スポーツ走行前点検のススメ


ここ数年は春に行われていたJAPAN LOTUS DAYですが、今年は9月2日の開催です!まだまだ先だと思っていましたが、あと3週間ほどとなってしまいました。ロータス/ケータハムでのご参加は車両エントリーが必要ですので、お申込みをお忘れなく!詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

様々なコンテンツが用意されているLOTUS DAYの中で、人気はやはりサーキット走行。愛車で富士スピードウェイを走ることができるチャンスです。特にELISE・EXIGE・EVORA・CATERHAMのオーナー様は申し込まれている方が多いと思いますが、愛車の点検・整備はお済みでしょうか?
1.5kmという世界有数のメインストレートを持つ富士スピードウェイでは、マシンに掛かる負荷は一般公道とは比較になりません。定期的なオイル交換や法定点検を受けている方も、サーキット走行前には専門店に点検をご依頼ください。
Witham Carsでは、安心してアクセルを踏むために、そして何よりも安全にサーキット走るために「スポーツ走行前点検プラン」をご用意しておりますので、ぜひご相談ください。法定12ヶ月点検等に含まれない箇所も、レースカーの製作やレースサポート等の経験も豊富なメカニックがしっかりと点検いたします。
ご入庫のご予約は048-423-2404まで、お気軽にどうぞ!

LOTUS EUROPA コーナーウェイト/車重計測

納車を間近に控え、作業も大詰めのLOTUS EUROPAをコーナーウェイトゲージに載せて計測を行います。
コーナーウェイトゲージは車輪1輪毎にかかっている重量や車重などを計測することが可能です。前後左右それぞれの車輪の重量バランスをチェックし、車高/コーナーウェイトの調整を行います。

車検証の上では720kgとなっているEUROPA。さて、気になる車重は・・・表示された数字に思わずニヤリとしてしまいました(^^ オイル/ガソリンが入った走行可能な状態でこの車重です。流石はLOTUSですね。

LOTUS ELAN Sr.2 納車前 最後の仕上げ

LOTUS ELAN Sr.2納車前の最後の仕上げとしてボディコーティングが行われています。

入念にマスキングを施したボディを時間をかけて丹念に磨き、コーティングの下地を作り上げて行きます。マスキングからコーティングまで、1日がかりの作業です。複雑な形状のボディであれば作業が2日に渡ることもあります。

磨き終わったボディは本当に一皮むけたかのような輝きです。新車だけではなく、中古車やヒストリックカーにもコーティングはおすすめですよ。

LOTUS EUROPA SPECIAL 試走開始!

先週からLOTUS EUROPA SPECIALの試走が始まりました。実際に走らせて見ると、少なからず不具合が見つかります。

まずはキャブレターの燃調です。低回転域でセッティングが出ていないため、スロージェットの交換をしました。納得の行く状態になるまで、セッティングと試走を繰り返します。


トランクリッドバーの軸穴が広がっていたため、アルミでプレートを製作して取り付けました。トランク自体は樹脂製ですから、アルミプレートは割れや摩耗の予防にもなります。

その他にもフューエルゲージのセンダーの微調整や

ステアリングセンターの調整など、地道な作業が続いています。ここまで徹底的に手を入れると、お客様の車両ではありますが、愛着が湧いて来てしまいますね。
さぁ、いよいよ納車間近です。

LOTUS ELAN Sr2 納車整備スタート

先日ご成約いただいたLOTUS ELAN Sr2の納車整備が始まりました。

エンジンの負圧で作動するリトラクタブルヘッドライト。電動ではないので、エンジンを始動させないとノブを引いても開きません。
通常はエンジンを止めると負圧が抜けていつの間にか”目”は閉じてしまうものが多いのですが、このエランは1時間経っても目は閉じません。
もともと程度の素晴らしい車体ということもありますが、以前弊社で負圧の経路を徹底的にメンテナンスしているため、負圧が抜けにくいのです。

全体的に60年代生産とは思えないコンディションを保っていますが、オイルのにじみや見えない部分のゴム類の劣化なども考えられますので、しっかり点検・整備をすすめていきます。
今年の秋のツーリングはぜひこのELANでご参加いただけたらと思います。納車まで楽しみにお待ち下さい!

本格的な夏が来る前に

天気予報を見ながら「しばらく傘マークがないな」なんて思っていたら、7月に入る前に梅雨が明けてしまいました。ようやくツーリングやサーキットの予定を立てやすくなりましたが、愛車の準備は万端ですか?
エアコンの効きがなんとなく悪いとか、そろそろオイル/タイヤ交換の時期という方は、本格的な暑さが到来する前の(すでにかなりの暑さですが(^^; )点検・整備がお勧めです。
7月7日のClub Witham Seven Lunch Party 及び 7月22日のEnjoy! Circuit Run@日光サーキットにご参加の方も、ぜひイベント前にご入庫ください。
夏休みのシーズンに近づくに連れてファクトリーも混み合ってまいりますので、入庫をご希望の方は早めのご予約をお待ちしております。

オイル交換キャンペーンは6月30日まで!

ご好評をいただいている、Witham Cars オイル交換キャンペーンも間もなく終了となります。
当日のご連絡でもご入庫いただける場合がございますので、オイル交換をご希望の方は048-423-2404までまずお問い合わせください。

キャンペーンを見逃していた方に改めてご紹介いたします。
Witham Carsオイル交換キャンペーンでは、オイル交換をしてくださった方にオイルフィルターやスパナチェックをプレゼント!
◆エンジンオイル交換
→オイルフィルター代無料
(作業時間目安:約1時間)

◆エンジンオイル・ミッションオイル・デフオイル交換
→オイルフィルター代+オイルフィルター交換工賃無料
(作業時間目安:約2時間)

◆エンジンオイル・ミッションオイル・ブレーキ/クラッチフルード交換
→足回りスパナチェック無料
(作業時間目安:約3時間)

対象オイル
エンジンオイル:4CR ・Triple-R・Prostage-S
ミッションオイル:WR7590G・RG5120
ブレーキ/クラッチフルード:SP4
オイル交換はお待ちいただいている間に作業が可能ですので、この機会に是非ご依頼ください

LOTUS EUROPA SPECIAL バッテリートレイ製作

前回に引き続き、LOTUS EUROPAの納車整備を行っています。
この車両は大きなサイズのバッテリーがトランクルームに搭載されていましたので、今回はバッテリートレイを製作しエンジンルームに移設します。

この画像はバッテリー搭載予定箇所をタイヤハウス側からみたものです。上がボディ・下がフレームで、両者の間にすき間があいています。
このままボディにバッテリートレイを固定してしまうと、バッテリーの重さと振動によってFRPにクラックが入り、やがて大きなトラブルに繋がりかねません。
こすき間をアルミプレートなどで埋める方法も検討しましたが、前から後ろにかけてすき間のクリアランスが変化しているため容易ではなさそうです。

そこで旋盤で製作したアルミのカラーを挟むことにしました。カラーはボディーを貫通しており、バッテリーの重量を完全にフレームで受け止めるため、FRPボディに負荷はかかりません。

バッテリートレイもこの車両のためにアルミで専用品を製作しました。バッテリーはコンパクトかつ安定した性能を発揮するオデッセイのドライセルです。

バッテリーの再配線をし点検をすませば、いよいよ試走が可能な状態になります。

LOTUS ELAN エアクリーナー装着

今回は、LOTUS ELANのエアクリーナの取り付けを行います。
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この車両はエアクリーナーボックスが取り外された、純正のダクトのみが残された状態でした。
そこで純正エアクリーナーダクトに適合する径のエアクリーナーを探して取り付けます。
ダクトの内径を計測し、一番サイズが近い外形80mmのエアクリーナーを取り寄せましたが、2~3mmの径の差がありそのままでは装着が出来ません。ダクトに少しずつ熱を加えながら、エアクリーナーのサイズに合わせて装着しました。
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1枚目の画像でダクトにぶら下がった状態になったいるエアクリーナーを、適正な位置に固定するためアルミでステーを製作します。
アルミの板を単に曲げただけでは振動に耐えられないため、長辺の部分をベンダーでL字に曲げることで強度を出し、さらに根元の部分を溶接で補強します。
さらにエンジンの振動や走行中の揺れを考慮して、セブンのマフラーの防振に使用されるブッシュ(ボビン)を間に挟みました。
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走行中に雨に降られても、むき出しのエアクリーナーに直接雨粒があたらないように、出来るだけ上の方に固定できるようにステーの長さを調節いたしました。
このエランの納車整備も終盤に差し掛かりました。後は試走と調整を繰り返し、安心して乗っていただける状態に仕上げていきます。

SIDEWAY TROPHY 参戦!

本日開催されているは「FESTIVAL of SIDEWAY TROPHY」にClub Witham Racingもエントリーしています。同行のメカニックから現地の様子が送られてきました。
「当時のモーターレースを再現する」というコンセプトのもと行われるSIDEWAY TROPHYは、1968年製までの希少な車たちがしのぎを削るヒストリックカーレース。カラーリングや装着タイヤ(DUNLOP CR65のみ)、エントラントのウェアについても規定があり、まるで1960年代のサーキットにいるかのような雰囲気です。
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Club Witham Racingからはこの日のために仕上げて来たGINETTA G4がエントリー。「Sebring 40m Trophy」と名付けられた2ドライバーによる40分耐久レースに、G4オーナー様と弊社代表篠原の2名で挑みます。
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14時過ぎから本戦がスタートするそうです。応援よろしくお願いいたします!
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