納車整備風景 GINETTA G4シルバー その4


数回に分けてご案内しているGINETTA G4の納車整備その4です。
今回はラジエター交換編です。

GINETTA G4のラジエターはフロント開口部に設置され、フレームに対してダイレクトにマウントされている為、振動や飛び石などでダメージを受けやすいパーツの1つになります。
今回納車整備の際にクーラントの漏れが発見されたため新たなラジエターに交換する事に致しました。ただ、G4用ラジエターは一般販売されている物は無く、弊社にて特注で製造した物を使用します。既に取り付けられていたラジエターも社外品でしたが、経年による劣化でクーラント漏れが発生したようです。

ラジエターは車両に合わせて調整・加工しながら取付をしていきます。

今回は電動ファンがシングルタイプの車両だったため、電動ファン取付ブラケットを1個分溶接付け致しました。これで電動ファンがドンピシャで取付出来ます。

交換後の外観は依然と変わりはないですが、ラジエターからの水漏れを改善する事が出来ました。スペックは変わりませんが、調子を崩していたパーツを、しっかり機能するパーツに交換する事で劇的に車を良くすることもできます。

G4の納車整備も佳境を迎えてきました。もう暫しお待ちください♪

納車整備風景 GINETTA G4シルバー その3


前回のブログでは、GINETTA G4とは?と言う内容になってしまった為、今回は引き続きGINETTA G4の納車整備風景です。

まずは、点検の際にまだ走行に支障がないレベルではあったのですが、リヤハブベアリングに少しガタツキがみられた為、予防整備的にベアリングの交換を行う事にしました。

G4のリヤハブベアリングは年式や車毎に違うサイズのベアリングが使用されている為、実際にサイズ計測をしてから部品を調達する必要が御座います。今回の車両は新車から弊社にてメンテナンスを実施してきた車両につき、消耗品などのサイズや型番データを持っていた為パーツの調達も早く行う事が出来ました。
ベアリングが揃ってしまえば、慣れた手つきで作業は進んでいきます。

ハブベアリングはエンジンの回転を最終的にタイヤに伝える為の重要なパーツの1つになります。G4の様なダイレクトに車の情報をドライバーに伝える車の場合、チョットした事でもドライブフィールとして感じ取ることが出来るかと思います。

引き続き、整備を進めて参りますので、次のレポートを楽しみにお待ちください♪つづく!

 

納車整備風景 GINETTA G4シルバー その2

  前回に引き続きGINETTA G4シルバーの納車整備風景です。

GINETTAの納車前整備はチェックするポイントが多く、パーツの入手なども他メーカーと比べ時間がかかってしまうケースが多いです。しっかり整備をさせていただき納車させていただきますので、しばしお待ちいただければと思います。


さて、GINETTAと言うメーカー、弊社ブログを以前からご覧いただいている方は既にご存じかと思いますが、GINETTAを最近知りこのブログに辿り着いたと言う方もいるかと思いますので、簡単にご説明をさせていただきます。

メーカーの生い立ちや、モデルの遍歴などは弊社WEBサイトでご案内していますのでそちらをチェックしていただくとして、今回はGINETTAのG4にフォーカスしたいと思います。

G4は1960年代に登場し、当時英国のサーキットではLOTUSと並び数多くのドライバーに愛されたモデルとなります。サーキットによってはLOTUS以上の勝ち星を挙げたと言われる程、レースシーンでも成功を収めたGINETTAを代表するモデルとなります。

よくCATERHAM SEVENとの走りの違いを聞かれますが、鋼管スペースフレームと言う点は同じですが、走りの質は全く異なるものとなっています。
またG4はオリジナルGINETTA世代、GINETTA CARS世代、DARE世代の3世代に区分する事ができ、それぞれ違った走りの個性を持っています。

オリジナルGINETTA世代
まさにG4の原点で1960年代に生産され、今でもクラシックカーレース等で使われている世代になります。代表的な仕様としてはエンジンはLOTUS T/C、4速MT、リヤリジットサスペンション等の組み合わせになります。
エンジンやドライバー等の重量物を車両の中心に集め、リヤアクスルをショート化し旋回性能を上げている為、ドライバーの力量を問われる車ですが、多くのドライバーを魅力するソリッドな走りが特徴となっています。

GINETTA CARS世代
一度生産が終了していたG4ですが、1990年代に復活を遂げます。代表的な仕様はFORD X-FLOWエンジン(KENT)、5速MT、リジットサスペンションになります。
オリジナル世代に比べて、使用されているパーツ等の信頼性も向上し、現存するG4の中では比較的台数の多い世代となっています。

DARE世代
今回納車整備を行っている最終型がDARE世代になります。
1990年代後半から2000年初頭まで作られ、4輪独立懸架サスペンション(IRS)や1800㏄ZETECエンジン∔WEBER TWIN DCOE45キャブレター等を備えたハイスペックモデルが登場したのもDARE世代になります。

特にIRSのG4は従来のリジットアクスルの車両と比べて、路面への追従性が格段に上がり、ハイパワー化したエンジンパワーをロスなく路面へ伝達してくれます。走行性能が格段に向上した新たなG4と言える世代になります。
トルクフルなエンジン特性と、しなやかに動くサスペンションのおかげてワインディングからサーキット走行迄、幅広くお楽しみいただける世代となっています。

CATERHAM SEVENやLOTUS ELISEから更に英国ライトウェイトスポーツカーの世界に足を一歩踏み込んだメーカーではありますが、英国ライトウェイトスポーツカー史に欠かせないモデルとなっています。
今回の新オーナー様もまさに一歩橋を踏み入れていただき、ガレージライフを更に豊かにするためにG4をお選びいただきました。

本当に駆け足での説明の為、話したりませんが、GINETTA G4をお探しの方はお気軽に弊社スタッフまでお問合せ下さい。深い沼の世界にご案内をさせていただきます(^^♪
今回は整備ブログから少し逸脱してしまったので、次回は整備風景をご案内したいと思います!

納車整備風景 GINETTA G4 Silver その1


先日ご成約いただきましたGINETTA  G4の納車整備がスタート致しました。

ご成約いただきましたオーナー様はCATERHAM SEVENを既に所有されいて、更なる1台を探している中でGINETTA G4の今回の車両に辿り着かれました。軽量な車体と、4輪ダブルウィッシュボーンからくる走行性能は勿論ですが、G4の持つレーシングカーの様な雰囲気が他の車両とはまた違った魅力があり、ご決断をいただきました。

既に所有されている近代インジェクションモデルのSevenとは異なり、キャブレターモデルをお選びいただくにあたり、少しご不安もあったようですが、キャブレターだから感じれるエンジンレスポンスやダイレクト感等、五感を揺さぶるフィーリングを非常に気に入っていただけました。

CATERHAM Sevenの隣にGINETTA G4が並ぶガレージを想像するだけで私もワクワクしてしまいます。納車を楽しみにお待ちください。

GINETTA G4車検整備&ラジエター交換等々


DARE世代のG4のオーナー様より車検のご依頼をいただきました。
前回点検時にラジエターからのクーラント漏れを確認していた為、メイン作業はラジエターの交換となります。

G4は既に1度はラジエター交換が行われている車両が殆どですが、今回の車両は珍しく新車時からのラジエターが装着されていました。
今回はG4用に作った弊社オリジナルのアルミラジエターに電動ファンを2機掛けとし新調致します。
車両とラジエター、電動ファンに合わせてステーを別製作し、ラジエターに溶接し電動ファンを取付致します。G4用に制作されたラジエターですが、車両に合わせて微調整は必要になる為、フィッティングも慎重に行います。
ホース類も経年による劣化があった為、交換させていただきました。

G4のラジエターの位置は車両の一番先端になり、オリジナルの真鍮ラジエターとシュラウドの組み合わと比べ、アルミラジエター化により軽量化にも繋がります。

最後にプロペラシャフトにガタツキが出ていた為、クロスジョイントの交換も行いました。
お時間をいただいた作業になりましたが、完成を楽しみにお待ちください。   

Used Car 入荷速報 – 2002y GINETTA G4 –

GINETTA G4が入荷いたしました。Dare世代の中でもTWIN WEBER45、ドライサンプ、IRS(4輪ダブルウィッシュボーン)を採用した後期型です。

この車両は2002年の新車時から約23年間、継続的に弊社にてメンテナンスを実施してきた車両になります。モディファイ個所も多岐にわたって行われており、拘りのG4Rのカウリングやレーシングスクリーンが大変珍しい1台となっています。

 

本車両は、FORD Zetec 1800ccエンジンに TWIN WEBER 45 を組み合わせ、ドライサンプを搭載しています。
乗っていただくとZetecらしい扱いやすいトルク特性をすぐに感じていただけると思います。
また、ドライサンプにより安定した油圧管理が可能となり、本格的なスポーツ走行も楽しむことが可能です。

 

サスペンションは IRS(4輪ダブルウィッシュボーン)を採用。従来のG4と比べ、路面追従性と操縦安定性が向上しており、街乗りから高速域、さらにサーキットでの限界領域まで幅広くセッティングを追い込むことができます。
アラゴスタ製スポーツサスペンションを装着しているため、ジネッタらしい軽快感を維持しつつ、ダンパー性能によるコントロール性も確保されています。

 

 

外装は、レーシングモデルG4R用に製作されたワイドリヤクラムシェルと、トレバー・ウォークレットの息子であるマーク・ウォークレットがG4R用に製作したレーシングスクリーンを採用したG4R仕様です。
フロントクラムシェルはピップピンによるワンタッチでの着脱式へ変更。さらにリヤクラムシェルはワンオフで開閉式に改修し、メンテナンス性の向上が図られています。

 

 

エンジンマネジメントは ALPHA IGNITION SYSTEM に変更されており、点火制御とレスポンス改善を追求した仕様です。
加えて、サイレンサーはワンオフ製作のものが装着され、メリハリのある排気音を保ちながら、適切な排気効率を確保しています。

 

 

Dare世代の中でも後期の成熟した仕様を持ち、G4Rの要素も取り入れた、ベストバランスな一台です。

– GINETTA G4 – 

【お問い合わせ先】
ウィザムカーズ SAITAMA / TEL:048-423-2404

GINETTA G16販売車両入荷(ナンバー登録可)

大変貴重なGINETTA G16を英国より輸入し日本に到着しました。
1960年代レースシーンで活躍したGINETTA G12は日本でも有名ですが、G16は1968年にGroup6 を戦う為に制作されました。当時Group6を席巻していたシェブロンGTやLOTUS 47GTなどに対抗すべく、よりハイパワーなエンジンに対応できるようシャシーデザインをはじめ、エンジン、ブレーキ等全てにおいてアップグレードされているモデルです。

当時採用されていたエンジンは、FORD COSWORTH FVA1.6やFVC1.8、またCLIMAX FPF 2.0やBRM V8、BMW M10 2.0なども搭載され、その圧倒的なパフォーマンスはバックヤードビルダーのGINETTA CARSをトップカテゴリーにおいても揺るぎない地位を獲得したモデルです。

1968年からのオリジナル生産台数は9台、その後GINETTA CARSにおいて5台が追加に生産され、創業者のアイバー・ウォークレット自身がDARE社となり2台が製造されました。本車両はそのうちの1台となります。元来の生産台数は勿論の事ですが、現存する車両も少なく存在を知る方も少ないモデルとなりますが、究極のGINETTAと言っても過言ではない貴重な1台となります。

本車両はDARE社からデリバリーの後に英国にてナンバーを取得し、一人のオーナーの手により独特な生い立ちを刻んでいます。HSCCなどのヒストリックカーレースにおいても使用されていた車両で、エンジンは信頼性の高い現代スペックの物に転装済みで、COSWORTH製2.3L(DURATEC)に4連ローラーバレルを装備しECUにてインジェクション制御。SSG5速ドグミッション、前後4ポッドキャリパー装備(パラレル制御)となります。

車高が低くワイドとされているG12とは比べ物にならない迫力があるレースモデルとなりますが、この度英国から輸入した際に日本においてもナンバー取得が出来るように一部仕様変更しており、GINETTA G16が一般道を走行できるのは世界でこの1台です。

現在弊社にて車両チェック中になります。
世界的に大変貴重な1台です。詳しくはお電話にて問合せ下さい。

 

Used Car SALE情報! 一部車両の価格を見直しました!


大変好評をいただいております春の大商談会ですが、3月も後半に突入ということで、この機会に本日より一部販売車両をプライスダウンすることになりました!今月中にご成約いただければ、現在開催中のプレミアムクーポンとの併用で、狙っていた車両をさらにお得に手に入れることができます!
なお、今回のプライスダウンは全車両ではございませんので、Stock Listをご覧いただくか、下記ブログに掲載の車両をご確認ください。
▶Used Carはこちらからチェックをお願いいたします。

 

 


2011y LOTUS ELISE R (2ZZ) TOKYO展示中!
880万円→ 865万円!

 


2011y LOTUS ELISE S (2ZR) TOKYO展示中!
798万円→ 785万円!

 


2014y CATERHAM SEVEN 160 TOKYO展示中!
598万円→ 590万円!

 


2019y CATERHAM SEVEN 160S TOKYO展示中!
598万円→ 590万円!

 


1999y GINETTA G4 (Dare) SAITAMA/FACTORY展示中!
750万円→ 740万円!

 

この機会をお見逃しなく!!

【お問い合わせ先】
ウィザムカーズTOKYO / TEL:03-5968-4033
ウィザムカーズ SAITAMA / TEL:048-423-2404

GINETTA G4

20年以上眠っていたGINETTA G4を降ろして、トレーラー共々洗車です。以前はお客様への納車やレース車両の運搬に使っていたトレーラーも、ここ数年休んでおりましたがまた復活する予定です。

我慢できずに早速洗車を始めるスタッフ達。洗車前の埃だらけの姿を撮っておけばよかったですね…。


こちらのGINETTA G4、1990年代に再生産が始まった極々初期に製作されたGINETTA CARS時代のモデルになります。60年代のオリジナルを保ちノーマル然とした車両に見えますが、その中身はエンジンからブレーキ、ペダルBOXまで手が入ったモディファイ度の高い車両になります。これからレストアを行っていきますので詳細はまた後日。とても刺激的なG4になること請け合いです。お楽しみに!

本日のFACTORY風景


本日は去年末からお預かりしていたGINETTA G12の整備が終了し、無事に納車となりました。
いつも遠くからのご来店ありがとう御座います。

今回はハブベアリングやワンオフで製作されているエキゾースト系のガスケットの入手にお時間が掛かりお待たせしてしまいました。
これで、今年もG12を気持ちよく楽しんでいただけますね。


G12は原型がレーシングモデル故に、作業にも手間と時間が掛かってしまう場合も御座いますが、しっかり整備すれば末永く楽しんでいただける車となります。
貴重なG12を是非今後ともお楽しみください。