今回はセブンスプリントのステアリングホイールと乗り味をピックアップ。
モトリタ製ウッドリムステアリングホイールは、Seven Sprintの’60年代な雰囲気には欠かせないパーツです。実際にドライブしてみると、走りの面でもスプリントのキャラクターを決める重要な要素だということがわかりました。
現代の車に慣れた身には、驚くほど細身なウッドリムを握る感触は逆に新鮮。インテリアがここまで作り込まれていると、ドライビンググローブ一つとってもこだわりを持って選びたくなるもの持ちたくなるものです。コットンメッシュとレザーのドライビンググローブがしっくりくるかなぁ、なんて想像も楽しいですね。
Sprintのステアリングに太ももに当たらないようにという配慮から、シートの座面はノーマルより薄く造られているのですが、それによる乗り心地の変化は感じられませんでした。クイックリリースボスを取り付けると、より楽に乗り降りが出来そうですね。ステアリングを脱着するという行為自体も、セブンのような車の場合は趣があって良いものではないでしょうか。
コックピットから見える景色には、特別な車をドライブしているワクワク感があります。この画像をディスプレイいっぱいに表示させて、コクピットからの景色をイメージしてみて下さい。
クイックなハンドリング故に、ついキビキビと走らせたくなるSeven 160に対して、70mm大径化されたステアリングのおかげで良い意味で反応がダルなSeven Sprint。ルーバーが切られていないボンネットのせいか、ブローオフバルブの音も心なしかマイルドです。隣にどんな車が並んでも、マイペースでゆったりと走らせていたくなる、そんな感覚はSeven Sprintのキャラクターに実にマッチしています。
個人的にもとても心惹かれるスタイリングのスプリントですが、今回試乗したことでますますグラッと来ています(^^; Seven Sprintをきっかけにセブンに興味が出てきた!という方も、まずはご試乗にいらして下さい。お問合せや試乗のご予約は03-5968-4033までどうぞ!