現在ウィザムカーズ・ファクトリーにはお買得な中古車をはじめとして、各世代のケータハムが集合しており、さながらセブン博物館の様相ですが、これだけ揃うと車両各部の違いを比べるのも面白いものですが、今回はノーズバッジの比較です。上の写真は2007年の50th記念のバッジです。ロータスセブンが誕生した1957年から50年目にあたる2007年から採用が始まりました。当時はグラハム・ナーンからアンサー・アリに経営陣が変わり、フレームの製法も変更される等ケータハム改革の時代でした。このノーズバッジは、2014年にケータハムのCIがF1チームのデザインに即したものに変更されるまでの間、かなり長く使用されました。
現在使用されているバッジがこれです。最初は「四角!」と驚きましたが、SEVEN160の登場によりケータハムが新たな時代に突入したことを印象付けるデザインとして、すぐに定着しました。 CATERHAMの文字も新しいフォントが採用されています。
ケータハムのバッジといえばこれ!というファンも多いのが「SPRINT」です。ノーズコーン内部の「ビッグセブングリル」とともに定番のデザインですね。同時期にBDRやヴォグゾールには「HPC」のバッジが採用されていました。
かなりレアなノーズバッジがこの「KAMUI」です。日本だけの限定車、しかも10台のみの究極の限定車でした。実車をご覧になれる機会も少ないと思います。10という数字はもちろん可夢偉のF1のゼッケンです。
さらにこのバッジはケータハムのかなり初期のもの、こちらもかなりレアなバッジです。50年以上も継続してくると、これ以外にも色々なデザインが存在します。こんなふうに細部を追いかけてみるのも、もクルマ趣味の楽しみ方のひとつですね。