LOTUS DAY エントリー締切まであと10日!

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年に一度、日本最大のロータス・ケータハムの祭典、ジャパンロータスデーの締め切りまであと10日となりました!

沢山のお申込みをいただき、ありがとうございます(^^  おかげさまで、スポーツ走行枠のうちロータスチャレンジAは定員に達しました。

現時点で下記の走行カテゴリーはまだ空きがございますので、エントリー希望の方はお急ぎ下さい!!

-ロータス・エキスパート&クラブマン(8:00-8:25)
タイム2分15秒未満のサーキット走行経験者向け

-ロータス・ヒストリック/ケータハム(8:35-9:00)
ヒストリックロータス・ケータハム向け

-ロータスクラブマン(11:50-12:15)
タイム2分20秒未満のサーキット走行経験者向け

-サーキットエクスペリエンス(13:35-14:00)
先導車付き・同乗化・ヘルメット不要・コース2周程度

-ロータスチャレンジB(15:55-16:20)

サーキット走行初心者向け

エントリーにはカード払いも可能な、Webエントリーをお勧めいたします(^^  その際には「メンテナンスディーラー、またはショップ」の項目に「ロータス練馬/Witham Cars」とご入力をお忘れなく!Web エントリーについては下記のURLをご覧くださいませ。
https://www.witham-cars.com/wp/?p=35396

ハイパーライトウェイトスポーツが熱い!!

みなさん、今月号のTipoはご覧になりましたか?

「ハイパーライトウェイトスポーツが熱い!最強最速最高のドライバビリティ」と題された記事で、Witham Carsが取り扱うLOTUS 3-Eleven・CATERHAM SEVEN 620R・KTM X-Bowの3台を、レーシングドライバーの加藤寛規選手が比較テストを行っています。

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○LOTUS 3Eleven
「スーパーGTで活躍するSGT EVORAに匹敵するパフォーマンスを持ち、コーナーリングスピードが格段に上がったにも関わらず、乗り易さも兼ね備えている」とのことです。先代の2-Elevenから大幅なパフォーマンスアップが図られています。やはりハンドリングは素晴らしいようですね!

○CATERHAM SEVEN 620R
「伝統の鋼管フレームに化物みたいなエンジンを詰め込んでいるから、とにかくジャジャ馬。純粋に1番楽しいと言えるのは620Rかも。」1.8kg/psと際立ったパワーウェイトレシオを持つ620Rは、レーシングドライバーが乗ってもはやりジャジャ馬なようです。高い運転技術を持っているからこそ”楽しい”と表現できるのかも知れません(^^

○KTM X-Bow GT
「カーボンモノコックシャシーのおかげで3台中1番の剛性の高さ。以前よりも熟成されてグッとコントローラブルになり、サーキットまで自走で行くといった使い方も楽にこなせる」レーシングカーさながらのシャシーや個性的なボディワークと裏腹に、とてもコントローラブルな車に仕上がっているようです。流石バイクで定評のあるKTMですね。

詳しいインプレッションは本誌をご覧ください。今月号はピンクの表紙が目印です(^^

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紹介されている3台のうち、LOTUS 3-Elevenだけは世界限定311台の特別モデル。受注期間は3月31日までとなっていますから、あと3週間ほどになってしまいましたね。

受注期間前でも、日本への割当て台数が売り切れれば、そこで打ち切りとなります。世界でも幸運な方だけが手にできる3-Eleven。ご興味をお持ちの方は、お急ぎ下さい!

お問合せ・ご注文は03-5968-4033までどうぞ!

ファクトリー便り No.90 ケータハムの細かな変更

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この部品はケータハムのラジエターマウントブッシュ、通称ボビンです。シャシーとラジエターを接続している部品です。もう何十年も使用され続けている部品で、セブンの車検整備における定期交換部品のひとつです。実際に使用されている場所はこちらです。
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長年使用されてきた定番部品なのですが、最近はここも何種類かの部品を使い分ける様になってきました。
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最新の620Rでは薄型のタイプが使用されています。
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そしてこちらはSEVEN160用のロングタイプ。ちゃんとシャシーやラジエターに合わせて使い分けているようです。あたりまえの事のようにも思えますが、品質改善等のため、細かな点まで積極的に設計変更を繰り返しているケータハムの姿勢がみえてきますね。

セブンライフのスタート! SEVEN160S

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いよいよ3月が始まり、何か暖かくなってきた様に勝手に感じている竹内です。本日はSEVEN160Sを納車させて頂きました。鮮やかなレッドのカラーリングです。オーナー様はセブンに乗るのは初めてなのですが、事前のリサーチでナビ、レーダー、ドライブレコーダーなど完全装備での出発です。幌やドアもトランクにしまって、思いっきり風を満喫しながらのセブンライフ・スタート!です。
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ファクトリー便り No.89  ケーターハムのサイクルフェンダー

今回は、サイクルフェンダーの違いについて紹介させていただきます。
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こちらが一般的によく見かける通常のサイクルフェンダーです。(本国ではサイクルウィングと呼ばれています)
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そしてこちらがあまり見かけない、ちょっと長いサイクルフェンダーです。注意して見てみるとわかりますが、パッと見では全然気が付かないほど自然でした。
皆さんもケーターハムを見かけたときはぜひフェンダーを観察してみてください。これら以外にも一風変わったフェンダーがあるかもしれません。
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余談ですがこちらはとても希少なアルミフェンダーです。フェンダーステーまでもアルミ製ですので、バネ下重量の軽さならほぼ負け無しかもしれません。憧れの逸品です。
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最後は車体サイズも走りも全然違うCSRのフェンダーです。形状も全然違いますね。写真では見えませんがフェンダーの上面部分には、空力を考慮してくぼみが作られています。リアサスペンションのダブルウィッシュボーン化も含め、とても特別な1台ですね。

ケーターハム クイックリリースボス取付

今回はSEVEN160にクイックリリースボスを取り付けましたので紹介させていただきます。
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今回はオプション装備であるMOMO製のステアリングからの変更ですので、ステアリングボスとステアリングシャフトのみの交換です。
純正のモトリタMk4からの変更の場合は、ステアリングも必要になります。
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純正のアルミ削りだしのボスもかっこいいですが、クイックリリースボスはさらにレーシーな印象ですね。
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クイックリリースボスにすると、脱着はワンタッチで簡単です。取り外せばこの通り、乗り降りが楽にできるスペースが確保できます。
3点止めのステアリングはラインナップも多く、色々なメーカーから出ているので、オーナーの個性を発揮できるポイントにもなりますね。
スーパーセブンは内装と外装が同じくらいよく見える車両ですので、見える部分にお客様のこだわりを取り付けてみてはいかがでしょうか。

SEVEN SPRINT 生産進行中

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ケータハム本国工場の最近の風景です。話題のセブン・スプリントも続々と生産が始まっている様です。
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この車両はメローイエローでしょうか。レッドのメーターパネルにスミスのクロームメッキが映えますね。
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セブン・スプリントのためだけに復活したクラムシェル・ウィングも準備が進んでいるようです。日本上陸が待ち遠しいですね。

ヴォグゾール オルタネーター交換

今回はスーパーセブンのオルタネーター交換作業を紹介します。
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今回のセブンはヴォグゾールエンジンを搭載したモデルです。あのJPEにも採用されていた2Lのツインカムですね。
スーパーセブンで長距離ツーリングもこなすオーナー様なので、これからも安心して長距離ドライブを楽しんで頂けるよう、オルタネータを交換させて頂きました。
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こちらが取り外したオルタネーターです。レギュレーターの絶縁体が溶けてしまい、本体外側に液体が出てきてしまっています。こうなってしまうとオルタネーターの寿命ですので早めに交換しましょう。
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新しく取り付けられたものがこちらです。20年以上前の車両ですが、未だに新品のオルタネーターが手に入ることに驚きです。
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最後に低負荷時と高負荷時の発電量を確認して作業完了です。オルタネーターの劣化はバッテリーへの負担が増えバッテリー本体の劣化も招く恐れがありますので、異常を感じた際は早めの点検、交換をお勧めいたします。

COSWORTH BDRの分解整備

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先日まで作業が継続していたケータハムのBDRの整備をご紹介致します。コスワースが開発したBDRは、セブンの長い歴史の中でも最も人気が高いエンジンです。オーナー様は最近オイルの滲みが気になるようになってきたため、ツインカムヘッドの分解点検、ガスケットやタイミングベルトの交換などを実施することになりました。
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カムカバーを取り外すとベルト駆動のシンプルなツインカムの構造がみえてきます。さらにどんどん分解していきます。
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ツインカムヘッドを降ろしてバルブを分解し、燃焼室の状況を確認します。燃焼室やバルブ、ポートには、カーボンスラッジが付着していました。これからきれいに清掃していきます。
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こちらは燃焼室のポートを拡大したところです。やはりカーボンが溜まっています。
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こちらが清掃が完了したバルブ、もちろんステムシールの交換やバルブシートとの摺合わせも実施します。
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ポート内部も慎重にスラッジを除去、地道な手作業の連続です。
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すっかりきれいになった燃焼室、ヘッドガスケットやタイミングベルトも交換しました。これで気持よく吹け上がってくれるはずです。
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ヘッドの組付けもBDRの難作業のひとつです。カムシャフトとカムスプロケットの勘合部分にはキー溝がなく、クランクにもアイマークがないため、バルブタイミングを合わせるためには正確な計測と微妙な調整が不可欠です。ダイヤルゲージを見ながら慎重に調整を続けます。調整次第でエンジンのパフォーマンス自体が左右されてしまいますので、経験とノウハウが最も重要です。まるでメカニックの技術を試すかのような、BDRならではの作業ですね。
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無事に完成したBDR、F1で一時代を築いたDFVにも似たBDRのカムカバーがツインウェーバーと並ぶ姿は、いつ見ても絵になりますね。電子制御を寄せ付けないメカの塊りが持つ、独特の迫力があります。オイルの滲みも止まり、BDRの豪快な吹け上がりにオーナー様も大満足のご様子でした。

ファクトリー便り No.88 ステアリングラックの点検

今回は納車点検中のELISE MkⅡの整備風景を紹介します。
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こちらの車両は納車整備中にステアリングラックのガタを見つけました。バックラッシュ調整を行います。
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まずはタイロッドエンド、ステアリングシャフト、ステアリングラック本体をシャシーに固定しているボルトを外していきます。
国産車などの多くはステアリングラック をゴムブッシュを介してフレームもしくはサブフレームに固定しますが、ロータスやケーターハムはフレームにダイレクトに取り付けされていて、路面からのインフォメーションを重要視していることがうかがえます。
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ステアリングラックはギリギリまで絞りこまれたスペースに収められているので、取り外す際は知恵の輪のような難しさがあります。
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もちろんエリーゼのステアリングにパワーアシストは一切有りませんので、軽量かつシンプルですね。
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回転トルクとバックラッシュの調整を行い取り付け、ガタが消えていることを確認して作業完了です。
エリーゼ、エクシージのステアリングラックは、走行距離に比例してガタが生じる場合があります。当社では中古車を全車確認し、必要に応じて調整又は交換をしてから納車しています。