今回は、EXIGE 380CUPの6p/4pハーネス(腰側)の取付けを行います。
この画像を見て、従来との違いにお気付きの方は鋭い!
アルミフレームのシートレール取付部の形状が変更されたのです。以前は一直線だったアルミ部材の無駄な部分が削ぎ落とされています(赤い接着剤が線状に見える部分です。)まだ実車での確認は出来ていませんが、この変更はELISE SPORT-IIやEXIGE SPORT 380の世代からだと思われます。
「加えるものは軽さだけ」のための積み重ねが伺える部分ですね。単に軽さだけを求めるだけではなく、シートレールは太く強度があるものに変更され、ガタツキがなくなるといった改良も見られました。もともと体脂肪ヒト桁のアスリートのような体躯のEXIGE。細かな改良をしつつの軽量化は、並大抵のことではなかったと思います。
この変更に伴い、既存の4~6Pハーネスプレートは使えなくなってしまったため、新たにハーネスプレートを製作。助手席側にも4Pハーネスを装着したいというお客様のご要望で、運転席と助手席を兼用出来るように製作しました。
これは助手席用のアイボルトの位置です。助手席のシートはポジション固定のため、フックのスペースが限られており、アイボルトの位置決めと取付けには非常に苦労いたしました。
次回は肩側のハーネスの取付けです。