昨日はSUPERSEVEN-R500の納車でした。完全なフルオーダーとなりましたので、ご注文から約10ヶ月が過ぎてしまいました(通常のR500はもっと短納期で納車できます)。時間は掛かりましたが、細部に至るまでオーナー様のイメージ通りのセブンに仕上がりましたので、ご満足頂けた事と思います。
今回のR500は、レーシーなソリッドホワイトとカーボンとのコントラストを強調した カラーリングが特長です。ノーズコーン前端部とフロントフェンダーはカーボンを露出させ、スーパーライトステッカーパックもカーボン調をチョイスしました。カーボン露出部分には紫外線カットのクリア塗装を施し、跳ね石のキズを防止するプロテクションフィルムで、ノーズコーンや前後フェンダーをラッピングしています。さらにセンターストライプだけはフロテクションフィルムを貼らずにカーボン柄を均一にみせるなど、徹底的にこだわりました。
R500というクルマは、非常にデリケートな一面も持ち合わせており、納車整備にも注意が必要です。例えばオルタネータの回転数も、高回転域を常用するR500のキャラクターを素直に継承しており、日本の道路事情には対応し切れていない部分があります。そのため弊社では納車整備の段階で、バッテリーを性能の高いものに交換しています。さらにサーキットからストリートまで、オーナー様の乗り方に合わせて、オルタネーターのプーリーも最適なサイズに変更可能です。
世界最高水準の性能を持つR500は、DURATECエンジンの採用により、公道走行も難なくこなせる柔軟性をも備えるようになりましたが、そのパフォーマンスを存分に発揮させるためには、事前の入念な整備が必要不可欠です。 お客様のご希望に合わせた世界に1台のR500をご用意致しますので、まずはご相談下さい。