オイル交換キャンペーンをご覧いただき、SEVEN 160のオイル交換をご依頼いただきました。ありがとうございます!
そして同時にSEVEN 160用クラシックマフラー(ショートタイプ)もご注文いただきましたので、ご紹介いたします。
小ぶりでクラシックなシルエットのサイレンサーは、8スポークのアルミホイールとの相性もいいですね。
余談ですが、こちらのSEVEN 160用アルミホイールはブロンズカラーでオーダーしていただいたものです。標準のシルバー以外にも、ブロンズ・ブラック・ホワイト・ゴールド等もオプションでご注文いただけますので、お好みに合わせてお選びください。
オイル交換キャンペーンは残すところあと2週間となりました。またSEVEN 160マフラーの初回ロットも少なくなってまいりましたので、入庫のご予約・ご注文は048-423-2404までお早めにどうぞ!
SEVEN 250 オイルキャッチタンク装着
今回は、サーキット走行時のブローバイのオイルミスト対策に、Super Seven 250 (sigma)にオイルキャッチタンク取付けのご依頼をいただきました。
仮組み時の画像を先にお見せしますが、Super Sevenはコンパクトな分エンジンルームのスペースも限られます。
キャッチタンクの容量や、どの位置にどのように取付けするか、十分な検討が必要です。弊社代表の篠原とメカニック2,3人での議論の結果、キャッチタンクの容量は1L、取り付け位置は助手席の足元のバルクヘッドに決定しました。
プレートを介さずに取付けも出来るのですが、そのまま固定するとタンクが斜めになってしまいます。
容量を無駄なく活かすには、水平に安定して固定したいところです。今回は足元のバルクヘッドの傾斜に合わせ、このようにアルミで取付けプレートをワンオフで作成しました。これから配管作業をして参ります。
弊社には工作機械も揃っていますので、このようなワンオフパーツも自社内で製作が可能です。LOTUSやCATERHAMでお悩みの方はWitham Cars FACTORYにご相談下さい。
SEVEN160用マフラー 間もなく発売
大変長らくお待たせいたしました!Witham Cars オリジナルのSEVEN 160用マフラーが間もなく完成いたします。
車体に取付けての最終チェック中。
小ぶりで丸みのあるデザインは、アルミ/グリーンのトラッドなSEVEN 160はもちろん、SEVEN SPRINTやSUPER SPRINTには純正品のようにフィットします。
GW明けには詳細をお伝え出来ると思いますので、どうぞお楽しみに!
CATERHAM BDR 足回りブッシュ交換
今回は1988年式 Caterham superseven BDR のサスアームブッシュの交換を行います。
サスアームを外す前に、ラジエターを外さないとスタビライザーが外れない為、ブッシュ交換をするためには写真のような状態にする必要があります。
今回は車検整備もあり、88年式ということもありますので、手が入りにくい部分をクリーニングしながら、普段は目が届かない部分やフレームに異常はないかなど、点検していきます。
しかし、BDRはたたずまいすらカッコイイですね。ついつい見とれてしまいました。
上の画像はロアアームの前側ですが、ブッシュを取り外して確認するまでもなく、ゴムが劣化しているのがいるのがわかります。分解すると、全体的に痩せてしまっている状態でした。
このフレームはフロントアッパーアームがIアームなので、最近のSuper Sevenには見られないサスアームの形状をしておりますが、使用するブッシュは同じです。
インナーカラーが中心からずれているのがおわかりいただけるでしょうか? 車重がかかり、ゴムが変形した状態で硬化してしまっているため、時間が経つとブッシュはこのような状態となります。
僅かなズレではありますが、当然アライメントが狂っていきますし、乗りごこちやハンドリングにも影響が現れてくる部分です。
今回は全てのブッシュを交換してリフレッシュいたしましたので、走り始めた瞬間にその変化をハッキリと感じていただけると思います。
used parts info. – SEVEN160 軽量アルミホイール –
中古パーツ情報
Witham Cars SEVEN160 軽量アルミホイール スタンダード (適合車種:CATERHAM SEVEN160)
SOLD
アルミホイール+ タイヤ付き 4本セット
タイヤ YOKOHAMA ECOS 165/70R13
SEVEN 160がさらに楽しい車になります! タイヤ+ホイールで2kg/本のバネ下の軽量化(純正比)となり、2ランク上の乗り心地と楽しんでアクセルを踏めるコントロール性を実現するSEVEN 160用アルミホイールです。
こちらのホイール・タイヤは共に走行1,000km弱、サーキット未使用で大変綺麗な状態です。現在こちらのスタンダードモデルは納期未定でご注文がお受けできない状態ですので、お探しの方はこの機会をお見逃しなく。
取付も是非ウィザムカーズにお任せ下さい。取り付け工賃など、パーツについてのお問い合わせはお気軽にどうぞ。お電話・FAXでも承っております。
SEVEN 270Rにドライバッテリーを搭載
今回は、CATERHAM Seven 270s のバッテリー交換のご依頼をいただきました。同じバッテリーへの交換ではなく、モアパワーなバッテリーにコンバートします。
上の写真は純正のバッテリーです。新しいバッテリーはオデッセイドライバッテリーをご指名いただきました。
縦横関係なく設置が可能で、自己放電が少なく、充電残量が少ないときもクランキング可能という特性を持つ、ロータスオーナーにも人気のバッテリーです。リチウムイオンほど高額ではなく、取り扱いに気を使わないでいいのもオススメ出来るポイントです。
適合するサイズのドライバッテリーは端子を上を向くように置くとトレーに収まりません。必然的に縦に置くことになるのですが、それでも数ミリ大きくボンネットに当たってしまいます。そこでトレー下の8mmのスペーサを4mmに交換し、専用の帯状の固定金具を製作しました。
純正品のように綺麗にエンジンルームに収まりました。これでバッテリーに関する心配が少し減りますね。
CSR350 Part2 オリジナルシフトカラー取付け
今回はCATERHAM CSR350にWitham Carsオリジナルシフトリンクカラーの取付けを行いましたので、ご紹介させていただきます。
CSR純正のシフトレバーとシフトシャフトのスペーサーカラーは樹脂製です。力のかかる金属の間に挟まれているパーツですから、シフトチェンジの度に摩耗が進んでいきます。上の写真は30,000km走行した車両から取り外したパーツです。樹脂が擦れて薄くなり、一部は欠損してなくなってしまっているのがおわかりいただけるでしょうか?
上の動画はシフトカラーを交換する前のシフトノブのガタです。ジョイント部分では少しのガタでも、シフトノブの先端では大きなガタとなります。シフトミスにも繋がりますし、なによりフィーリングが悪いですよね。
そこで、弊社では上の写真のような金属製のスペーサーカラーを制作しました。
上の動画はオリジナルシフトカラーを取付けた後のものです。Beforeの動画と見比べて頂くと、全体的なガタが減っているのがハッキリとおわかりいただけると思います。シフトタッチもダイレクトなものになりました。
CSR350 Part1 フューエルラインリフレッシュ
今回はCSR350のフューエルラインのホース交換を行いました。
こちらはフューエルタンク側の画像です。シリーズ6シャシーを持つCSRはリアの足回りが複雑なため、トランク側からアクセスしないと作業が非常に困難です。まずはトランクルームのカーペットとハニカム構造のボードを取り外していきます。
カバーを取り外すとこのようにデフ周辺が丸見えになります。
ホースを確認してみると劣化による細かなひび割れがあることがわかります。ホースの口の部分もかなり劣化が進行していますね。幸いまだ燃料漏れには至っていませんでした。今回交換したことで、また安心してお乗りいただけます。
交換したホースがカバーに接触しないことを確認しつつ取付けをして作業完了です。最後にエンジンルーム側です。
エンジンルームに使用されているフューエルホースはとても短いです。
ですが、こちらも取り外してみると長い亀裂が確認出来ました。ホースには2010年の刻印があります。ゴム類は8年も経てばやはり劣化は避けられません。
こちらも新品に交換して完了です。フューエルホースからの燃料漏れは車両火災にもつながる可能性があります。保管状態・環境によって劣化の進み具合は変わってきますので、まだそんなに時間が経過していない車両でも定期的な点検を行ってください。必要ならば早めに交換することをお勧めいたします。
SEVEN 160 K4GPマシン製作 5
ロールケージの装着に合わせて、ボディに直接マウントされていたセンターミラーを取り外し、ロールケージにクランプするタイプに交換しました。視界を遮る位置にあったミラーがなくなり、後方の視野角が広がったことで、前方後方ともに死角が減少。様々なレベルのマシンが混走するK4GPでは大きな安心感にもつながります。
実はこのミラーもケータハムからオプションパーツとして用意されているものなんです。
ステアリングは純正のMotolitaから、Sparco製に変更しました。同時にワンタッチでステアリングが取り外せるように、クイックリリースステアリングボスを装着しています。これで素早いドライバーチェンジが行えますね。Dシェイプの小径ステアリングは見た目にもレーシー!
クイックリリースボスはサーキットを走らない方にもお勧めですよ(^^
もともとシンプル極まりないセブンのコクピットですが、よりレースカーらしくなってきました!助手席側のシートは取り外して、消化器を設置。シフトレバー左上のディスプレイにリアルタイムにラップタイムが表示されます。新たに取り付けたセンターミラーの視野の広さもお分かりいただけるでしょうか。
K4GPまであと8日。作業は順調に進行しております!
SEVEN 1600GTS オルタネーター交換
今回はケントエンジンを搭載しているセブン1600GTSのオルタネーター交換を紹介させていただきます。
こちらの車両はエンジンが掛かっているにも関わらず、チャージランプが点灯してしまうためご入庫しました。まずはエンジン運転中の無負荷での発電量を測ってみたところ、12.5Vしかありませんでした。高負荷時は11V台まで落ちてしまう為、早速ハーネスやコネクター類のチェックから点検を始めましたが、オルタネーター本体が原因であることが判明しました。
上の写真が新品に変えたオルタネーター(左)と取り外したオルタネーター(右)です。単体で回転させてみるとわかりますが、ベアリングもヘタってしまってゴリゴリという感触があり、オルタネーター本来の回転抵抗も全く無くなってしまっています。まだまだ新品のオルタネーターが手に入りますので、今回はVALEOをチョイスしました。
同時にオルタネーターに接続されるコネクターも、新品に交換です。エキマニが近いため、高温に晒された配線の被覆が少々硬くなり始めていました。こちらも、通電抵抗によっては配線の引き直し等が必要になる場合もあるので、注意したいポイントですね。
交換作業が完了したら、再度無負荷時の発電量を測定していきます。交換前に比べると、一気に数値が増えました。高負荷時も13.8Vを下回ることはなく、安定して発電していることが確認できます。
ケントだけでなく、ロータスT/C、ローバーKを搭載しているスーパーセブンは、スターターやオルタネーターのすぐ近くをエキマニが通過するため、高熱に晒されやすい環境です。過熱と冷却を繰り返すと、電子部品はどんどん劣化していきますので、定期的なメンテナンスをおすすめします。