
今日のウィザムカーズ・ファクトリーはエヴォーラの整備が進んでいます。この写真はリアのクラムシェルを外したところです。エヴォーラのシャシーはリアホイールの直前でアルミシャシーが終わり、スチール製のサブフレームが連結される構造です。基本的にはエリーゼと同様の構造ですが、もちろん全てのパーツがエヴォーラのための専用設計です。400馬力を余裕をもって受け止めるこのシャシーは、モータースポーツからハイブリッドまで対応する、ロータスの将来を担うプラットフォームです。

こちらはリアサスペンションのアッパーアーム、鍛造アルミ製の逸品です。

こちらはエリーゼ系の足回りです。スチールのパイプにガセットを溶接しただけのシンプルなアームは、まるでクラシック・フォーミュラのようですね。単純な形状ですが、エリーゼの基本コンセプトを忠実に再現しており、これはこれで十分に魅力があります。

こちらがエヴォーラのリア・ロアアーム。もちろん鍛造アルミ製で、非常に複雑な形状はエリーゼ系のシンプルなアームとは対照的ですね。エンジニアリングのレベルが向上していることが覗えます。

サスアームの表面にはロータスのロゴマークが配置されています。開発陣の自信の表れでしょうか。エヴォーラのプラットフォームは今後も様々なモデルに採用されそうですね。