USED CAR原田的チェック! 1600GT編

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原田的USED CARチェックの1600GT編です。
この車両はクラシック・スポーツテイストに仕上げられているのがポイントとなります。そして、弊社入荷時にアルミボディー部分をポリッシュ施工致しましたので、アルミ地の状態もリフレッシュされています。
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まず全体像として目を引くのがブルックランズ・レーシング・スクリーン仕様です。
スポーツ性の高いLOTUS Sevenは勿論の事、クラシックカー要素の高いMorganにも使われ様々なジャンルのヒストリック・カーにも装着されているブルックランズ・レーシング・スクリーンは、まず見た目にインパクトがあるアイテムですね。
見た目に小さいウィンドスクリーンで不安を抱く方も多いかと思いますが、角度調整が出来、整流効果のおかげでスタンダードスクリーンよりも、嫌な風の流れにならずに気持ち良くオープンエアを楽しむ事が出来ます。長年愛され続けられているアイテムはそれなりの理由があるものですね。
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シングルシータータイプのロールバーとブルックランズ・レーシング・スクリーンの組み合わせがクラシック・スポーツ度をUPさせています。ご購入の際に通常の4pointタイプのロールバーに変更する事も可能です。
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インテリアに目を向けるとドライバー側のセンターに配置されたタコメーターが目に留まります。この辺の演出もスポーティーで好感がもてるポイントですね。
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1600㏄の標準エキゾーストは4-2-1タイプの物ですが、この車両には4in1のラージボアエキゾーストシステムが装着されています。気持ち良いレスポンスとSEVENらしいエキゾーストサウンドを楽しむ事が出来ます。Super7のエキゾーストと言えばコレ!と言う人も多いはずです。
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オイルクーラーも1600㏄ではオプション品となります。イギリスに比べ夏場の気温が高温になる日本ではオイルクーラーの装着は嬉しいポイントです。Kent E/Gでスポーツ走行を楽しむ為の定番アイテムとなります。
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ホイールは14インチの8スポーク、フロント6J、リヤ7Jのワイドリムタイプを装着。画像でも分かるようにリヤホイールとフェンダーとのバランスも良く、ワイドリムで迫力があります。95.25ピッチのホイールは現在入手が難しく、このホイールを欲しがるオーナー様も多いと思います。
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ラージボアの社外ブレーキマスターシリンダーを装着。ノーマルはガーリング社のマスターシリンダーですが、ブレーキのタッチ向上をはかる為に日本製マスターシリンダーに変更されています。テスト走行時もこの年式のSEVENとしてはブレーキタッチが非常に良く、ノンアシストのブレーキでも安心してブレーキコントロールを行う事ができます。
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ラジエターホースの劣化によるクーラント漏れ対策の為シリコンホースに交換を致しました。このシリコンホースに交換するのもこの世代のSEVENでは定番ですね。
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前回テスト走行時に1600㏄エンジンとしては、とてもレスポンスが良く、パワー感も有った為、チェックを兼ねてカムのリフト量とキャブレターのジェット類を確認している図。エンジンを分解した確認作業ではないのですが、大よそのカムシャフトの性格を知る事ができます。
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個人的にはこの車両のフィーリングは大変刺激的で面白さを感じました。300万円を切るお手頃な車両価格となっているので、これをベースにワインディングが最高に楽しい一台を作るのも楽しいかと思います。
私だったらミラーをレイヨットタイプに変更し、LSDを入れて、サスペンションを替えて、、、考えるだけでもワクワク致します。
この車両をご検討の方は是非弊社スタッフまでお問合せ下さい。お客様の好みの仕様に合わせたモディファイもご提案できます(^^♪