1700SS ウォーターラインリフレッシュ PART.2

先日ご紹介したKENTエンジンのウォーターラインの清掃ですが、色々と原因探求の末、インレットマニフォールド・ガスケット部のウォーターラインが錆で詰まっていることがわかりました。
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早速キャブレターとウォーターラインのあるインレットマニフォールドを外していきます。
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スタッドボルトの真上くらいにウォーターラインがあるのですが、完全に詰まってしまっています。
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詰まりを除去して、綺麗になりました。
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ついでにインレットマニフォールドも綺麗にしておきます。
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さらに点検してみると、ウォーターポンプからもLLCが漏れてきていたので、交換させていただきました。
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すっきり新品に。いまだに新品パーツが出ることにも驚きです。
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キャブレターのインシュレーターも新品に交換しました。
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キャブレターを固定しているスタッドボルトには、ナットの手前にバイブレーション・グロメットが入っていますので、ここも新品に変えます。
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キャブレター本体かなりの重量がありますので、振動でインレットマニフォールドにクラックが入る可能性があります。それを防止するため使用するのがバイブレーション・グロメットで、ゴムを間に挟んだワッシャのような部品です。。こちらも古くなるとゴムが固くなってしまったり、つぶれ切ってしまう為、役目を果たさなくなります。時間がたったら交換が必要なパーツですね。
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各部の清掃後、ウォターラインは繰り返し水を通して清掃し、ようやくきれいな状態に復旧しました。
インマニとキャブレターを取り付け、フューエル周辺のファイバーワッシャを交換したら作業完了です。
これで安心してセブンライフを続けることができますね。KENTエンジンは構造がシンプルですから、しっかりメンテナンスをしていけば、まだまだ長く楽しめます。クラシック・セブンのお悩みは、なんでもご相談下さい。