないため、フェンダーに新たに穴開けが必要です。

ずしりと重い取り外したストーンガードを試しに秤に乗せてみると、左右で1,250g!(写真は右側のみ) 
それに対してカーボン製は左右で200gとわずか1/6。今回は軽量化を狙ったわけではありませんが、1kgも軽くなりました。

エッジモールをコーナーに合わせて加工し、慎重に取り付けて行きます。

ウィンドスクリーンやヘッドライトがブラックでまとめられたセブンにはカーボンのストーンガードがよく似合いますね。よりスポーティな印象になりました(^ ^

内藤とセブンの記録簿 27ページ目

ファクトリーメカニックの内藤です。

JCCA Tukuba Meeting Summerの走行会に向けて、フューエルポンプの移設と交換を行いました。

私の車両は元々FACETの電磁ポンプが燃料タンクの真横に設置されていましたが、ポンプが何年モノかわからないこと、燃料ホースの取り回しが長すぎるためにホースが垂れ下がりドライブシャフトに干渉してしまいそうになっていることなど、不安な部分が多いのです。そこで走行会前にポンプを新品に交換し、合わせて取り付け位置が変更することにしました。

上の画像がもともとポンプが設置されていたフューエルタンク横の状態です。まだまだ現役で動いているのですが、ホースの劣化具合などからもポンプそのものの古さが伺えます。

今回は信頼性の高いNISMO製の電磁ポンプを用意しました。燃圧や吐出量などトータルでバランスがいいので、非常におすすめできるポンプです。サイズ感もFACETやMITSUBAのポンプとほぼ変わらないため、交換も簡単です。

製作した燃料ポンプ移設用のブラケットです、助手席の後ろあたりに垂直に取り付けられるよう設計しました。

仮組み状態ですが、ほぼ取り付け完了です。フューエルホースも新品に交換し、ドライブシャフトの上下動のある部分は避けつつも長くなりすぎないように取り回しています。これで安心してサーキット走行に臨むことができそうです。

リアバルクヘッドのような目に触れる箇所に取り付けを行う際には、目立たないことも重要だと思います。今回作ったステーの固定にボルトナットではなく、リベットを使用したのも極力目立たなくするためです。

元々セブンはリベットを多用してアルミパネルを固定していることもあり、カーペットをもとに戻してしまえばまず気づきません。

ここに設置すると、ガソリンが減ってポンプが空打ちを始めた際ドライバーまでその音が届くので、ガス欠で止まるまで気づかないなんてことも無くなるかもしれませんね(笑)

New フォールディングミラー 2タイプ for SEVEN

Witham Carsオリジナルパーツの中でも特に人気が高いCATERHAM用フォールディングミラー。

今回、ミラーのデザインを変更して新たに発売いたしました。昔のSEVENに標準で装着されていたものに近い形状ですが、ミラーにぶつかった際にステーが回転するターナー機能を備えており、車検対応です。(2019年6月現在) 定価は従来通り15,500円(税抜・左右セット)。

そしてブラックパックを装着したSEVEN向けにオールブラックもご用意いたしました。ブラックバージョンは4セットのみの限定です。こちらも同様にターナー機能を備えています。左右セットで18,500円(税抜)。
お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ。

Momo Model 12入荷。SEVENにいかがですか?

MOMOのDシェイプステアリング、MODEL12 (250mm)が1点のみ入荷しました。
MOD.12と重ねておいてあるのが、SEVEN純正のMOMOステアリング。汎用品ですが、サイズ的にはSEVENにも良さそうですね。


外径ではMOD.12の方が2cm程度小さくなります。

Dシェイプのステアリングを装着するとコックピットがレーシーな雰囲気が生まれます。MOMOではありませんが、弊社のSEVEN 160 K4GPマシンをご覧いただくとイメージしていただきやすいのではないでしょうか。


MotolitaステアリングがついたSEVENに装着する場合は、ボスの交換が必要です。ステアリング交換のご相談はWitham Cars Factoryまでどうぞ。

内藤とセブンの記録簿 25ページ目

ファクトリーメカニックの内藤です。

今回もエンジンのオーバーホールをどんどん進めていきます。
ピストンヘッドもカーボンやスラッジで真っ黒でしたので清掃してきれいにしました。ヘッドガスケットも85mmボア用の新品です。

ヘッドも汚れを除去してきれいにしました。燃焼室がピストン側にあるため、ヘッド側はフラットです。突き詰めていくと、ヘッド側に燃焼室を設けるチャンバーヘッドという加工があるようですね。

ヘッドを組み付けたらバルブタイミングの調整を行います。見えなくなってしまうロッカーアーム周辺ですが、いつ見ても華やかです。

KENTCAMSのホームページのバルブタイミングなどのデータを参照し、カムに合わせて基準値を確認します。244カムの場合インレットバルブのトップがピストンの上死点後103度に合えばOKですね。

今回新しく用意したアジャスタブルのカムスプロケットです。本来ならカムスプロケットに取り付けられるダウエルピンを変更することでタイミングを調整するのですが、こちらのパーツはヘックスのボルトを緩めるだけで調整できる上に、1度未満のところまで細かく調整する事ができるようになります。こちらのパーツのおかげでバルブタイミングの調整はかなりスピーディーに終えることが出来ました。

CATERHAM ワイドトラックフロントサスペンションキット

SEVEN 480Sにワイドトラックフロントサスペンションのインストールを行いました。下の写真がCATERHAM用のワイドトラックサスペンションキットのサスペンションアームとアンチロールバーです。

右がスタンダードのロアアーム、左がワイドトラック。並べてみると長さが異なるのがはっきりおわかりいただけると思います。

こちらはスタンダードのフロントサスペンション周り。
  
サスペンションアームが長くなる分、タイロッドの延長が必要となります。そのために付属するのが写真左側のパーツですが、このままでは無骨で見た目がよくありませんね。そこで右のように旋盤で挽いて不要な角を落とし、ウェットブラストしました。

上記パーツに塗装をして取付けたのが下の写真です。実はここはブーツで隠れてしまうのですが、見えない部分までこだわって作業を行っています。余談ですが、新車オーダー時に選択したワイドトラックサスには、長いタイロッドが使われています。

左右ともに取付けが完了しました。3枚目の写真のスタンダードと比較すると、ダンパーの取付け角度が寝ているのがおわかりいただけると思います。

安定性とコーナーリング性能が大きく向上するワイドトラックフロントサスペンションはお勧めのパーツです。

他にも新車時に選択可能なオプションは、ワイドトラックキットのように後付け可能なものもあります。Witham Cars FACTORYにご相談ください。