USED CAR ピックアップインフォメーション2

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前回に引き続きMK-1エリーゼ情報です。
現在MK-1のUSED CARをお探しの方は情報収集も大変だと思います。
インターネットでオーナーさんのブログ等で得られる情報もありますが、ジャーナリストのインプレッション評価などは少なく、有ったとしても現行のモデルと比べた相対的な評価になっていると思います。
そこで、MK-1エリーゼが新車で売られていた時の雑誌を見てみることにしました。
平成12年(2000年)に発行されたロータスファイルを見ると、MK-1が最新のLOTUS車両として紹介されています。

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さて、久しぶりに読み返してみると勉強になりますね(^^♪
「当時流行していたレトロな雰囲気を見せるが、大胆で斬新な出で立ちだった。エリーゼは久々にロータス・スピリットを感じる最高の贈物」
その後MK-2エリーゼから大きくデザインを変える事になるのですが、MK1は発売当初からレトロ路線のデザインだったんですね。フムフム。

「大胆かつ斬新な手法によって作られたエリーゼは、ライトウェイトスポーツカーとして1級のハンドリングを見せてくれる。ノンパワーだが素直なステアリングでノーズは実にヒラリヒラリ(でました!)と回頭し、コーナリング途中での挙動も実に安定している。乗り心地は少々荒っぽいが、ワインディングを攻める時には能力を発揮してくれる。久々に登場したロータスのライトウェイトスポーツカーは、まぎれもなくチャップマンの精神に乗っ取った最高のできだった。」
ヒラリヒラリはMK-1エリーゼにピッタリな言葉ですね。

「まるでカートを操っているかのような感覚が味わえる。ただし、カートと決定的に異なるのは、ノーズが向きを変えるのと同時にロールがはじまることだ。ロータスの歴代の名車はすべてロールを積極的に使うハンドリングを持っているが、それはエリーゼにも受け継がれているのだ。この足回りが功を奏し、ハイグリップタイヤでなくてもきっちりと路面を捉える事が可能である」
そうなんですよ!MK-1は振り回して乗る事ができるので、楽しいんです。

まずはノーマルの良さを知る事が、MK-1の本質に触れる事が出来る!と再確認する事が出来ました。USEDCARコーナーでご紹介している車両で上記インプレッションと同じ感触を味わって下さい。(原)