【番外編・夜の部】Ford Night!Cortinaメンテナンス


閉店後のFACTORY風物詩となっているのは原田のFord Escort Estateのメンテナンス作業です。近況をブログでご紹介出来ていませんが、現在第二形態の安定期に入りすこぶる調子が良い状態です。折を見て現状をご案内できればと考えています。楽しみにしていただいている読者は少ないかもしれませんが、お楽しみに(笑)


さて、今宵Ford Nightの主役は先日のK4GPで大活躍だった勝俣メカニックの愛車1964年式のFord Cortina Superです。自分の年齢の倍以上の車を所有し楽しんでいる姿は嬉しくもあり、頼もしくもあります。

60年代の英国レースシーンで活躍したCORTINA LOTUSは現在でもクラシックカーレース等で見かける事はありますが、4枚ドアのスタンダードモデルは日本では大変珍しい1台になります。

英国Fordは日本ではマイナーなイメージがありますが、走ると楽しいほど良いサイズの車が多く、イギリスでは愛好家が多いメーカーになります。
CORTINAやESCORTは60年代、70年代の代表的なモデルと言ったところでしょうか。

さて、今回の作業はミッション脱着、クラッチ交換の為のパーツ選定がメインとなります。ヒストリック車両に精通した濃野メカとFord系のメンテナンスを得意とした柳メカのアドバイスの元、手際よく作業は進められていきます。
大きなトラブルもなく、無事にミッションが外れました。現在の車なら先にパーツを手配して、即交換となりますが、現物を確認して適合したパーツを選定し、パーツを探す為、時間が少々余分にかかります。

本日の作業はここまで。
後日必要パーツを選定して、パーツの発注をしたいと思います。
やりたい作業は山ほどあるようですが、ヒストリックカーの道は1日にしてならず!1つ1つ対応して、造り上げる楽しみを感じて欲しいですね。(原)

 

FORD ESCORTエステートのメンテナンス! エンジン編

クーラー取付がひと段落し、ほぼ同時期にスタートしていたプロジェクトがエンジン編です。
前回の番外編でノーマルのエンジンが調子を崩し、急遽修理が必要となった事をご案内致しましたが、今回は遂にチューニングエンジン編となります。

ESCORTエステートのノーマルスペックでは一般道の流れに乗るのが精いっぱいの馬力だった為、もう少し速くしたい!と思い新たなスペックのエンジンを製作する事にしました。
幸か不幸かエステートはベースがX-FLOWエンジン(通称ケント)だったので、パーツは豊富にあるのが助かります。

エンジンのSpecとしては、日常の足として使える車に仕上げて行きたい為、過度な改造はしない事にします。予算の都合もあるので一番コストパフォーマンスに優れた仕様を模索した結果、、、
・ブロックは711M BAブロックを使用
・ピストンは +0.090″のオーバーサイズ
・カムシャフトはKENT CAMの234カム
・ヘッドは予算的に今回見送り。バルブサイズはFORDのGTスペック
詳しい方なら既にお気づきかと思いますが、CATERHAMの初期1700シリーズのそのままスペックとしました(笑)
1600㏄のX-FLOWに乗っているSEVENオーナーもこの仕様なら比較的安価で製作出来、効果も納得の仕様なのでおススメします。

ヘッドは計測した感じだと少しバルブガイド等にガタが出ていましたが、まだ何とか使用出来そうなので、組んでみて調子が出なかったら後日O/H致します。ヘッドを降ろすのが楽なのはOHVの良い所ですね。

馬力などの目標は定めていませんが、低回転はトルクフルで乗り易く、アクセルを踏めばカムに乗って走る気持ち良い仕様になってくれれば良いな思っています。

さて、組み合わせるキャブレターを決めるのが悩ましくなってきました。
やはりDCOEツインでスポーティーにするか。。。悩みは尽きません。

ウィザムカーズ 社内レクリエーション【コーヒーミーティング開催】

こんにちは。ファクトリーです。

今回はウィザムカーズスタッフのレクリエーションとしての休日の過ごし方をご紹介致します

先日の定休日5月9日(火)にスタッフ数名でツーリング&コーヒーミーティングを行いました。

趣旨としては、早朝マイカーで目的地に赴き、現地にてコーヒーを楽しむ!と言うシンプルな企画となります。

実は弊社スタッフは原田以外も殆どの者が英国車に乗っている趣味人の集まりとなります。仕事以外の時間も一日中車の事を考えている者ばかり(笑)!
また別の機会にでもスタッフの愛車紹介が出来ればと思います。

緑溢れる場所で新鮮な空気を吸いながら車話をすれば、毎日顔を見合わせている者同士でもいつもよりコーヒーが美味しく感じる!
と、言う事でスタートしたコーヒーミーティング、ツーリング企画とは違った楽しさがあり、やみつきになりそうです。

ご覧下さい。この笑顔。
業務中は「真剣モード」。この時はリラックスモードです。
仕事を離れれば「同好の士」。同じ趣味を持つ者で集うのは楽しいものですね!

 

White ELAN その5 キャブレター周り編

今回はキャブレター周辺の作業に取り掛かります。
現状としてはエンジンはかろうじてかかるのですが、どうも調子が良くないのでキャブレターのチェックとアクセルリンケージの変更等を行っていきます。

まずは上の画像を見ていただきたいのですが、スポーツシーンでよく使われているツインワイヤー対応のアクセルリンケージが取り付けられています。アクセルのフィーリングは良いのですが、スターターソレノイドの12v端子にリンケージが接近して今にもスパークしてしまいそうな危険な取り付けとなっていました。1、2番側のキャブレター側にリンケージを移植する事も考えましたが、ボンネットに当たってしまい無理そうです。
また、なるべくエンジンルームはシンプルにしたかったので、取り回しを変更することにします。

その前にキャブレターのチェックを行います。
White ELAN号はWeber DCOE45が装着されていました。ジェット類を見てみると車両が長期保管されていた為か少々荒れた状態です。キャブレター側も少し詰まりを感じていたので、今回は以前ESCORTの時に使っていたO/H済のキャブレターを使う事にします。
装着されていたキャブレターは後日O/Hをしてあげる事に。

ジェット類はと言うと、当初装着されていたジェットが新品キャブレターを購入すると最初にセットされている番手が全ての箇所に装着されていたので、キャブレターのリセッティングは必須になりました。

まずは、以前白ESCROTにWEBER DCOE45を装着していた時のジェットを仮組みしてキャブレターを取り付ける事にします。

キャブレターのシンクロプレートも今回は装着する事に。
自分で図面を描いて作ってみたい!
と言う思いから各部の寸法を計測して図面に起こして制作して貰いました。
市販品でもそれ程高価な物では無いので、かかった時間と加工賃等を考えると価格的には高くなりましたが、自分で作った物だけに愛着が湧きます。それと、色々と考えながら作る時間が楽しい時間でした!!


シンクロプレートに装着するワイヤー受けも製作致しました。
足りないショートパーツは工作機器を使い自分で製作する事に。

そして、組み合わせて完成です。
スロットルケーブルはノーマルと同じ取り回しとして、ワイヤー長もなるべく短く設定致しました。
フィーリングは最初に装着されていたリンケージの方がスムーズでしたが、シンプルな見栄えになり個人的には大満足です。
何よりスターターソレノイド周辺にスペース的なゆとりが出来た事が一番ですね。

フューエルラインも無駄に長く取り回しがされていたので、なるべく短く変更しておきました!!

次は内装に手を加えて行こうと思います!!
つづく!

White ELAN その4 足回り編

White ELAN その4 足回り編


今回はサスペンション関係をチェックしていきます。

足回りは走りに関わる重要な項目になるのでスパナチェックをメインに、現状を把握する為、分解なども箇所箇所で行ていきます。


下周りを覗き込む限りでは大きなダメージも無く一安心です。 かなり昔にレストアされてから走行は余りしていない様に見受けられます。
サスペンションアームを取り外してブッシュの状態の確認、サスペンションの動きをチェックします。今回は現状の把握がメインなので、機関的に問題無ければ、再度組付けを行います。


長年の塵等が積もっているので、掃除を行いながらの作業で思うように進まないのですが、それも楽しみとしてコツコツ作業を行っていきます。
スパナチェックを確認できるボルト類全てに行いました。所々締め付けが弱い所もあり、スパナチェックの重要性を再確認です。
スパナチェックはヒストリック系の車両に限らず、おススメ致します。


今回のメインイベントは、ノックオンハブからボルトタイプのハブに交換です。
同じノックオンハブでも強化されている26Rタイプと迷いましたが、今回は26R仕様にしたいわけでは無いので、違うアプローチとしてボルトタイプに致しました。
ベアリングはまだ使えそうなので、グリスを注入し再利用します。


一緒にスタッドボルトも購入していたので、プレスで圧入します。
このようなパーツが純正以外で多くラインナップされているのもELAN人気の理由かもしれませんね。
リフレッシュの際はノーマル派にもモディファイ派にも多くのパーツが用意されているので、好きな物をチョイスし自分仕様のELANに仕上げることが出来ます。


そして取付です。
これでボルトタイプのホイールをインストールする事が出来るようになりました。ELANはリヤのサスペンションアームの形状的にホイール選びはとてもシビアになります。

と、言う事でホイールが用意できるまで次の作業に移る事にします。
早く走ってみたい!

つづく!

White ELAN その3 配線処理編

White ELAN その3 配線処理編


色々な作業を同時進行で進めていますが、今回ご紹介するのは配線編です。


このWhite ELAN号は前のオーナーさん世代にノーマルの配線を活かしながら後からリレーを追加していった、所謂よくある配線処理となっています。
ただ、問題なのは配線作業の途中で力尽きてしまったのか、、、、


エンジンルームやインテリアは配線が右往左往している状態でした。
特にラジエター周辺はリレーがあとから5個追加で装着されていて、その周辺は配線祭りとなっています。


オルタネーター周辺も配線が未接続の物も多く放置状態のまま。
配線図を見ながら、少しシンプルに配線をまとめていくことにします。
個人的にはノーマルのルーティングでなければダメ等の拘りは無いので少しでもシンプルになるように纏めていきます。
これが時間のかかる地味な作業です。

ヒューズボックスもご覧の通り長年の汚れが溜まっています。
地道に磨いた画像が右側になります。少しは電気がスムーズに流れるようになってくれたかな。(自己満足の世界ですが。。。。)

今回も汎用のヒューズボックスを使って1か所に纏めてみました。
むき出しだった配線もテープで纏めてスッキリです。
せっかくなのでオルタネーターからソレノイド迄が細い線だけだったので、1本追加しておきました。電装品が多い車では無いのですが、ダイナモからオルタネーターに交換されているので、念の為と言う事で。


同時に電動ファンの追加と、壊れていたファンスイッチも新調。
ELANシリーズの中では、ラジエター容量が少ない時期のモデルになるので、今後走り始めて容量不足を感じたら大型な物に交換を検討する事にします。

チョット配線がスッキリして見栄えが良くなりました♪

次は足回りの作業に入ります!
つづく!!

White ELAN その2 ステップ1方向性決定編

White ELAN その2 ステップ1方向性決定編

前回ご紹介したように現在ELANのメンテナンス&モディファイを実施しています。
いきなりですが質問です!
ELANは大きく分けてシリーズ4まで御座いますが、原田号はシリーズ何でしょうか?
答えは原田を見かけた際にお声かけ下さい(笑)

と言うクイズをしたくなってしまう程、色々な仕様が混ざり合っている車となります。ノーマルとモディファイ両方とも好きな原田ですが、白ELAN号は色々といじっていきたいので今回の車はとても面白いベースと考えています。

今回のコンセプトは年に1~2回程度ミニサーキットを走り、ワインディングも気持ちよく走りたい!と言うコンセプトと決めています。White ELAN号は長い間動くことなく長期ガレージ保管されていた車両になる為、色々とチェックをして安心して走行出来る状態にするのが第1ステップとなります。

と、言いながらもついついモディファイしたくなってしまうのが車好きですよね(笑)例に漏れずモディファイも同時進行で進めています。

まずは、、、

  1. 各部の点検
    長らく走っていなかった車なので各部チェックが必須
    と、同時に現状の把握
  2. 電気系の配線をまとめたい!
    中途半端に配線処理されていた為、安全の為にまとめておきたい。
    これが結構面倒で時間が掛かりそう。。。
  3. 太いタイヤを履きたい!
    本来細いタイヤでキビキビと走るのがELANとは重々承知!

今回原田的には3番の太いタイヤと言うのは26Rに良く似合うヒストリックレース系タイヤを履けるようにしたいと考えています。26Rレプリカパーツを使えば簡単なのですが、あえて独自路線で悩みながら進めて行きたいと考えています。
さて、どうなることやら!

今回は画像無しブログとなってしまいましたが、次回は作業しながら写真を撮りたいと思います(-_-;)

次回に続く!

突然ですが、原田、LOTUS ELANを購入しました! その1

FORD ESCORTエステートのメンテナンス! クーラー編

忘れた頃に更新される原田のFORD ESCORT エステート作業日記ですが、今回はクーラーの取付がやっと完了(第一期工事)しましたのでレポート致します!

昨年の夏から時間を見てコツコツ作業をしてきましたが、週に1回2~3時間しか時間が取れなかった為、思うように作業が進まず、パーツの選定にも時間が掛かったりとで気が付けば寒い時期になってしまいましたが、やっと終了しました!テストは暖かくなってからですね(笑)

室内は助手席側にジャストで合う物をチョイスして装着。ジャスト過ぎて取付が大変でした。。。。
最後まで純正のヒーターを取り外して冷暖房一式のエアコンタイプにするか、別体クーラー式にするか迷いましたが、吊り下げタイプが今だからレトロに見えると思い別体クーラータイプにしました。


エンジンルームはワイヤータックとは言いませんが、なるべく配管を目立たないように設備したかったので、試行錯誤して取付。エンジンルーム上部からだとコンデンサーしか分からないと思います。


コンプレッサーは新たにステーを製作して取付。コンプレッサーはダブルベルトタイプですが、シンプルにしたかったので、とりあえずベルト1本掛けで様子を見る事にします。
一番大変だったのはコンデンサーの取付でした。ラジエターコアサポートの取付面積がエスコートは狭く、当初考えていた位置には取り付けることが出来ず、ラジエターにサンドイッチする事にしました。コンデンサーの取付も後日再調整したいと思います。

とりあえずエアコンガスを1本入れてコンプレッサーが動くことを確認。あとは漏れが無いかのチェックですが。それは夏の楽しみとする事にします。

クーラー編は目処が立ってきたので、エンジン編、エキゾースト編、サスペンション編、ブレーキ編と続けて行こうと思います。

※このブログで紹介している内容は原田が趣味として楽しんでいる車イジリをご紹介しています。作業に関して店舗ではお受けしていない内容も御座いますので、予めご了承下さい。

K4GP優勝のお祝いをいただきました!

おひさまぱんからK4GP優勝のお祝いをいただきました!ありがとうございます!!

おひさまぱんはクラブウィザムのサーキットイベントのケータリングサービスでいつもお世話になっている埼玉県伊奈町にあるパン屋さんです。K4GPでも毎年おいしいパンを届けていただいています。

可愛すぎて食べるのがもったいない。。。ずっと飾っておきたいくらいですが、美味しいうちにスタッフ全員でいただきました。ちなみにくまと車はアンパン、下はチョコパンです(^^


クラブウィザムのイベントで食べたあのパンを食べたくなったら、是非おひさまぱんに足を運んでみてください(^^
『Boulangerie おひさまぱん』

早春の福島・新潟 1泊2日ツーリング

Saitama/Factoryの絹川です。4月半ばの休日を利用して、夫婦二人 ELISEで1泊2日のツーリングに行ってきました。

 今回の旅の相棒はELISE SPORT220-II。実はELISEでの長距離ツーリングはこれが初めて。同行してくれた妻はスポーツカー&オープンカー自体が全くの初体験です。そのうえ「狭そう・荷物が積めない・注目をあびるのが恥ずかしい」と最初は乗り気ではありませんでした。

今回は東北道から福島経由で新潟を目指します。朝からあいにくの雨、パラパラとソフトトップを叩く雨音を聞きながらの出発となりました。

白河ICで高速を降り、会津方面へ。雨も止み、青空も広がってきたところでいよいよオープンに!ソフトトップの脱着は、慣れれば1-2分で完了します。

「空が青い!!」
それがオープンカー初体験の妻の第一声でした。

「普段着で乗れて、守られている安心感もあって、バイクよりも気構えずに非日常感が味わえるのがいいね!」と、思いのほかELISEを気に入った様子。旅の滑り出しはなかなか順調です。

 埼玉から北へ向かうにつれ季節が巻き戻っていくようで、関東では散り始めたソメイヨシノが、福島ではまだまだ蕾でした。それでも道端に咲く草花に、春の気配を感じることが出来ます。

 出発から5時間ほどで、最初の目的地 大内宿に到着しました。豊臣秀吉や伊達政宗も通行した記録が残っている会津西街道の宿場町。道の両端に立ち並ぶ茅葺屋根の家は、ほとんどが江戸時代のものだそうです。

 220psのELISE-Sは高速道路も快適ですが、やっぱりコーナーの続く山道でこそ本領を発揮します。まるで自分の腕が上がったのかと錯覚するほど思い通りにワインディングをトレースすることが出来ることに驚かされました。景色を楽しみながらツーリングペースで流しているだけでも、とにかく気持ちがいいのです。

 翌日は新潟から喜多方を目指します。山間部を抜ける小さな国道は起伏に富み手頃なワインディングが続く、コンパクトなELISEにはもってこいのルートです。道の途中、都会ではなかなか見られないふきのとうや福寿草にも出会うことが出来ました。

「トンネルの中はアトラクション感があって楽しい!」

実は妻は乗り物酔いしやすい体質なのですが、そんなことも忘れてはしゃぐ様子に、ステアリングを握る私も思わず嬉しくなります。

 今年は雪が少ないと聞いていましたが、路肩にはまだ雪が残っているところもありました。頭の上をなでていく、ひんやりとした空気の冷たさもこの時期のオープンエアの醍醐味の一つではないでしょうか。

  寄り道をしているうちに午後2時を回り、空腹が限界に達してしまいました。山都という小さな町で蕎麦屋へ飛び込み、寒ざらし蕎麦と天ぷらを注文。ひとくち食べて、妻と顔を見合わせてにんまり。蕎麦も天ぷらも大当たりでした!

蕎麦屋のご主人はELISEに興味津々。車が大好きで、様々な車を乗り継いできたそうです。「車がきっかけで接点のない人とも会話が生まれる」ことは、妻にとっては新鮮な体験であり、強く印象に残ったようでした。

 決して広いとは言えないELISEの荷室ですが、2人分の荷物が入ったボストンバック、そしてミラーレスカメラ・レンズ4本・ストロボ・三脚を収納して、さらにソフトトップも問題なく収まりました。開口部は小さいものの、カウルの幅一杯まで収納スペースは広がっていて、これだけ入れてもまだお土産を入れる余裕は残っています。

 まだまだ走り足りなかったのですが、陽が傾き始めてしまったため、後ろ髪を引かれつつも帰路に着きました。

 丸2日間ドライブして、ELISEの楽しさを再認識したと同時に驚いたのがELISEのシートの素晴らしさ。多くの車は腰やお尻に痛みを感じて何度も座り直したりするのですが、ELISEのシートは完璧に体に馴染み、痛みを感じることも座り直すこともありませんでした。これなら2泊・3泊のツーリングも難なくこなせそうです。

 ELISEに対してあまり興味を持っていなかった妻ですが、旅が終わる頃には「運転するほうが楽しそうな車だから、自分で運転してみたかったな」とまで言っていました。

今回の旅を通じて単なる移動手段としてではない車の魅力に触れ、スポーツカーに対するイメージが少し変わったようです。

私自身にとっても、ふとした風景や車内での出来事まで、普段乗っている車で出かける時よりも数段色濃く印象に残った二日間となり、ライトウェイトスポーツカーの奥深い魅力をあらためて実感することが出来た旅となりました。






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