EVORA400テストドライブ速報!

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12月16日の水曜日、箱根芦ノ湖・小田急山のホテルにてLOTUSディーラー向けのLOTUS車両一気乗り試乗会が開催され、それにウィザムカーズからは原田・八木が参加して参りましたのでレポート致します。今回は原田レポートなので走行面を中心にお話ししたいと思います。

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EVORA400をいち早く試乗できると言う事で二人ともテンションMAX!
会場では現行LOTUSの車両が全て揃っていました。
・EVORA400 MT
・EVORA400 AT
・EXIGE-S CR MT
・EXIGE-S RS AT
・ELISE-S
・ELISE1600
ここまでLOTUS車両が揃いワインディングの聖地箱根で一気に乗り比べる機会はそうそうないので、モデルごとの違いを再度確認するにもピッタリなイベントとなりました。

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さて、気になるEVORA400のインプレッションに入ります。
今回の試乗では新型EVORA400のMTとATの他に、ひと世代前のEVORA-Sスポーツレーサーを連続して試乗しその違いを体感することが出来ました。

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まずは、EVORAA400・MTモデルから試乗です。先代のEVORAから比べて最初に目に留まるのはエクステリアとインテリアになりますが、今回はその点は置いておいて純粋に最初に感じ取ったドライビングのファーストインプレッションをご案内します。

まず、エンジンスタートボタンを押した瞬間からレーシングサウンド(SPORTSモードON時)が室内に心地よい音色として入ってきます。そして10M走り、1コーナーを駆け抜けるだけでEVORA400の進化を体感することが出来る事に驚きました。大げさな表現ではなく本当に素晴らしい!

旧EVORAのキャラクターは自身でも乗るEXIGE-Sと比べラグジュアリーな方向性の乗り味で、EVORA400はスポーツ性の向上と乗り心地を両立したモデルとなったであろうという事は想像していたのですが、私が一番感動したのはロータス最大の魅力ハンドリング面です。
従来のモデルと比べるとフロントタイヤの接地感が大幅に増し、ステアリングを切った分だけグイグイ曲がっていき、それでいて限界値を超えた際に従来モデルはアンダーやリヤが出てくる場面もあったのですが、EVORA400は全くそんな素振りを見せる事なく、コーナーを駆け抜けていきます。
これはサスペンション設定の変更やジオメトリーの変更、DPM制御の進化、そして前回原田のブログでもご案内したタイヤの違いも大きいと思われます。
箱根のワインディングを試乗すると、コーナー進入よりも後半にかけて更にアールがきつくなりステアリングを切り足すシーンが多かったのですが、そんな時でもEVORA400はアウト側に出てしまいそうな素振りを一切せずにノーズがスパンとイン側に入ってくれます。
これはEXIGE-Sオーナーの原田的にはEVORA400の方がEXIGE-Sよりも一枚上手だと思いました。絶大的にフロントタイヤの接地感がEVORA400にはあります。
それ以外にもブレーキのタッチ、シフトフィールも現行LOTUSフラッグシップモデルにふさわしくとても良いフィーリングになっていました。

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ATモデルは基本的なハンドリング性能はMTモデルと同じなので、皆さん関心があるのはパドルの反応速度だと思います。
現在主流になりつつあるデュアルクラッチ式2ペダルではなく、トルコン式と言う事だけで2ペダルモデルを諦めてしまっていた方もいるかと思いますが、そう言う方にこそ1度EVORA400のATモデルを試乗していただきたいと強く思いました。(来春ATモデルの試乗車入荷決定)
普段MTモデルでスポーツ走行を楽しむ私ですが、ATモデルの変速の速さにビックリ!
完全に私のシフトワークよりは速く、正確で、それでいてハンドリングが良くなったEVORA400のステアリング操作を一層集中して堪能できる確認。サーキット走行メインでは無く、ワインディング中心の方にはおススメですね!!

デュアルクラッチタイプに比べ抜群の信頼性を持つトヨタ製トルコンATと、上手く制御されたシフトプログラムはEVORA400のキャラクターにはピッタリなチョイスになります。

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まだ興奮が覚め止まず、色々お伝えしたい事が次から次へと思い浮かぶのですが、それは是非STOREに来店していただければ、 ご案内させていただきます(^^♪
正直LOTUSらしいハンドリングと言う面では現行モデル最強と言える1台となっていますので、興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
お待ちしております。原田