注目のNEWモデルSEVEN130の、気になるスペックを見てみましょう。エンジンはスズキの660cc3気筒ターボ、64馬力の出力と10.6kgのトルクです。数字にだけ着目すると非力な印象ですが、注目すべきは490kgの車重です。カーボンパーツを多用して極限まで贅肉を削り取った、あのスーパーライトR500よりも16kgも軽い車体です!アクセルをガンガン踏み込んで、ワインディングを気持ち良く駆け抜ける楽しさが、今から想像できますね。
足回りにも注目してみると、従来のシリーズ3シャシーより前後トレッドが狭くなっていることに気がつきます。タイヤサイズも 185/60R14から155/65R14に変更されています。さらに最大の変更点は、リアサスが伝統のドディオンから、ロータス・セブンの時代を思い起こさせるリジッド・サスに変更されている点です。これらを考えると、当然コーナーでの限界は低くなると思いますが、エンジンパワーとのバランスを考えると、このくらいが絶妙なバランスなのではないでしょうか。
14インチのスチールホイールを履いたSEVEN130をみて、1992年にケータハムが発表した「CLASSIC」を連想する方も多いと思いますが、リアフェンダーの狭さなんかをみると、むしろロータスセブンのSr.2の直系という感じですね。シャシーとパワー、タイヤのバランスも当時のセブンに最も近いモデルだと思います。まさにチャップマン世代のセブン復活!ですね。日本上陸が本当に楽しみです。詳細はこちら