ローバーエンジンのメンテナンス

pp01

エリーゼのローバーエンジン世代は、走行距離が10万キロを超える車両も出てきました。
足回りのブッシュ交換なんかは、このブログでも何度かご紹介しておりますが、今回は
エンジンのリフレッシュをご紹介します。
ある程度の距離を走行したローバーエンジンでは、アイドリング時に「カタカタ」という音が
発生していることがあります。カムシャフトでバルブを開閉させる時のタペット付近で発生して
いる音なのですが、エンジンが暖まってオイルの循環がスムーズになると音が小さくなります。
暖機が終わっても音が気になるようでしたら、そろそろ点検が必要です。
これがカムの回転を上下動としてバルブに伝達させる、ラッシュアジャスターという部品です。
音の発生原因のひとつです。円筒形の高さを油圧で変化させてバルブクリアランスを自動的に
最適化する構造なのですが、劣化が進むと高さの調整がスムーズに機能しなくなるため、音が
発生してしまいます。
この部品はVVCユニットです。1.8Lのローバー
エリーゼのローバーエンジン世代は、走行距離が10万キロを超える車両も出てきました。足回りのブッシュ交換なんかは、このブログでも何度かご紹介しておりますが、今回はエンジンのリフレッシュをご紹介します。
ある程度の距離を走行したローバーエンジンでは、アイドリング時にエンジンから「カチカチ」という音が発生していることがあります。カムシャフトがバルブを開閉させる時に、タペット付近で発生している音なのですが、エンジンが暖まってオイルの循環がスムーズになると音は小さくなります。しかし暖機が終わってもまだ音が気になるようでしたら、そろそろ点検が必要なタイミングです。
pp02
これがカムの回転を上下動としてバルブに伝達させる、ラッシュアジャスターという部品です。カチカチという音の発生原因のひとつです。円筒形の高さを油圧で変化させることでバルブクリアランスを自動的に最適化する構造なのですが、この部品の劣化が進むと、高さの調整がスムーズに機能しなくなるため、音が発生してしまいます。
pp03
さらにこちらはVVCとよばれる部品です。エリーゼに搭載された1.8Lのローバーエンジンの中で、ハイパワー仕様のユニットには、このVVCと呼ばれる可変バルブタイミング機構が組み込まれています。このパーツも消耗が進むと、異音の発生源となってしまいます。VVC本来のパフォーマンスを維持するには、どうしても交換が必要となります。「最近エンジンの音が大きくなってきたなぁ」と感じている方は、ぜひ一度ご相談下さい。