この写真はエンドミルによるフライス加工です。金属を切削して形状を作り出す工具なのですが、既存の部品にひと手間加えて完成したのが、次の写真です。
ドライブレコーダーをセブンのロールバーに固定するブラケットが完成しました。今回BDRの納車整備では、色々なものを製作しました。例えば、
カーナビもステーを加工して、このように見やすい位置に固定できました。
SMITHSのタコメーターも、ベースプレートを追加して、ずいぶんカフェレーサーの雰囲気が高まりました。
さらに3点式シートベルトのユニットも、剛性を十分に確保したステーを製作しましたので、安心してお乗り頂けます。
ついに完成したBDR、セブン仲間も駆けつけてきました!梅雨の季節はまだ先ですから、じっくりとセブンを楽しんで頂きたいと思います。
ファクトリー便り No.54
こんにちは!ウィザムカーズのメカニック高橋です!
先日の弊社ブログでもご紹介させて頂いたスーパーセブンBDRの納車整備ですが、車輌のリフレッシュ計画も進行してきましたので、ご紹介させていただきます!
まずはこちらから!
これはセブンのセンタートンネルに覆っているカーペットです。セブンのインテリアは直射日光や外気にさらされることが多いため、どうしても経年劣化によってヤレてしまいがちです。今回はオーナー様のご要望で、新品のカーペットへ交換しリフレッシュいたしました!
丁寧にカーペットが張られていきます。浮いてしまったり、シワになってしまわないように何度も微調整を繰り返します。
またカーペットと合わせてシフトコンソールも交換いたしました!運転中ドライバーの視界にも入る部分ですので、ここがシャキッとしているととても気持ちが良いのではないでしょうか♪
そして運転席と助手席も、現行のケータハムの純正レザーシートに交換しました。
新しいシートへの交換にあたり、シートレールの固定方法が現状とは異なるため、床面への補強プレートを新たに製作致しました。これでしっかりと床面の強度を確保して、問題無く最新のシートをお使いいただけます♪
製造から20年以上が経過したBDRですが、機械的な部分だけではなくインテリア等のリフレッシュも追加することで、さらに快適に乗っていただけます!
今日も入念に整備を進めさせていただいておりますので、ご納車までもう少々お待ち下さい!
セブンのカラーリング!ご相談下さい
昨日はウィザムカーズ・ストアでランブレッタ・カラーのSEVEN160を納車させて頂きました。ユニオンジャックをボディ全体に配したデザインは、どんな場所でも否応なしに注目される一台ですね。さらに上の写真は短命に終わったスーパーライトR600に施されたF1チームのカラーリングです。先日富士スピードウェイで大活躍したSEVEN160にも、このカラーリングが採用されました。
さらに竹内が一推しなのが、このデザイン!ケータハムの新しいCIに基づいたカラースキームを目一杯大きく車体に配置しています。ユニオンジャックをグリーン系で 解釈し直したロゴマークは、ケータハムが新しい時代に突入していることを感じさせますね。
どんなカラーリングでもまずはウィザムカーズ・ファクトリーご相談下さい。
ファクトリー便り No.36
こんにちは!ウィザムカーズの新人メカニック高橋です!
今回はセブン160用のアラゴスタサスペンションキットとウィザムカーズオリジナルの13インチアルミホイールをご紹介させていただきます(^^)
まずはこちらのアラゴスタサスペンションキットのご紹介です。ノーマルのビルシュタインのサスペンションは車高、減衰力共に固定式ですが、こちらのアラゴスタサスペンションは車高、減衰力共に調整式ですのでお客様のお好みに合わせたセットでお乗りいただくことが出来ます♪アラゴスタのサスペンションキットはエリーゼ等でも大変人気のモディファイメニューです。(^_^)
カシマコーティングの施されたダンパーケースとオレンジ色のラーナスプリングがとても存在感がありますよね!足回りの露出しているセブンはこういった部分がドライバーシートから目に入るだけでもとても気分が高まりますよ(^^)
今回はお客様のご要望で車高は約1cmダウンでセットさせて頂きました。
そしてこちらはウィザムカーズオリジナルの13インチアルミホイールです。ノーマルの14インチのスチールホイールから「あえて」13インチへとインチダウンすることによってタイヤ内のエアボリュームを増やして、乗り心地の向上を図っています。
さらにこちらはアルミホイールですのでホイールのインチダウンと相まってノーマルと比較してかなり軽量に仕上げることが出来ています。ノーマルがタイヤを取り付けた状態で1本約12kgなのに対し、オリジナルホイールは1サイズ太いタイヤを取り付けた状態で約10kgと1本あたり約2kg軽量となっております(^^♪車重の非常に軽いセブンですからバネ下重量の軽量化による効果はとても大きいですよ!
足周りを程よく引き締めてくれるアラゴスタサスペンションと走り出しから軽さを感じる事のできるオリジナルアルミホイールはまさにベストな組み合わせと言えるのではないでしょうか!詳細はこちら
ステアリングのカラーオプション
ウィザムカーズだけのオプションのひとつに、ステアリングのレザーの張替えがあります。通気性や防水性、色など様々なサンプルからお好みのレザーを選んで、インテリアにアクセントを加えることができる人気のカスタマイズです。今回はケータハムのSEVEN160の純正ステアリングを張り替えてみました。
レザーの色は、ケータハムのインテリア・カラーとしては定番ともいえる赤を選択 しました。赤いインテリアはケータハム自体も限定車に採用するほどの人気です。(写真ではステアリングは黒ですね)
このカラーリングのモチーフとなったのは、ロータスのフォーミュラカーのコクピットだと言われています。例えばジム・クラークの頃のF1も、ボディカラーはまだイギリスのナショナルカラーであるグリーンですが、ステアリングやメーターパネル、シートなどが赤で統一されています。
しかし、クラークが活躍した60年代前半より前に存在したセブンのシリーズ1には、すでに赤い内装が採用されていたことを思い出しました。ロータスのロードカーとフォーミュラカー、どちらが最初に赤い内装を採用したのか、急に興味がわいてきました。
色々と調べてみると、チームロータスの最初のF1であるTYPE12(1958年)も、内装は赤です。一方セブンより前のロードカーMark.6(1952年)では赤いシートの車両もありますが、これは後年レストアされた可能性もあります。ロータスエンジニアリング時代のF2あたりが、赤い内装の起源なのでしょうか。そもそもなぜ赤なのでしょうか。なぜ会社名が「チャップマン」ではなく「ロータス」なのかという疑問と同様、赤い内装の起源も解けない謎のひとつかもしれません。
ファクトリー便り No.35
こんにちは!ウィザムカーズの新人メカニック髙橋です!
今回のファクトリー便りはこんな作業のご紹介です(^^♪
こちらは新車でオーダーを頂きましたセブン160のボディコーティング作業の様子です。ボディコーティングは以前にもファクトリー便りでご紹介した作業で、お車をご購入頂きましたお客様には新車、中古車に限らず大変人気のメニューとなっております(^^)今回はセブンへのコーティングということで、この作業の「こだわりポイント」の1つをご紹介させていただきます(^-^)
ボディーコーティングを行う際にはまずボディ表面を研磨して滑らかにし、その上にコーティングを施していきます。そのボディ研磨の際にどうしても研磨剤(コンパウンド)が流れ出てしまうため、コーティングの必要の無い部分や室内等の研磨剤の入ってはいけないところには、マスキングテープやビニールを用いて養生をします。
セブンの場合はこの下準備の作業がとても大事で、この下準備こそがウィザムカーズのボディーコーティングの「こだわりポイント」の一つなのです(^^♪室内はもちろんのことですがグリルやエンブレム、はたまたワイパーやモールまで隙間という隙間に徹底的にマスキングを施していきます。セブンの場合はマスキングをする部分が非常に多いので手間と時間がかかってしまいますが、丁寧にマスキングをすることでコーティングが仕上がった時の美しさがかなり変わってくるんです!
最近はオールペイントのセブンを選ばれるお客様も非常に多いので、このボディーコーティングは非常にオススメの作業ですよ!(^^♪
USED CAR入荷速報!!ケータハム Kレーシング
ケータハムの中古車入荷のご案内です。今回の車両は2003年式のK-Racing、アーチモータースが剛性を大幅に強化させたレーシング・シャシーに、ハイカムとローラーバレル式4連スロットルで武装した究極のローバーKエンジンを組み合わせた、まさにレーシングカーと呼ぶべきセブンです。
エンジンはウェーバーアルファで制御され、最高出力は220馬力に達します。 FORCE製アジャスタブルダンパーが支える足回りは、翼断面のワイドトラックウィッシュボーン・アームに変更され、ホイールは14インチのワタナベ・マグネシウムを装着しています。さらにブレーキもフロント4ピストン、リア2ピストンのキャリパーが装備される等、全く死角の無いモディファイが車両全体に施されています。コクピットは当然の如くレーシングスクリーンが採用され、ロールバーもシングルタイプです。この世代のケータハムの頂点というと、ローバーエンジン搭載世代のR500を思い浮かべる方も多いと思いますが、K-RACINGはエンジンもシャシーもR500と比較しても全く遜色が無いスペックを誇りながらも、乗りやすさや耐久性も考慮したセッティングが与えられており、スポーツカーとしての完成度を比較すると、このK-RACINGこそが最強モデルと言えます。ハイパフォーマンスなセブンでサーキットからワインディングまで存分に楽しみたい方に最適なモデルが、このK-RACINGなのです。週末はぜひウィザムカーズファクトリーで、最強のケータハムをご覧下さい。
ケータハム新デザインホイールのご紹介
ケータハムの新しいモデルレンジに追加されたSEVEN270は、たくさんのオプションも用意されています。少しずつここでご紹介したいと思いますが、今回はホイールです。従来からの14インチアルミホイールだけではなく、新たに13インチのAPOLLOが追加されています。上の写真がそれなのですが、写真のブラックだけではなく、シルバーも選択可能です。13インチを履いたセブンはかなりレーシーでクラシックな印象です。加速性能の軽量化だけを追い求めたピュアなセブンに仕上がります。
そしてこちらは15インチのORCUSホイール、写真のシルバー以外に、アンスラサイト色も選択できます。画像では従来の15インチと似たルックスですが、実際は立体感が強い造形でスポーク のエッジが印象的なホイールです。現代的過ぎずスポーティでシンプルなデザインですね。詳しいスペックはケータハムさいたま・ウィザムカーズファクトリーまでお問合わせ下さい。
USED CAR 展示中です
ケータハム・クラシックモディファイ企画中
ブログをご覧頂いております皆様、ウィザムカーズの新人メカニック高橋です!
最近は気持ちの良い秋晴れが続き、絶好のツーリング日和ですね(^^)。おかげ様でウィザムカーズファクトリーでは、ケータハムのお問合わせが増えています。
さてこちらは弊社ユーズドカーのケータハム・ ロードスポーツ200です。125馬力の1.6SIGMAエンジンを搭載したスタンダードモデルで、ソフトトップやサイドスクリーン、ヒーターなどツーリング装備は全てそろっているお買得な1台です。
さらにオプションのブラックパックも装備しており、スクリーンのフレームやミラーがブラックペイントされております(^_^)。そのままでもシックな装いでとてもカッコイイのですが、ボディカラーも英国車ならではのソリッドなグリーンですので、今回ウィザムカーズではよりクラシカルな雰囲気のセブンを目指すために、弊社竹内がさらなるモディファイを検討中です。
ブラックパックのウィンドスクリーンをシルバーに、そしてヘッドライトをクロームメッキに交換すると、 一気にクラシックな雰囲気が倍増しますね。サイドミラーをあれにしてロールバーをこれにしてなど、妄想中の竹内です。
もうすぐ完成形をご紹介できると思いますので、楽しみにお待ち下さい。もちろん従来のブラックパック付の仕様をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、ブラックパックのままでのご案内も可能です。
こちらのロードスポーツ200は現在ウィザムカーズファクトリーにて展示しております。ファクトリーではその他にもロータスをはじめ多数のユーズドカーを展示中でございます(^^)
是非ウィザムカーズファクトリーへ足をお運びくださいませ!皆様のご来店心よりお待ちしております!