
大変貴重なGINETTA G16を英国より輸入し日本に到着しました。
1960年代レースシーンで活躍したGINETTA G12は日本でも有名ですが、G16は1968年にGroup6 を戦う為に制作されました。当時Group6を席巻していたシェブロンGTやLOTUS 47GTなどに対抗すべく、よりハイパワーなエンジンに対応できるようシャシーデザインをはじめ、エンジン、ブレーキ等全てにおいてアップグレードされているモデルです。
当時採用されていたエンジンは、FORD COSWORTH FVA1.6やFVC1.8、またCLIMAX FPF 2.0やBRM V8、BMW M10 2.0なども搭載され、その圧倒的なパフォーマンスはバックヤードビルダーのGINETTA CARSをトップカテゴリーにおいても揺るぎない地位を獲得したモデルです。
1968年からのオリジナル生産台数は9台、その後GINETTA CARSにおいて5台が追加に生産され、創業者のアイバー・ウォークレット自身がDARE社となり3台が製造されました。本車両はそのうちの1台となります。元来の生産台数は勿論の事ですが、現存する車両も少なく存在を知る方も少ないモデルとなりますが、究極のGINETTAと言っても過言ではない貴重な1台となります。
本車両はDARE社からデリバリーの後に英国にてナンバーを取得し独、一人のオーナーの手により独特な生い立ちを刻んでいます。HSCCなどのヒストリックカーレースにおいても使用されていた車両で、エンジンは信頼性の高い現代スペックの物に転装済みで、COSWORTH製2.3L(DURATEC)に4連ローラーバレルを装備しECUにてインジェクション制御。SSG5速ドグミッション、前後4ポッドキャリパー装備(パラレル制御)となります。
車高が低くワイドとされているG12とは比べ物にならない迫力があるレースモデルとなりますが、この度英国から輸入した際に日本においてもナンバー取得が出来るように一部仕様変更しており、GINETTA G16が一般道を走行できるのは世界でこの1台です。
現在弊社にて車両チェック中になります。
世界的に大変貴重な1台です。詳しくはお電話にて問合せ下さい。
