今日ご紹介するモデルは、1967年式のコーティナです。フォード製のコンパクトなサルーンにLOTUS1.6T/Cを搭載した、いわゆるホットモデルで、世界的にも人気が高いモデルです。このブログをご覧の方なら、ジム・クラークのドライブによりサーキットで大活躍した車両としてご記憶の方も多いと思います。もちろん単なるエンジン供給だけではなく、チャップマン率いるロータスがサスペンション等を開発しており、おとなしめの外観からは想像できない程の高性能で人気を博し、2000台以上も生産されました。
レーシングモデルというイメージが強いため、現在残っている車両はチューニングが進んだ個体が多く、特にインテリアは大胆にモディファイされているケースが多いようです。しかし今回ご紹介の車両は内外装共にコンディションが良く、ほとんどオリジナルの状態が保たれています。ここまでクリーンな印象のコーティナは大変貴重な存在です。コーティナをお探しの方には必見の一台でしょう。ウィザムカーズ・ファクトリーに展示しておりますので、ぜひご来店下さい。