スタートから2時間のドライブを終え、本来この後に自分の出番は無く、Dan>Adam >Danというオーダーでチェッカーを目指す。DanからAdamに替わり、おなかも空いたのでランチしてくつろいでいた矢先、監督からの「ユージ、スタンバイ‼」の声がピットに響いた。Adamにトラブル、この時点でチェッカーまで残り1h50分・・・ピットインの後にそのままチェッカーを目指すにはレギュレーションの2時間を越えてしまう。
ドライバー・インターバル1時間というレギュレーションを考えると、Adamに交替してからまだ40分、Danは行けない・・。
このままゴールするには自分が出るしか無かったのだ。
緊急ピットインの後、残りの1時間40分。そしてついに未体験のブランズハッチ・ナイトランに突入してしまった。
不慣れな中で明らかにライバルより遅く、何台かに抜かれ7位にまで後退。
それでも無理をせず、タイヤを温存しながら頭と目を闇に慣らす事に集中し我慢のドライブ。
そして30分を経過する頃には上位のマシンとほぼ同じタイムに。残り1時間hのところで、そこからは猛プッシュ!。
残り30分の時点で4位までポジションを上げる事に成功。ひたすら3位のマシンとの距離を詰める。
もう本当に何もかもがギリギリの状態。燃料も気になるが、とにかくフルプッシュの30分は最高に楽しかった。
そして、ついにチェッカーフラッグ!
何とか走りきり、総合7位、エリーゼ・トロフィー・クラス3位でフィニッシュ!
第1スティントと第4スティント、合計3時間44分のドライビング。
ゴール直後は右足がつってしまい、満足に立つこともできないほどだった。
そんな自分をチームメイトが抱えてくれてのウィニング・スナップショット。感激しましたよ・・。
連覇こそ逃したが、それでも2年連続の表彰台はまさに快挙!
サーキットのアナウンスにも、ウィザムカーズ・ジャパン!ロータスカップ・ジャパン!!の声が響いていました。
ブランズハッチのポディウムは最高の景色。もちろん来年は再び表彰台の真ん中をねらいます!
応援やメッセージ、本当にありがとうございました。