今回は4月から始まるレースシーズンに向けてGINETTA G4のクラッチ交換作業を行っていますので紹介します。
今回作業するのはLOTUS T/Cを搭載しているこちらの車両です。まずはクーラントを抜いてラジエーターを外していきます。
フューエルラインとキャブレター、その下にあるスターターモーターを取り外して、
オルタネーター、エキマニ、ドライサンプのオイルホースを外せば、エンジンを降ろす準備は完了です。
エンジンマウントのボルトとベルハウジングとエンジンを連結しているボルトを外したら、エンジンクレーンを使用してエンジンを降ろしていきますが、なかなか簡単には進みません。エンジンを回転させつつ、ミッションの位置を動かして、何とかエンジンの取外しが完了です。
こちらの画像はケントエンジンのエンジンブロック用に作られたスタンドです。とても丈夫なつくりで、作業用途だけでなく、エンジンを単体で飾っておくことにも使えそうです。
次回からはクラッチと、その周辺パーツの交換作業をご紹介していきたいと思います。