こんにちは!ウィザムカーズの新人メカニック髙橋です!
今回は昨日のファクトリーの様子をご紹介いたします(^^)
こちらは現在ご納車整備中のジネッタG4で、昨日はタイミングベルト交換が行われていました。ピストンとカムシャフトの位置関係がずれないように注意しながらベルトを取り付け、ベルトの張りを調整して交換終了です。
そしてこのG4にはドライサンプ仕様のフォード製ゼテックエンジンが搭載されています。ドライサンプ仕様のエンジンにはオイルパンと呼ばれるエンジン下部に取り付けられたオイル溜まりがありません。ドライサンプ仕様のエンジンではエンジンに供給したオイルを強制的にポンプで回収して別の場所に設置したオイルタンクへ移します。
この方式はフォーミュラカーのようなレーシングカーには当たり前のように採用されていて様々なメリットがあります(^^♪
メリットに関しては知りたい方は、店頭で高橋までお問い合わせ下さい!
こちらがオイルを吸い上げるオイルポンプです。オイルポンプ専用のベルトで駆動され、このポンプのおかげで高い油圧をかけ続けることが出来ます。
オイルポンプによって吸い上げられたオイルはこのオイルタンクに溜められます。まずはオイルパンが無いことでエンジン自体の低重心化が可能で、さらには通常ならオイルパン内のオイルが偏ってしまうほどの遠心力がかかった場合でも安定してオイルをエンジンに供給することができます。そしてこのオイルタンクによってオイル容量を決められるため発熱の大きなエンジンでもオイル容量を稼ぐことが出来るのです(^^)
そんなジネッタG4は現在お客様に気持ちよくお乗りになって頂くためにじっくりと整備させていただいておりますので、ご納車までもう少々お待ちください!
そして最後はこちら!
前回のファクトリー便りで紹介させて頂きましたお客様が先日の111CUPにて2位表彰台を獲得されたということでファクトリーにご報告にいらして下さいました!さっそく祝賀会?反省会?といたしまして車載動画をお客様とともに拝見させて頂きました(^^♪
本当におめでとうございます!