WAKO’S 2-ELEVEN クラッチ点検作業

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今回は5月7日の袖ヶ浦走行後クラッチの踏みごたえに違和感を感じた2elevenのクラッチ点検のご紹介です。
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まずはサスアームやドライブシャフト等、足回りを分解していきます。
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作業に無駄がないよう必要最低限のパーツのみ外していきます。
エリーゼやエクシージと違い、2イレブンは開口部が広いので作業がとても捗ります。
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ギアボックスとベルハウジングを分離して、クラッチが露出しました。目視による点検だけではわかりませんので、クラッチディスクの残量を確認するために取り外します。
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まずは一番怪しいクラッチディスクの磨耗点検を行います、しかし0.3mmほどしか削れていなかったため、他の部分も確認します。
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クラッチカバーを確認してみると、6本ある取り付けボルト穴のうち2箇所にクラックが入っていました。クラッチペダルに感じられた違和感の原因はこれだと思われます。やはりサーキット走行だけを繰り返してきた車両ですので、高い負荷による車体各部の疲労は無視できないレベルですね。定期的な点検の重要さをあらためて実感しました。
次回は部品交換作業をご紹介したいと思います。