今回はケータハム セブン スプリントのトノカバー取付作業のご紹介です。
一見簡単に見えるトノカバーの取り付けですが、実際には失敗が許されない、経験とノウハウがモノを言う作業なんです。
ケータハム純正トノカバーは、出荷状態ではボタンが付いておらず、穴もあいておりません。車体側にはフロントに2コ、リア側に6コのボタンが標準で取り付けられてはいるのですが、サイドはボタン取付用の穴をドリルで開ける必要があります。
しかし、メーカーから位置決めのテンプレートが用意されているわけではありません。パネルの裏側にはフレームを構成する丸パイプや角パイプが通っていますから、下手をするとフレームにキズをつけてしまいます。入念に位置決めを行い、慎重にドリリングしますが、何度やっても緊張する瞬間です。
もちろんトノカバーにも穴を開けるための目印などはありません。大雑把にボタン穴を開ければ、トノカバーをかけた時にたるんでシワになったり、逆にきつ過ぎて取り付けられないことになってしまいます。さらに夏と冬で生地の伸びも違いますから、その加減を考えながら取り付けています。
キットカーという成り立ち故に「自分で作業してみようかな」方もいらっしゃると思いますが、単純そうな作業にも実はノウハウが詰まっています。
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