ウィザムカーズの小澤です。
本日はウィザムカーズTOKYO(ロータス練馬)の展示車両から『LOTUS 2-ELEVEN CUP』をご紹介させていただきます。
2010年登録、走行距離は9,200km。
オーリンズ製アジャスタブルダンパーやLSDなど、多数のオプション装備を備えた車両です。
車両の性格上ほとんどの個体がレースで酷使される中、ここまでコンディション良好な2-ELEVENはそうそう見かけません。
2ELEVENはロータスのエンジニアの遊び心から生まれたプロトタイプサーキットカーをベースとしており、2007年のジュネーブショーで発表されました。
快適性の確保やコストなどに縛られることなく、「加えるものは軽さだけ」というコリン・チャップマンの思想を忠実に具現化しており、その車重はわずか720kg! 0-100km/h加速は4.5秒という俊足を誇ります。
パワーユニットには最大192psのToyota 2ZZ-GEエンジン 1,800cc(NAモデル)を搭載しています。
しかし、軽量フライホイール、LOTUS SPORTがセッティングしたECUプログラムなどが組み込まれ、そのレスポンスは、同じエンジンを搭載したELISE-Rと比べても全くの別物となります。
JAF公認レースロールケージ、6点式ハーネスなどが装備されたレーシングスペック仕様車となっています。
しかし、ナンバー付きで公道走行も可能ですので、サーキットまでの自走もできます。
大型のリヤスポイラーをはじめとする各部の空力構造により60kg~80kgの強力なダウンフォースを発生させています。
軽量化と空力性能の高さによって、圧倒的なコーナーリング性能を発揮します。
なお、この車両は新車時から弊社において管理してきた車両です。
通常の定期点検・整備に加え、サーキット走行毎の欠かさない点検・整備、さらにはエンジン、トランスミッション、クラッチ等のオーバーホールも行っておりますので、安心してお乗り出しいただける一台です。
サーキット走行派の方にはおすすめの車両で、恐らく、今後ここまで状態の良い車両は出てこないと思われますので、気になる方はお早目にご検討いただければと思います。