ファクトリー便り No.68

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今日からX-BOW GTの展示を開始致しましたが、ちょうど車検整備でもX-BOWが入庫してきました。早速点検・整備を開始しております。
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カーボン製のシャシーにたくさんのパネルがマウントされた独特の構造を持つX-BOWは、整備作業もケータハム等とは全く異なります。まずは車両各部のパネルをどんどん取り外します。
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エンジンの周囲のパネル類は全て取り外します。青い部分はキズ防止の養生シートです。複雑な形状のパネルを慎重に分解していきます。
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ようやくエンジンの全容が姿を現しました。X-BOWはボリュームのあるリアのスタイリングからエンジン搭載位置が高いように連想しがちですが、実際はエリーゼと同様にかなり低く搭載されています。
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こちらは両サイドのラジエター、まるでF1のように凝った形状のものが斜めに設置されています。左右で十分な容量が確保され、冷却能力も十分です。 カーボンシャシーの後端にはスチール製のサブフレームがみえますが、こちらも剛性は凄そうですね。
パネルを分解してみると、X-BOWはスポーツカーとして理想的なシャシー構造を持っていることがよくわかります。現在も作業は進行中ですが、まだまだ注目したいポイントがみつかりそうです。