CATERHAM SEVEN 1600GTS ウォーターポンプ交換

今回はSEVEN 1600GTSのウォーターポンプ交換を紹介させていただきます。
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こちらの車両は前回の点検の際にウォーターポンプのシャフトにガタが見つかりまた、少しにじみもあったため、大事になる前に交換をさせていただきました。
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写真の中央、4本のボルトで取り付けられているプーリーの裏にウォーターポンプがあります。
この頃のスーパーセブンはフレームの形状が存在し、容易にアクセスできるタイプもあれば、少し手間がかかるタイプもあります。
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ウォーターポンプを取り外しました。エンジンブロックはロータスツインカムも、BDRも皆ほぼ共通ですので、見慣れたシリンダーライナーが見えてきます。
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取り外したパーツです。新品はプーリー取付面の形状が少し変更されていますね。真上に向いたネジ穴にはヒーターホースのアダプターが接続されるのですが、古くなってくるとネジがかじってしまい移植できないこともあります。今回は幸いきれい取り外しが出来ましたので、ウェットブラスト加工を施した上で移植しました。
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新品になりました。ウォーターポンプはベルトのテンション・エンジンの熱などの過酷な環境にさらされながら常に回転しているパーツです。壊れてしまうとクーラントが回せなくなるだけでなく、ベルトやエンジンにもダメージが及ぶ可能性があります。
「なんとなくおかしいな…」と感じたら、お早めにご相談ください。