Seven160S ミッションO/H


新車から約10万キロを走行したタイミングで、今後さらなる10万キロを見据えてミッションのオーバーホールをご依頼いただきました。
不具合などの症状は出ていない為、内部の確認と摩耗パーツの交換がメインになります。

作業的にミッションアッセンブリー交換も視野に入れていたのですが、オーナー様のご意向で新車からのパーツを育てていく感覚で大事にしたいとの事。この考えには我々も大賛成でオーバーホールにて対応させていただく流れとなりました。

SEVENの場合ミッション脱着作業時はエンジンも同時に降ろすことになります。660ccのエンジンはコンパクトな為、限られたSEVENのエンジンスペースから降ろす際も助かります。

今回はシンクロやベアリング、フォーク等、消耗パーツをメインに交換させていただきました。内部を見ていくと、とても丁寧にシフト操作をされるオーナー様という事が分かります。ただスズキ製のミッションを軽自動車としてはハイパワーでスポーティーに走るSEVENで使用すると、パーツ疲労が出てくるのは致し方ないのかも知れません。

パーツの選定や入荷に時間がかかりお時間をいただきましたが、またミッションの慣らしからSEVEN160を楽しんでいただければ幸いです。