From Factory

CIMG3220オリジナルG12の納車整備途中経過。クラッチレリーズシリンダーがセンターに位置しているので、ささいなオイル漏れがあってもミッションケースを降ろさなければならないのです。まるで葉巻型のフォーミュラーカーのような構図をごらんあれ!そしてフライホイールの肉抜き、10000rpmも回れば、このぐらいの軽量化が必然なのだろう。
レリーズシリンダーのリペアを終え、分解の時にしか手が入らない部分もきれいにし、その他もろもろのチェックをします。なにせ60年代の車体ですから、サスアームにクラック・・・なんてのも考えらります。
中古車は、いくら年式が新しくても、痛むところに個性が現れます。それが小さな部品であってもこれを外さないと交換できないとなれば、それを外さなければなりません。当社の中古車の納車整備は入念に施し、次のオーナー様に安心を得られるように心掛けております。