LOTUS ELISE-S コンプリートメンテナンス実施しました!


現在ウィザムカーズTOKYOに展示・販売中のUsed Car、
【LOTUS ELISE-S(Mk.2)】(ポーラーブルー、2006y、走行18,600km)ですが、この度、弊社にて『コンプリートメンテナンス』を実施いたしました!


慎重に各部のパーツを取り外し、入念なチェックを施していきます。

弊社ではLOTUS、CATERHAM等のブリティッシュライトウェイト・スポーツカーにおいては、普通自動車と同じ点検内容では不完全で、それぞれの車に応じた点検項目が必要だと考えています。

快適なカーライフをお送りいただくことはもちろん、スポーツ走行までも視野に入れたプロショップだから出来るメンテナンスが『コンプリート・メンテナンス』です。


点検・整備項目は、エンジンルーム関連18項目、ブレーキ関連10項目、車体関連19項目、ライト周り3項目、車両装備品25項目、試運転項目9項目合計84項目に亘ります。

それ以外にも、メンテナンス中に発見した不具合や違和感についても修正を行い、また、車両の癖とも言えるものについては、メンテナンスレコード等に記載するとともに、納車時にご説明させていただいております。


今回のコンプリートメンテナンスでの最大の改良点は、エリーゼシリーズのウィークポイントとも言える、ラジエーターの強化です。

以前純正ラジエーターの接合部が振動により破損してしまうトラブルが出たことがございましたが、今回、接合部をアルミで補強した対策品に交換いたしました。


純正のままでもすぐに不具合が出る訳ではありませんが、今回対策を施すことで、より安心してお乗り出しできるようなりました!


そのほかにも、消耗品となる油脂類の交換やオイル漏れ等のチェック、安全面や操作性の面で重要なブレーキ周りや足回り、ベルト類の点検・パーツ交換・調整を行います。


もともと状態の良い車両でしたが、今回、改めて『コンプリートメンテナンス』を実施することで、各部の点検・整備を徹底し、ラジエーターの対策も施したため、従来よりさらに優れたコンディションとなっています!!

搭載されている1,800cc直列4気筒のTOYOTA 1ZZエンジンは、最大136psを発揮。自然吸気エンジンならではのリニアな操作感があり、「スポーツカーのお手本」とまで言われるエリーゼのハンドリングと軽快さを存分に体感できる車両です。

そしてエキゾーストには、性能と音質を突き詰めた、人気のサクラム製サイレンサーが取り付けられています。

既にコンプリートメンテナンス実施済車両につき、ご購入後即納可能となります。

現在ウィザムカーズTOKYOにて展示中ですので、ぜひ実車をご覧いただき、ご検討いただければ幸いです。

MORGAN Plus4 新車 納車整備進行中

先日納車した車両に引き続き、Witham Carsでは2台目となるMORGAN Plus4の新車の納車整備が進行中です。

オプションが豊富な車ですから、SEVENのように1台1台にオーナーの好みがハッキリと現れます。今度のPlus4がブリティッシュグリーンのボディにブラウンレザーの実にMORGANらしい1台です。

木目が美しいウォールナットのパネルが装着されています。標準仕様のボディ同色ペイントされたメーターパネルもモダンな印象で魅力的ですが、ウォールナットもMORGANらしいインテリアです。他にもアッシュ等のウッドパネルのほか、革張りも選択可能です。


LOTUS・CATERHAM同様に、MORGANならではの楽しさを味わっていただけるよう、しっかりと点検・整備を行っておりますので、納車までもうしばらくお待ち下さい。

MORGAN 続々!

先日、入庫のMORGAN Plus 4に引き続き、今度は車検整備のMORGAN Plus4が入庫してまいりました。


リアのダンパーからのオイル漏れが発生していたため、思い切って前後のダンパーを新品のSPAX製ダンパーに換装します。

今年は足回りをリフレッシュしたMORGANで存分にツーリングシーズンをお楽しみいただけると思います(^^

他にも先日ご成約いただいたPlus 4の納車整備や、間もなく入庫する新車のPlus 4など、FACTORYにはMORGANが続々入庫中です!

MORGANをご検討中の方、MORGANの整備に関するお問い合わせは、Witham Carsにお問い合わせください。

MORGAN 記念すべき1台目が間もなく登録です

FACTORYではMORGANの納車整備の真っ最中です。アイボリーのこのPlus 4が、Witham Carsで納車するはじめての新車のMORGANとなります!

ゴールデンウィーク前に間に合わせるべく、点検整備を行っておりましたが、間もなく全ての作業が完了し、ナンバーを取得する予定です。

本日はボディコーティングを実施いたしました。

他の車両と同様、まずは入念にマスキングを施した後、丹念に丹念に磨き上げて行きます。

ELISEやEXIGEに比べると複雑な形状のボディを持つMORGANは、その分下地作りの作業も慎重に行わねばなりません。
グリルの一本一本まで、手作業で丁寧に。マスキングからコーティングまで7時間以上かけて1台の車を仕上げます。コーティングが終わったボディは、新車であっても一皮むけたような輝きです。

最終点検と仕上げを行ったら、まもなく登録となります。

納車まであと3日!楽しみにお待ち下さい。

LOTUS ELISE Mk1 モディファイ進行中

ELISE Mk1のモディファイのご依頼をいただきました。
ELISEの中でも最も軽量な初代ELISEは、未だに根強いファンが多いのですが、モディファイのご依頼は久しぶりです(^ ^

今回のメニューは。。。

水冷式オイルクーラー(ヒートエクスチェンジャー)の装着と
エアクリーナーをSACLAM製カーボンエアボックスへ交換

そして油温計・油圧計の装着です。

作業の様子も追ってご紹介いたしますので、お楽しみに!

内藤とセブンの記録簿 26ページ目

ファクトリーメカニックの内藤です。エンジンO/Hも終盤です。

ヘッドが組み上がったので補機類をどんどん取り付けていきます。経年で汚れてしまっていたアルミ地のパーツはすべてウェットブラストをかけてきれいに清掃しました。(ウォーターポンプだけは新品です。)

ドライサンプ用のオイルポンプもオイル漏れを止めるためか液体ガスケットでベタベタになっていたので一度全て分解、清掃して組み直しました。

今回は耐久性向上を狙って、アルミを使用したタイプのガスケットを用意しました。純正のペーパータイプより少し厚みはありますが、信頼性の高いパーツです。

組み上がったエンジンを載せていきます。こうしてみてみると本当にコンパクトなエンジンですね。殆どの部品がスチールですので重量はそれなりですが・・・

かなり時間がかかってしまいましたが、これでエンジンのO/Hは完了です。はじめてのケントエンジンということもあり、少し戸惑う部分もあったものの、気になるエンジンの細かい仕様や内部の状態など、チェックしたい部分をほぼ確認することが出来ました。作業はまだ少し残っていますが、半年間乗れなかった分、エンジンの慣らしなども含めてセブンライフを楽しもうと思います。

ROCKET! ブレーキ・クラッチマスターオーバーホール

F1デザイナーとして名高いゴードン・マーレーが何の制約も受けずに、ただ自分が運転して楽しめることだけを考えてデザインしたROCKET。イギリスで1990年代に約40台程が生産されたうちの貴重な1台が、車検整備で入庫中です。このROCKETは当時弊社で新車を納車した車両です。

今回はROCKETのブレーキ・クラッチマスターシリンダーのオーバーホールの様子です。

フォルムはまるで葉巻型のフォーミュラーカー。しかも内部が非常にタイトなので、ラジエターを外さないとマスターシリンダーにアクセスできません。ペダル側からボルト類を外さなければならないので、ライトとバルクヘッドも外し、作業開始です。

右からクラッチ、フロントキャリパー、リアキャリパー用です。モノは同じですが、ピストン径が各々異なります。

APのマスターシリンダーのピストンシール等は、まだ張りがありました。しかし2年先の次の車検までのことを想像すると、交換に適している時期かと思います。

内藤とセブンの記録簿 25ページ目

ファクトリーメカニックの内藤です。

今回もエンジンのオーバーホールをどんどん進めていきます。
ピストンヘッドもカーボンやスラッジで真っ黒でしたので清掃してきれいにしました。ヘッドガスケットも85mmボア用の新品です。

ヘッドも汚れを除去してきれいにしました。燃焼室がピストン側にあるため、ヘッド側はフラットです。突き詰めていくと、ヘッド側に燃焼室を設けるチャンバーヘッドという加工があるようですね。

ヘッドを組み付けたらバルブタイミングの調整を行います。見えなくなってしまうロッカーアーム周辺ですが、いつ見ても華やかです。

KENTCAMSのホームページのバルブタイミングなどのデータを参照し、カムに合わせて基準値を確認します。244カムの場合インレットバルブのトップがピストンの上死点後103度に合えばOKですね。

今回新しく用意したアジャスタブルのカムスプロケットです。本来ならカムスプロケットに取り付けられるダウエルピンを変更することでタイミングを調整するのですが、こちらのパーツはヘックスのボルトを緩めるだけで調整できる上に、1度未満のところまで細かく調整する事ができるようになります。こちらのパーツのおかげでバルブタイミングの調整はかなりスピーディーに終えることが出来ました。

内藤とセブンの記録簿 24ページ目


ファクトリーメカニックの内藤です。

今回は前回から引き続きエンジンのO/H作業のご紹介です。クランクシャフトがラッピングから帰ってきました。ジャーナル部分の筋が全て消えてピカピカになりました。

エンジンブロックも、オイルラインの洗浄と、多少の傷があったカムシャフトのメタル交換のため内燃機屋さんに作業を依頼していました。これでしばらくは安心です。

早速新品のメタルを組み付けて行きます。古いエンジンですが、新品パーツの入手が容易なのはとてもありがたいです。

親メタル子メタル共に各ジャーナルのクリアランスをプラスチゲージにて測定します。ジャーナル径を測っていたこともあり、全て基準値内に収まっていました。

次回も引き続きエンジンO/Hを行っていきます。

余談ですが、カムシャフトはKENTCAMS製の244に変更されていました。ノーマルは234ですので、少しハイカムになっていますね。

内藤とセブンの記録簿 23ページ目


ファクトリーメカニックの内藤です。

今回は前回のエンジンO/Hの続きを紹介させていただきます。

まずはピストン、クランクシャフトのメタルの点検をするため各部を取外してきます。

シリンダーブロックがAXに変更されていることから、少し怪しんでいましたが、シリンダー内径は85mmでした。ノーマルの83mmから2mmボアアップされていることになりますね。

コンロッドキャップを見てみると重量合わせをしてある跡が残っていました。きれいに回るエンジンにするには細かいバランス調整がかなり重要になってきます。

シリンダーヘッドとオイルパンを取外したらシリンダーブロックからピストンを抜き取ります。ピストンも鍛造のものに変更されていました。ボアアップされているので当然といえば当然ですね。

ピストンヘッドの裏側にはJEのロゴが見えます。

点検してみると、3番と4番のコンロッドのメタルが少し剥離しているのが見つかりました。念の為ジャーナル径を点検してみると、4箇所ともメタルの基準値内に収まっていましたので、ジャーナルの摩耗はなさそうでした。

今回のO/Hはメタルの交換と、ジャーナル部のラッピング加工で済みそうですのでこの内容で作業を進めていこうと思います。