LOTUS ELANがオールペイントから仕上がってきました

今回は、オールペイントから仕上がってきたLOTUS ELANをご紹介します。
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写真では塗装の美しさを伝えきれないのが残念ですが、大変綺麗なウェッジウッドブルーに仕上がりました。
これからライトなど外装部品を取付けていくのですが、この時代の車のハーネスはコードが数本まとまっているコネクターではなく、一本一本の端子が使われています。
経年による腐食などを丁寧に補修しながら進めていくため、現代の車のように作業を進めることは出来ません。
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何度かご紹介しているEUROPE Specialも同時進行で作業を進めているのですが、ヒストリックカーの場合はその車種用に用意されているパーツであってもすんなりと取付け出来ないことが多いもの。取付ける際に小加工が必要であることも多いのです。
作業に時間はかかりますが、手をかけただけ安心してお乗りいただけると思います。ヒストリックカーだからこその楽しさ・魅力を感じていただき、「買ってよかった」と思っていただけるように仕上げてまいりますので、納車まで楽しみにお待ち下さい。

GINETTA G4 Twin Weber carburettor linkage kit 取付け

ファクトリーメカニックの内藤です。
今回はウェーバーキャブレター用のトップマウントリンケージキットの取付作業を紹介させていただきます。
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こちらはウェーバー純正のキットですから、品質・信頼性の面でも安心です。
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もともと取付けられていたMAGADO製のトップマウントキットです。長期間の仕様によって可動部に打ち込まれているメタルが摩耗してしまい、ガタが発生していました。アクセルペダルのガタはドライバーにとって非常に不快に感じる部分。ジネッタのような車両ならなおさらでしょう。今回はトップマウントキット自体を新品に交換させていただきました。
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もともとスペースに余裕のないジネッタですが、キット標準の配索のまま取り付けを行うと、ケーブルのアウターエンドがボンネットに干渉してしまいます。
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低い位置へのワイヤーの取り回しを行うために、マウントキットの一部を加工してアウターエンドの取り付け位置を変更することで、無理なくスッキリと取り付けることが出来ました。
Witham Carsでは長年Ginettaを取り扱って来たノウハウの蓄積があり、Ginettaならではの癖や勘所なども全て把握しております。弊社でご購入いただいた車両は、Ginetta本来の走りを楽しんでいただけるようにご購入後もしっかりサポートいたしますので、Ginettaをお探しの方はご相談下さい。

LOTUS EUROPA SPECIAL エンジンが載りました!

少しずつ進行しているヨーロッパスペシャル。いよいよエンジンとミッションを車体に載せて行きます。
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クラッチを取付け、エンジンとミッションケースをドッキングした状態です。
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本来ならばリフトに車体を載せてエンジンを下から入れたいところですが、ドライブシャフトがサスアームを兼ねている構造のため、ホイールを取り付けることが出来ません。
車体の移動が不可能なため、エンジンクレーンで吊り上げて上部からアクセスします。エンジンルームはタイトで、前後方向にほとんど余裕がありません。3人がかりで少しずつ少しずつ、接触しないように細心の注意を払い、ようやくエンジンとミッションが鎮座いたしました。
ここからサスアーム・補機類・内装・電装などの作業を進めつつ、お客様と打ち合わせをしながら細かい仕様を決定していきます。さあこれからが本番です!

ロータスツインカム ウォーターポンプリフレッシュ

今回は、ロータスツインカムエンジンのウォーターポンプリフレッシュの作業です。
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このエンジンはしばらく乗らずに放置されていたために、インペラが錆びて、シャフトにもガタが生じ、水漏れが発生している状態でした。
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下が新品のシャフトです。比べるまでもなく、今までのシャフトでは正常に動かないことがおわかりいただけると思います。
ロータスツインカムエンジンのウォーターポンプは、アッセンブリー交換ではなく、オーバーホールしてメンテナンスすることが可能です。現代は製造中止から少し経っただけでパーツの供給が不安になる車も多いですが、ロータスツインカムの場合はご心配なく。部品はまだ新品で手に入ります。
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クリアランスを調整しながら、慎重にプレス機でシャフトにインペラを圧入します。あとはエンジンブロックに取り付けて、ウォーターポンプの修理は完了です。
今の車に比べると手をかけてやる必要がある分、それ以上の魅力で応えてくれて、長く付き合うことが出来るのがヒストリックカーです。ロータスツインカムも既に製造から4-50年が経過する古いエンジンですが、まだまだ現役でその走りを楽しむことが出来ます。
個性あるヒストリックカーに興味をお持ちの方は、Witham Carsにご相談下さい。

AVON ACB10・ZZSが入荷しました

AVON ACB10 SportとZZSが入荷いたしました!
◆AVON ACB10 Sport
-7.0/21.0-13  (195/50-13)
-8.0/22.0-13  (245/45-13)








◆AVON ZZS
-215/55/13
-245/50/13

上記のサイズは、今なら在庫がございます。
通常はお取り寄せ商品ですので、お探しの方はお早めにお問い合わせください。
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GINETTA G4 レース前点検

ファクトリーメカニックの内藤です。
現在、12/3に行われる「SIDEWAY TROPHY」参戦車両のGinetta G4のメンテナンスが進行中。SIDEWAY TROPHYは「当時のモーターレースを再現する」というコンセプトで行われるヒストリックカーレースです。
こちらのG4は先月エンジンO/Hを終え、慣らしが終わったばかりの状態です。慣らし後、初のサーキットとなる為、エンジン周りも含めて念入りに点検していきます。
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サーキットにおける車体への負荷は想像を超えるものです。レース前点検・整備では足回り・ブレーキまわりは神経質なほど入念に。今回はブレーキキャリパーのオーバーホールも行いました。
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日本のレースではSタイヤが主流ですが、英国におけるFIAのヒストリックカーレースではダンロップ レーシングタイヤ(バイアス)の使用が常識です。SIDEWAY TOROPHYでは本場英国にならい、ダンロップレーシングタイヤの装着が義務付けられているため、G4もダンロップ CR65に交換して望みます。Witham Carsではこのような入手しにくいタイヤも扱っておりますので、ご相談下さい。
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SIDEWAY TROPHYまであと3日。レースに集中していただけるよう、万全の状態に仕上げたいと思います。

LOTUS EUROPA SPECIAL 納車整備

今回はヨーロッパスペシャルの納車整備のご紹介です。ロータスといえばまずJPSカラーのヨーロッパスペシャルが思い浮かぶ方も多いはず。当時憧れた方も多いのではないでしょうか。
この個体はボディーの状態は大変艷やかであるものの、足回りやエンジンには経年に伴うサビが見られ、ウォーターポンプや各ガスケットからの漏れが見られる状態でしたので、足回りをバラし、エンジンを下ろし、各部徹底的に整備を進めています。
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本日はパウダーコートに出していた、サスアーム・シフトリンケージ・サブフレーム等のパーツが仕上がってきました。
パウダーコートは高価な自転車のフレームにも施される塗装法であり、静電気で塗料の粉末を付着させたパーツを高温の炉で熱することにより塗膜を形成します。
塗膜が厚く、強度・耐候性・耐食性に優れるため、石はねなどでキズが付きやすいサスアーム等には特に適する塗装です。

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仕上がったパーツたち。組み上げたら見えなくなる部分だからこそ、しっかり仕上げておくと気持ちがいいものですし、安心してお乗りいただけます。
ゴム類の交換、そしてハーネスを仕上げつつ、恐竜の標本のようなアーム類をじっくり組み立てて参ります。