ウィザムカーズ・ファクトリーには日々たくさんのロータスが入庫していますが、今週はMk1と呼ばれる第一世代のエリーゼが3台同時に入庫しています。3台ともに継続車検でのご入庫です。圧倒的な軽さで今でも根強いファンが多いのがMk1ですが、20年近い年月が経過していますので、さすがに整備が必要な個所が増えてきました。今回は3台とも足回りやブレーキのメンテナスを実施することになりました。
パーツリストのイラストでご紹介しましょう。一枚目がフロント、二枚目がリアのサスペンションです。それぞれ消耗部品を赤くしてみました。摺動部分の各部にはボールジョイントやブッシュなどが圧入されており、定期的な交換が必要です。交換作業の様子はこのブログでもご紹介済みですね。これらの部品を定期的にメンテナンスしていけば、本来持っているシャシー性能をそのまま維持することができる点こそが、趣味として楽しむクルマにとっては最大の美点ではないでしょうか。また20年たっても部品が安定して供給される点も重要ですね。
そしてウィザムカーズでは、最高のコンディションを維持しているエリーゼMk1たちを展示中です。 週末はぜひウィザムカーズ・ファクトリーにお立ち寄り下さい。