先日はロータス・エランSr2の納車でした。今回の納車は遠方のお客様で、写真にも写っていますが現地はまだ雪も残っていました。でも当日は快晴で暖かく、エランのようなスポーツカーのベンチマークを納車させていただくには絶好の天気でした。60年代のロータスは構造もシンプルですので、最初にしっかりメンテナンスを実施すれば、安心して乗り続けて頂くことができますが、今回はちょっと遠くのお客様ですので、特に念入りにウィザムカーズのコンプリートメンテナスを実施致しました。オーナー様にお渡しした納車整備記録も、A4サイズで4ページのボリュームになりました。
エンジンに関しては、キャブや点火系の点検・調整からラジエターホースの交換など、気になる点は全てやっています。ヒストリックカーの場合、納車直後のコンディションのレベルによって、その後のカーライフの楽しさが決まるといっても過言ではありません。最初から頻発するマイナートラブルへの対応に追われるのか、それともシーズンを通して気持ちよくドライブを楽しむことができるのか、車両のコンディション次第です。
もちろんエンジンだけではなくサスペンションやブレーキからエランの特徴的なドライブシャフトまで、しっかりメンテナンスして納車致しました。60年代のエランと、そのDNAを受け継ぐ現代のエリーゼを乗り比べると、スポーツカーの進化そのものを体験することができます。クラシックロータスにちょっと不安を感じている方も、ぜひお気軽にご相談下さい。ウィザムカーズなら春のドライブシーズンに、最高のスタートが切れますよ!